巷では、パリオリンピックの話題ばかりですが、我が家は冷めたものです。
特にスポーツにはそれほど興味がないので、結果だけ分かればそれで良い程度の意識しか有りません。
と言うことで、今日も「ガンヘッド」のガレージキットの製作です。
いよいよ塗装に入ります。
このようにサーフェーサー吹きした後、ミッドナイトブルーのラッカーを全体に塗ります。
パーツはまだ接着していないのでここまでバラせます。
一つ一つエアーブラシで塗りつぶします。
組み立てると、こんな感じで、映画のガンヘッドっぽくなりましたが、ここから全く違うイメージにします。
このままでも良いのではと思いますが、
このようにマスキングして行きます。
あらかじめマスキングテープを細くカットしてそれを全体に巻き付け貼り付けます。
面倒なのが、でこぼこの引っ込んだ部分に、テープをしっかりと押さえないといけません
隙間が開くと、これからライトグレーを吹き付けた際、テープの隙間からライトグレーが染み込んで台無しになります。
なのでマスキングテープを引っ張りながら、爪楊枝等で、徹底的に押さえてパーツとマスキングテープが完全に密着するように貼り付けます。
見ての通り、トラジマの迷彩になります。
迷彩の縞模様を入れるには、エアーブラシで細吹きすれば簡単なのですが、「ダズル迷彩」と言うパターンで仕上げようと思ったので、軍艦の迷彩ののようにはっきりとした塗り分けにしました。
ダズル迷彩とは、ドイツの戦艦「ビスマルク」等で白黒はっきりとした幾何学模様を機体に塗り、幻惑させると言うものだそうです。
草原の「シマウマ」がたくさん集まると、縞模様が重なって、実際の大きさが分からなくなるのが「幻惑迷彩」ですね。
ただ、このガンヘッドの迷彩は、都会のビルの合間にいた場合、夜の照明に照らされた時、はっきりとした、白と黒のコントラストの影が出来ることを想定した、いわゆる「アーバンカモフラージュ」を意識して塗装します。
そのため、マスキングを徹底的に貼り付け、この後ライトグレーで全体を吹き付け塗装します。
このままでもトラジマ迷彩で良い感じですが、市街地戦用の迷彩として、ライトグレー基本の迷彩にします。
ここから一気にイメージが変わります。
続く!