自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

ロボコップ2ケインを作る パート03

2024-08-14 08:36:13 | 模型

連日アップしている「ロボコップ2ケイン」ですが、その製作は難易度高めです。

ソフビのボディー、メタルの腕、足、腰、キャストの大腿部、腕、と、複数の素材で強度も重さも全く違い、組み合わせるのが非常に難しいキットです。

基本、エポキシ接着剤で固定し、部分的に瞬間接着剤を使用しています。

発注主様に言わせると、パーツが多い上に難易度が高く、上手く組み立てた人が少ないのでは?と言うことです。

しかし、受注した以上、完成させないと行けません。

しかも、遠方まで宅急便で送っても壊れないように頑丈に作らなければならない。

これが一番難しいんですけどね。

また前置きが長くなりましたが、製作記事に入ります。

本体の組み立てがほぼ終わったので、細かい部分の製作に入ります。

体には動力のケーブルがあちこちに付いていますが、全部省略されているのでリード線で作ります。

真鍮線でガードのようなハンドルも付けました。

このようにたくさんリード線を付けました。

それと、右手に、

ヌークと言う「麻薬」のカプセルを持たせます。

この時点で、支えなしでも立つことは立つのですが、ちょっと机が揺れただけで倒れます。

倒れたら、重量があるのでどこかしら破損しそうです。

なので、思い切ってジオラマベースを作ることにしました。

スタイロフォームでL 字型のベースを作りました。

 

このように背中に長いビスを打ち込んで体全体を浮かせます。

この時点で、下半身がなくてもボディーが浮いた状態で固定されるようにしました。

足が地面に付いていますが、重量はほとんどかかっていません。

足にはほとんど負担がない状態に背中のビスで固定します。

背景部分が四角いパネルなのがつまらないので、

木工パテを塗ってコンクリートっぽく仕上げて、ランダムに崩します。

指でかきむしって壊します。

破片も使うので捨てずに置きます。

バックのパネルはコンクリートっぽく仕上げるので鉄筋に見立てたアルミ線を刺します。

さらにジオラマベースをドレスアップします。

市販の木製の板を貼り付けました。

さらに、裏面は、

ケイン本体を支えるため、ベニヤ板と金具で補強して有ります。

これで倒れたりしない状態になりました。

上のネジを絞めればケイン本体を支えられます。

ちょっと見えずらいのですが、ネジがケインの背中に刺さっています。

足元には粘土のクズや、スタイロフォームのかけらを貼り付けて有ります。

映画のクライマックスで地面から飛び出したケインの姿を再現しました。

ジオラマベース単体は、

このような形です。これを一つ作っておけば色々ディスプレイに使えます。

試しに他のフィギュアなど立たせてみましたが、これが結構いい感じになります。

その様子は次回に。

続く!