自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

物体Xを作る パート06

2024-08-03 07:29:43 | 模型

連日、殺人的猛暑が続いています。

もうだいぶ夏バテ気味ですが、今日も「物体X」の製作記事です。

だいぶ出来上がってきて、細部の仕上げに入ります。

先ず、目玉の仕上げですが、

目薬をさしている訳ではありません。

瞳の部分に「UVレジン」を垂らしている所です。

UVレジンは、紫外線ライトを当てるだけで数分で硬化する便利な樹脂です。

透明度も高く、目の水晶体をを作るのにもってこいの素材です。

しかも100きんショップで買えます。

これを目に垂らして瞳部分がちょっと盛り上がるくらいまで垂らします。

気をつけなければならないのが気泡が残らないようにしなければなりません。

垂らした後で泡が出ることが有るので出たら、爪楊枝のような物で突っついて泡を逃します。

その後、UVライトを当てて硬化させます。

このようなリアルな目になりました。

人間の瞳部分は大体12ミリだそうです。

小さな部分ですが一番目につく所なので丁寧に仕上げます。

次に髪の毛を貼り付けて行きます。

ヘッドがシリコンとか、ソフビなら毛を差し込んで止めることができるのですが、キャストの固い素材なので、表面に貼り付けて植毛します。

キットに付属していた赤毛のウイッグですが、このまま被せることは出来ないのでバラバラにします。

そして、頭部の大きな穴を塞ぐため、ウレタンを流し込みます。

この時、頭部を立たせる木製のスタンドも一緒に固めます。

ウレタンが固まったら、はみ出した部分をカッターでカットし、ウイッグの毛の束を発泡スチロール接着剤で接着して行きます。

したから段々に貼り付けます。

毛の生え際部分は毛の束を上下逆に貼り付けます。

この逆に貼り付けた毛を、アイロンで馴染ませます。

こんな感じに毛の生え際を作ります。

 

でもこれで終わりでは有りません。

まだまだ毛を貼り付けます。

どんどん不気味になって行きます。

続く!