苦情

２年前に作った襦袢のおくみの部分の上前と下前が柄ゆきが逆になっていた。
下前の部分に柄が入っていて、上前は無地になっていたのだ、、、。
出来上がってきた時に、頼んだ時に言ったのと違う出来上がりになっていると文句を言った。
その時に２枚襦袢を仕立てに出して、２枚とも縦割りで柄が違っていたので、
袖振り部分と合わせ部分にはこの柄が来るようにしてと注文して、
当時の担当者は「間違えないように写真を撮っておきます」と言って、
私の目の前で一つの反物を広げて合わせ部分に希望の柄が来るようにと写真を撮ったのに、
出来上がってきたら２枚とも違っていたのだ。
「写真まで撮ったのに何で違うの！？」と当時散々文句を言って、１枚は希望通りに直してもらったが、
もう１枚は「申し訳ないけど直せない」「解く人がいなくて解けないから」と言われ、
更に「着物の下に着て見えないところなのにそこまでこだわるの？」とまで言われ、
渋々諦めて引き取って帰ったが、希望通りにならなかったので着る気になれず、
解けないのなら自分で解いて我流で縫ってみようかとまで思っていたが、
そんな暇もなければ、和裁なんてしたこともないからできるかどうかの自信もないしで、
ずっと着ないまま放っておいたのだけど、先日着物を片付けていた時に久々に目にして、
作ったのだから着なきゃもったいないと思い、先月の着物を着る会の時に着たのだけど、
Ｎさんに「この襦袢が例の襦袢よ」と見せたら、「これはひどいわよ、何で引き取って帰ったのよ」と言われ、
「２年も経って今更だけど、お客様相談センターに電話してみようか？」って話していて、
とりあえずダメ元でクリーニングに持って行くついでにもう一度「やっぱり嫌だって言ってみよう」と思い、
Ｎさんに付いて来てもらって「クリーニングと苦情で来た」と言って襦袢を広げ、
今の担当さんに見てもらったら、担当さんは私達の言い分に同意してくれた。
店長にも「着てみたけどやっぱり嫌だから直して」と言うと、
「そこまで言われたら仕立て直します」と引き受けてくれた。
だったら、解けないとか解く人がいないとか言わずに、最初に文句を行った時に何で直してくれなかったんだろう～・・・？
何とか丸め込めるとでも思ったのだろうか・・・？
仕立て直してもらえることになってよかったけど、すっきりしない・・・
柄が気に入って買った襦袢だったのに２年も着れずにずっとお蔵入りになったままで我慢していた気持ちをどうしてくれるんだ・・・！？