『明日の記憶』
広告会社の営業マンとして働く佐伯雅行は、時に家庭を顧みないほど仕事に没頭してきた。
50歳を前に、大きなプロジェクトと娘の結婚を控え忙しい日々を送っていた雅行は、ある日、原因不明の体調不良に襲われる。
ミーティングを忘れたり、部下の顔が思い出せず、心配になった雅行は病院を訪れ、医師から「若年性アルツハイマー」の診断を受ける。
そんな雅行を、妻の枝実子は献身的に支え、一緒に病と闘うことを決意する。
06/05/20 【 ◎ 】
※ ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ
いきなり最初のシーンでウルッと来てしまった。
ロッジ風の家の大きな窓から見える一面に広がる緑と夕焼け
もう、これだけでジーンとしてしまいました。
主人公の佐伯雅行は49歳。
49歳で若年性アルツハイマーと言うとは思わなかった。
49歳と言えば、まだまだ働き盛りではあるけれど、
あと10年もすれば定年なのに、それでも若年性と言うんだ・・・
自分で気をつけて予防することができるものでもなさそうだし、いつ突然発病するかも分からない
だんだん記憶が無くなっていき、家族さえも分からなくなってしまう。
認知症とどう違うのだろう? と言うか、どう見分けるのだろう?
私の母は、まだ認知症と診断されてる訳ではないが、そろそろ認知症が出てきているらしく、回路がおかしくなっている。
それがいわゆる痴呆なのかアルツハイマーなのかも検査したわけではないから分からない。
これは加齢によるものだから仕方が無いとは言われたし、それを受け止めるしかない。
母の変化が見られた始めの頃は、母の同年代の人達と比べてしまい、「あの人はこんなにしっかりしてるのに何で!?」と情けなく思っていた。
夫の母は母より1歳若いが、1歳違いとは思えないくらい若々しいし、しっかりしている。
一番身近なそんな2人を見比べてどれだけ情けなかったか・・・
でも、会いに行くたびに「私が誰だか分かる?」と言う質問に対しての「私のお姉さん」と言う返事にもすっかり慣れてしまい、私の名前をちゃんと言えたとか、娘と言うことを理解できてると言うことが見られる時はそれでよしと思えるようになってきた。
仕方ないのだ。。。
どうあがいたところで元に戻るわけでもなし、目の前の現実を事実として受け止めてその状況に慣れるより仕方ないのだ。。。
だが・・・
もし、今、自分の配偶者がそうなってしまったら、もしくは自分がそうなってしまったら・・・?
ちゃんと受け止め向き合って行けだろうか・・・?
不安だし、自信もない。
だけど、こればっかりは、なってみなければ分からないことだし・・・
いろいろと考えさせられる作品でした。
大滝秀治がなんとも言えずいい感じでした。
♪夢の パダライスよ 花の東京♪ わざとなのか、NGをOKとしたのか・・・?
まぁ、わざとだろうとは思うが、、、。(笑)
広告会社の営業マンとして働く佐伯雅行は、時に家庭を顧みないほど仕事に没頭してきた。
50歳を前に、大きなプロジェクトと娘の結婚を控え忙しい日々を送っていた雅行は、ある日、原因不明の体調不良に襲われる。
ミーティングを忘れたり、部下の顔が思い出せず、心配になった雅行は病院を訪れ、医師から「若年性アルツハイマー」の診断を受ける。
そんな雅行を、妻の枝実子は献身的に支え、一緒に病と闘うことを決意する。
06/05/20 【 ◎ 】
※ ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ
いきなり最初のシーンでウルッと来てしまった。
ロッジ風の家の大きな窓から見える一面に広がる緑と夕焼け
もう、これだけでジーンとしてしまいました。
主人公の佐伯雅行は49歳。
49歳で若年性アルツハイマーと言うとは思わなかった。
49歳と言えば、まだまだ働き盛りではあるけれど、
あと10年もすれば定年なのに、それでも若年性と言うんだ・・・
自分で気をつけて予防することができるものでもなさそうだし、いつ突然発病するかも分からない
だんだん記憶が無くなっていき、家族さえも分からなくなってしまう。
認知症とどう違うのだろう? と言うか、どう見分けるのだろう?
