連日の猛暑が多少緩くなってきたみたいです。
朝晩が少し涼しくなってきました。
夜通しつけていたエアコンも寒くて停止させることもあります。
このまま涼しくなってくれたら良いのですが、台風も近づいていますし、地震も頻繁に起きているし、関係ありませんが、エアーガンで駅のホームの人を撃つ馬鹿者が居るのが世も末なのかと思います。
ネットの報道で、このエアーガンで大学生、「銃刀法違反」ではなく、「暴行、傷害罪」に当たるそうです。
使用したエアーガンが改造銃ではなかったからでしょうか?
罪状の微妙な違いが気になります。
こんな事でまた銃規制されなければ良いのですが。
前置きが長くなりましたが、世間は盆休みに突入したようですね。
近所の工事現場事務所も無人になっています。
そんな最中、今日からまたフィギュアの製作をアップします。
このフィギュアは、「米子工芸会」が、「米子市美術館」以外で作品展示すると言う企画に展示するものとして製作しました。
なので、いつのも大型のフィギュアではなく、1/7スケールで作りました。
大体高さが24センチくらいです。
使った素材は顔の部分は精密に作るので、「スーパースカルピー」を使用しました。
アルミ線をねじってそれにアルミホイルを巻き付けます。
それを硬く潰して頭部の芯材にします。
スカルピーは最終的にオーブンで焼いて固めるので、スタイロフォームのような物を芯材にすると、焼いた時に溶けてしまうので、アルミホイルを使います。
スカルピーは、油粘土のような感触なので、粘土へらで自由に加工出来ます。
ボディーの方は、アルミ線をねじって骨組みを作り、アルミホイルを巻き付けてしっかり潰しながら大まかな形状を作ります。
それに石粉粘土を盛り、整形します。
粘土を盛って削り、形状を整えますが、削りすぎてアルミホイルが露出することも有ります。
しかし、体は布の服を着せるので仕上がりが悪くても構いません。
両腕も同じくアルミ線にアルミホイルを巻き付け、大まかな形状を作ります。
これにスーパースカルピーを盛ってヘラで形状を整えます。
キャラクターは女性なのであまりマッチョな腕にならないように、しかし筋肉質な細マッチョになるように整形します。
指の位置や、筋肉の筋、手首の角度等、時間をかけて調整します。
こう言う昔の武器はがっしりと握るのではなく、軽く手の中で、遊びがあるくらいに握るのだそうで、あまりりきんでいるように見えないように整形します。
と言っても難しいですけどね。
手に持っているのは通常の長さの槍ではなく取り回しのしやすい短めの槍です。
矛先をプラ板を削り出して作りました。
付け根の部分はエポキシパテを盛りました。
このポーズや体型を見れば分かると思いますが、このキャラクターは、「精霊の守人」に登場する「女短槍使い」です。
NHKで放送されていた「プロダクションIG」製作のアニメでこのキャラクターを知りました。
とても面白い物語で、プロダクションIGの、きめ細かい映像の作り方に魅了されました。
いつかこのキャラクターを作りたいと思っていたのでこの展示に合わせて製作をしました。
後に、実写版のドラマも有りましたね。
どちらも全部見せて頂きました。
やはり、この「女短槍使い」がかっこ良いです。
なのでフィギュアもカッコよく作ります。
このフィギュアは服を布と牛革で製作、顔はキャストで複製、腕はスカルピーのまま、
ベースは草原ぽく仕上げます。
顔はアニメの顔立ちではなく、私のオリジナルです。
髪の毛も植毛します。
服装はアニメの物を真似して作ります。
これからどんどん変わります。
続く!