バッテリー （ 試写会 ）

『 バッテリー 』 （ 試写会 ）
[監]滝田洋二郎
[原]あさのあつこ(角川文庫刊)
[製]黒井和男
[脚]森下直
[出]林遣都　山田健太　鎗田晟裕　蓮佛美沙子　天海祐希　岸谷五朗　菅原文太　萩原聖人

　自分の投球に自信を持つクールな中学生ピッチャー・巧は、同級生の豪とバッテリーを組む。部の管理野球を嫌って監督と衝突する巧に、クラスの繭はひかれていくが、やがて巧は孤立し、豪との仲にも亀裂が入ってしまう。

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０７/０２/２５　【　◎　】
※　　◎・・・よかった　○・・・まあまあ　△・・・もひとつ　☆・・・おすすめ

　野球に興味はないし、原作を読んだことがないからどんなストーリーなのかも知らなかったけど、せっかく試写会が当たったから、付き合ってやるよと言う長男と行って来ました。

病弱な弟の心配ばかりしている母親・・・
母親に構って欲しい、自分を見て欲しい、と思いながらも弟のために我慢していつも自分を抑えてしまう巧・・・
まるで幼い頃の自分自身を見ているようでした、、、。

母親への切ない思いを胸に秘めながら黙々とボールを投げることに打ち込む巧の気持ちが痛いほど突き刺さってきました。
キツイ言葉を受けながらも、不器用ながらも、温かく見守る父親とおじいちゃんがとってもよかったです。

そして何よりも、弟がお兄ちゃんのことを大好きだったのが救いでした。
弟の気持ちで母親も自分の過ちに気付くことができ、弟のおかげで巧も母親も救われたようでした。
ラストは涙涙でした、、、。（ ;＿;）

毎日練習している割には真っ白なボールと綺麗なグローブやあんな中学生いないよねと言うようなまるで高校生のような対戦相手など、突っ込みどころは多々ありましたがよかったです。

原作が読みたくなりました！

０７－２６（邦－１１）　シネプレックス