浅田次郎の『月のしずく』を読んだ📙
これも今までと同様、タイトルが気に入って借りたのだが、これも7つの作品が収められた短編集だった。
今まで数冊読んで気付いたのだか、浅田次郎の作品には中国やヤクザやアパレル企業関係者や編集者とかがよく出て来る。
アパレル業界に勤めていたことや、編集者との付き合いが多いからだろうが、中国のことは歴史を含めよく勉強したんだろうなと思った。
中国だけではなく、パリやラスベガス、イタリアも取材で何度も訪れたんだろうな~・・・
取材で色んな外国に行けるのは羨ましい限りだ💕
今回の作品は読んでいて、それぞれいいなとは思ったが、一番最後の『ピエタ』は6歳の時に母に捨てられた娘が30歳になって母の所在を探し当て訪ねる話で、娘の気持ちも母親の気持ちもどちらもよく解るだけに、ティッシュが離せず、鼻水を啜りながら読んだ……😢
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