自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ロボコップ2ケインを作る パート05

2024-08-16 07:02:15 | 模型

今日は、夕方ごろ関東地方では台風が再接近するようですが、こちら山陰では、青空の広がる良い天気になりました。

狭い日本でも西と東で大幅に天気が違うんですね。

関東地方の方はご注意下さい。

と言うことで、今日も「ロボコップ2ケイン」の製作ですが、何とか完成です。

昨日アップした記事で、大雑把に塗り分けたケインをベースに仮付けしました。

これで倒れたりする事は無いと思います。

完成して納品した後に壊れていたと言うのが一番嫌なので、徹底的に強度には気を使います。

接着には瞬間接着剤が簡単に接着できますが、意外なほど簡単に外れます。

振動に弱いし、熱にも、衝撃にも弱く簡単に外れます。

なので瞬間接着剤はなるべく使わないようにし、エポキシ接着剤をメインで使いました。

エポキシ接着剤は、固まった後、粘りがあり、衝撃に強いようです。

高温にもある程度強いようですが、水に長時間浸かるところではダメでした。

でも、一般の使い方ならエポキシ接着剤が一番強いようです。

ここから細部の塗り分けをします。

先ず胸の放射性物質のマーク?を黄色で入れますが、これは塗っても発色が良く無いので、「カッティングシート」の黄色をカットして貼り付けました。

黄色を黒の上に塗ると、下の黒が透けて綺麗に発色しないので、下地に白を塗る必要が有りますが、マスキングして2度も塗るのならいっそ、カッティングシートの様な粘着シートをカットして貼った方が綺麗に簡単に仕上がります。

それと、右腕に、

星条旗が有りますが、これはネットで探した画像を調整してパソコンのプリンターで出力して発泡スチロール用の接着剤で接着して有ります。

ジオラマベースに取り付けると見えなくなる背面です。

これを、エナメルの艶消し黒で墨入れして行きます。

タミヤのエナメル塗料の艶消し黒を溶剤で薄めたものを小さな筆ででこぼこした部分に流し込みます。

塗料は毛細管現象で引っ込んだ部分に自動的に流れ込んでゆくので、全体に流し込みます。

その黒が完全に乾く直前くらいに綿棒に溶剤を含ませて拭き取ります。

溝に入り込んだ塗料を残す様に拭き取りますが、この時、拭き取りの黒を重力の方向に引っ張る様に拭き取ると、雨垂れの様な、オイルじみの様な汚れを再現できます。

あまり綺麗に拭き取るのではなく、適度に汚れを再現します。

これを施してから、ベースに取り付けると、

こんな感じです。

ボディーのガンメタル色の部分は、クロームシルバーのエナメル塗料のでドライブラシを軽く施しました。

武器も同じくシルバーでドライブラシしました。

ケインは、工場で完成した直後に脱走するのであまり汚れたり傷ついたりしていないので、あまりウエザリングはしませんが、最低限の汚しを入れました。

完成してから言うのも何ですが、背景の色とケインの色が同じ様な色でメリハリがなくなってしまいました。

もっと背景の色を白っぽくすれば良かったかも知れません。

でも、とりあえず完成しました。

背景のパネルにケインの重量が支えられているので、足がへたる事も有りません。

背中のビスを抜けば、単体で飾る事もできます。

と言っても外さないで欲しいのですが。

ま〜今回のガレージキットのは、複合素材の集合体で、組むのが大変でした。

しかも、予定していないジオラマベースも作ることになってしまいました。

お金を払って作ってもらったものが簡単に壊れてしまったと言うことがあると、腹が立ちますし、悲しいですので、その様な事のない様に色々考えて製作しています。

そして、万が一破損したりした場合は、修理も承っております。

私が作ったものは最後まで面倒を見るつもりです。

 

ケインの製作はこれで終了です。

次は何にしましょか?