浅田次郎の『天切り松闇がたり 1』を読んだ📕
旦那が面白いと勧めてくれたので、図書館で借りてきて貰った。
最初図書館に予約する時に、このタイトルはどう読むのだろう?『あまきり まつやみがたり』?『てんきり まつやみがたり』?と、とりあえず読み方が分からないながらに漢字を当て嵌めて予約した。
読み初めて、ようやく『てんきりまつ やみものがたり』だと、『天切り』と言う盗賊の中の職種があること、『松』って言う人の、これまた盗賊の間での話し言葉『闇がたり』と言う事を知った。
盗賊の中でホントにそう言う職種があるのかは不明だが、浅田次郎はよくもまあ、こんなに話が作れる人だとつくづく感心した。
そうでなきゃ、作家と言う職業も成り立たないだろうけど……😅
元々、旦那が浅田次郎のファンで色々と読んでいたようだが、『椿山課長の七日間』しか読んだことがなかった私もすっかり浅田次郎のファンになってしまった……😆
目細の安吉と言う盗賊の親分に弟子入りした松蔵が、自分の身の上話を交えながら親分や兄貴分の紹介をしていく物語だけど、そう言う世の中だったのかも知れないし、今でももしかしたらそう言う事がどこかで起こっているのだろうけど、いくら貧しいと言えども、親が博打の金欲しさに子どもを売り飛ばすなんて・・・
悲しすぎるし、あってはならないと思った。
1~5まである中、まだ1巻しか読み終えていないが、吉原に売り飛ばされた姉を兄貴分の裁量で身請けして貰ったその日に、姉をおぶったその背中で姉が死んでしまうと言う話はあまりにも哀しすぎた……。
ろくでなしオヤジのバカヤロウ❗️😠
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