自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ガンヘッドを作る パート02

2024-08-06 08:51:50 | 模型

昨日からアップしている「ガンヘッド」のガレージキットですが、バンダイB Club からの発売されていましたが、製造は「コトブキヤ」でした。

1989年ごろ発売されて、価格が¥16,000でした。

後にコトブキヤからプラモデルも発売になりましたが、同じ1/35スケールですが、若干ガレージキットの方が大きめなようです。

組み立ては、特に難しいところは無いのですが、部品の分割が細かいのでこんな加工をしました。

指が閉じた状態。

開いた状態。

関節部分に0,7ミリの真鍮線を打ち込んで指が可動するようにしました。

左手も、

可動するように加工しました。

このガンヘッド、かなり細かい調査の上、製作されたようで、映像では確認できない所まで丁寧に製作されています。

腕の後ろの方の複雑な部分などは、映像だけでは確認できません。

キットを見て初めてこんな形状だったのか?と思います。

組み立てると、さすが「スタジオぬえ」のデザインと感心します。

かなり昔のデザインですが、かっこいいですね。

この複雑な形状がバランスよく整って配置されています。

本来ならタンクモードに変形するのですが、ガレージキットでは無理でした。

その代わり、プラモデルの方は、一部パーツの差し替えは有りますが、変形可能のようです。

 

このキットの製作を進めて行くと、あちこち不具合が見つかります。

この車輪ですが、写真では分からないと思いますが、型取り複製の段階で変形してしまっているようです。

楕円形になっています。

なので横に広くなるように、タイヤが自重で潰れた感じに見えるように楕円形のタイヤを配置しました。

それとミサイルポッドもですが、正面から見ると、

歪んでいます。

ここを治すのはかなり面倒なので多少削って誤魔化しました。

こんなふうに、随所に変形があります。

それをプラ板を貼って修正したり、削って見たり、パテを盛ったり、色々手を加えなければなりませんでした。

しかし、全体を組み立てると、まさに「ガンヘッド」なんですね。

後ろ姿もカッコいい。

キットのパーツに細かく手すりのモールドが有りますが、ただの出っ張りなので、全部削り取って真鍮線を曲げて差し込みました。

砲身も真鍮のパイプで作り直しました。

ハッチの取手や、機体の周りに手すりがたくさんついていますが、全部真鍮線で作り直しました。

上の写真はコトブキヤのプラモデルに付属の主人公「ブルックリン」のフィギュアです。

フィギュアが付くと、機体のスケール感がよく分かります。

足元のフィギュアはタミヤのM1エイブラムスの戦車兵です。

ガンヘッドが1/35スケールというのがわかると思います。

試しにM1戦車を隣に置くと、

こんな感じです。

ガンヘッドって意外に小さいのが分かります。

更に隣に1/35のガンダムを置いてみると、

こんなに大きさが違います。

ガンダムってデカいんですね。

お台場に立っていたガンダムも見に行きましたが、想像以上にデカかった!

今はユニコーンガンダムになって変形しますが、やはりデカいですね。

このガンヘッドの方が現実的なロボットだと思います。

足元に同じスケールのカネゴンとパワーローダーを置いて見ましたが、この1/35と言うスケールは世界スタンダードスケールなので、いろんな模型と組み合わせることが出来て面白いですね。

タミヤ模型のおかげで1/35と言うスケールが出来たのですが、SFキットでも現実のキットでも拘らず、組み合わせてジオラマとか作ったら面白くなりそうですね。

そのうちこのガンヘッドも現用戦車などと組み合わせてジオラマにして見たいと思っています。

それより、製作の方を進めないとね。