私の母は、まだ認知症と診断されてる訳ではないが、そろそろ認知症が出てきているらしく、回路がおかしくなっている。
それがいわゆる痴呆なのかアルツハイマーなのかも検査したわけではないから分からない。
これは加齢によるものだから仕方が無いとは言われたし、それを受け止めるしかない。
母の変化が見られた始めの頃は、母の同年代の人達と比べてしまい、「あの人はこんなにしっかりしてるのに何で!?」と情けなく思っていた。
夫の母は母より1歳若いが、1歳違いとは思えないくらい若々しいし、しっかりしている。
一番身近なそんな2人を見比べてどれだけ情けなかったか・・・
でも、会いに行くたびに「私が誰だか分かる?」と言う質問に対しての「私のお姉さん」と言う返事にもすっかり慣れてしまい、私の名前をちゃんと言えたとか、娘と言うことを理解できてると言うことが見られる時はそれでよしと思えるようになってきた。
仕方ないのだ。。。
どうあがいたところで元に戻るわけでもなし、目の前の現実を事実として受け止めてその状況に慣れるより仕方ないのだ。。。
だが・・・
もし、今、自分の配偶者がそうなってしまったら、もしくは自分がそうなってしまったら・・・?
ちゃんと受け止め向き合って行けだろうか・・・?
不安だし、自信もない。
だけど、こればっかりは、なってみなければ分からないことだし・・・
いろいろと考えさせられる作品でした。
大滝秀治がなんとも言えずいい感じでした。
♪夢の パダライスよ 花の東京♪ わざとなのか、NGをOKとしたのか・・・?
まぁ、わざとだろうとは思うが、、、。(笑)
アルツハイマーはそれ独自の病気だし、認知症はもともと「痴呆」って言葉が差別的だってことで、作られた言葉だよね
いわば「痴呆」の中に「アルツハイマー」が含まれ、大きな違いはアルツハイマーは末期には全身衰弱で亡くなっちゃうみたい
とにかくどんなことが原因でも家族が倒れる、自分が倒れるって言うのは本当に怖いです
平均(発病)とか聞いたけど、これは49歳か。
半落ちは原作を読んで映画の宣伝が難しい
かなって(ミステリーなので)思ったけど
これははじめから「病気」を出してる。
日本映画も変わってきたね。
頭が壊れるって表現が怖いです。
違うと言うのは分かるのよ。
で、どこがどのように違うのかと言うことも、映画の中でアルツハイマーについての説明があったから分かるのよ。
でもね、実際のアルツハイマーの人の症状と認知症の人の症状って、シロウトがパッと見で判断できないでしょう?
そう言うことが言いたかったのよ。
そりゃ、専門の病院に行って専門家に調べてもらえば一発で分かると思うけど、その前に、家族はどこでどう判断するのかな?って思ったの。
認知症とアルツハイマーとでは入る施設も違うだろうしね
ちーさん
「半落ち」は観てないけど、奥さんの52歳での発病は若年性ではなかったのですよね?
ほんとに、頭が壊れるってその表現がピッタリな感じです。
私も何時オカンがそうなるか分からないし、それに私一人で大丈夫??って思っちゃうし・・。
あの渡辺謙さんの表情を見るととてもリアルで怖かったです。。
私はあの状態を妻なら、娘なら、どうできるんやろ??きっと樋口さんのような感じは無理やろなぁ・・。
年齢的なものはもう仕方がないと諦めもつくし、
実際何とでもなるものなのよ。
長いこと順番待ったけど、施設にも入れるしね。
だけど、この映画の場合まだ働き盛りだからね、、、。
「えーーー!?何でーーーー!?」って思うほうが大きいと思うのよね。
そのギャップとジレンマとどう向き合えるかがちょっと不安。
あの奥さんはほんとにできすぎだと思う。
実際問題、あんなに綺麗ことじゃ済まされないだろうしね、、、。
素人がぱっと見てわかったらお医者さんはおまんまのくいあげです(笑)
家庭で判断は出来ないけれど、体の異変はやはり普段から会話をするってことが一番の発見方法だろうなぁ・・・
それしかないよね。
初期症状は気付かないものなのよ。
同じ話を何度も繰り返したところで、歳を取ってくるとだんだんそうなるから、いつものことだと思うし、おかしいなと思う基準が難しいのよね!?
徘徊したりとかあからさまな症状が見られれば「おかしい!」と思えるんだけどね・・・
普段の会話と言ってもね、歳をとってる分、妙に変な知恵だけは回るのよ(苦笑)
だから、会話で判断するのも難しい時があるのよ(笑)
身内よりも周りの方が返って気付きやすいかもね?
なんだか本当に病気って怖いよね
運命のせいにしちゃうのはしゃくだしね(^^;
治る病気ならいいんだけど・・・
自覚症状にしても一体どの程度の時点でおかしい?と思うか・・・
その判断が難しいよね?
そう、治る病気ならいいんだけど・・・
医学がもっと進歩したら、治る病気になるのかなぁ~・・・?