もうじき9月になりますが、全く秋の感じが来ません。
まだ夏真っ盛りです。
今日も35度位まで気温が上がりそうです。
夏は苦手なので連日厳しい日が続きます。
そんな最中、今日も「ロボコップ」の製作をアップします。
本体と、オプションパーツの製作が終わり、いよいよ全体の塗装です。
今回はシルバーの塗装をするので、安っぽい仕上がりにならないよう塗料を吟味しました。
一般に販売されているラッカーや水性のシルバーは、今一つ塗った感が残るので、もっとメッキっぽい仕上がりになる物が無いから探しました。
ネットで、この「スーパーミラー」と言う塗料を見つけました。
サンプルでメッキしたようなソフビの恐竜の写真を見て「これならいいかも」と思い、早速入手して試しにプラ素材に塗ってみました。
その写真が無いのですが、黒の艶あり塗装の下地でこのスーパーミラーを吹き付けると、本当にメッキっぽい仕上がりになりました。
ただ、メッキっぽすぎて、このロボコップの装甲の感じとはイメージが違いました。
そこで、下地をグレーのサーフェーサーで塗り、その上にスーパーミラーを吹いたら、
このように仕上がりました。
適度に鈍い光沢で、いい感じになりました。
黒を下地にすると、鏡のようなキラキラした光沢になります。
この塗料は、下地の仕上がりや色でかなり変わるのが面白いですね。
本当にメッキっぽくしたいのなら、テカテカに磨いた艶ありの黒の上に、薄く「スーパーミラー」を吹き付けると、本当に鏡のようなメッキ仕上げになります。
今現在、クレオスも、ガイヤカラーからも同じようなメッキシルバーの塗料が出ていますが、このロボコップを作った当時はそのようないい物がなく、このスーパーミラーが画期的な塗料でした。
他に、「こすって銀さん」と言うのも有りましたが、磨かないといけないので使いませんでした。
こうしてシルバーに基本塗装したのち、クリアブルーと紫色を薄く影の出来そうな部分に軽く吹き付けます。
光線の具合で青っぽく光った感じに見えるように仕上げます。
映画の中でも青っぽい時と紫っぽい時があるので、両方に見えるようにエアーブラシでも仕上げます。
ここまで仕上げたら、あとはセミグロスブラックで腰、腕等、塗り分けますが、ミラー面にマスキングテープを貼ると跡が付きそうだったので、黒は全部筆塗りしました。
形状が複雑なので塗り分けも面倒ですが、水性アクリルのセミグロスブラックを3回ほど塗り重ねました。
すると、一気にロボコップに成りましたが、その仕上がりは次回に。
続く!