もう発売からだいぶ経ちましたが、やっと1/35スケールの「ダグラムを手に入れました。
ダグラムは「朽ちたダグラム」として以前にこのブログでアップしました。
スケールは1/48でした。


上の写真は以前製作記事をアップした時の物です。
このダグラムが「マックスファクトリー」から1/35と言うビッグスケールで発売されました。
全高が28センチほど有り、1/60のガンダムより若干小さい程度です。
大型のキットは好きなので、発売当時から買おうと思っていましたが、なにぶん値段が¥17000から¥20000くらいしたので、なかなか手が出ませんでした。
この度やっと入手できました。

こんなパッケージです。
正面から見るとこんな感じで大きさが分からないと思いますが、この箱の厚みがすごい。

こんな厚みの箱は見たことが有りませんでした。


箱の側面の完成品見本写真ですが、細かい筋彫りが施されています。
以前、「タカラ」から発売されていたキットと比べると頭が小さく、足が長く、リニアキャノン等、武器がボリュームアップしています。
それに、一番興味を引いたのが、付属のフィギュアです。
物語のメインメンバー全員のフィギュアが付いています。

立ちポーズのフィギュア8体と操縦士の座った物が一体付いています。
でも上の写真を見ると、16体有るように見えますが、このフィギュア、モナカ構造です。

体の部分が空洞になっています。
前半分後ろ半分を張り合わせて作ります。
この方が体のパーツの「ひけ」が無くなります。
プラスチックは大きな塊にすると、冷えて硬化する際、収縮するのでへこんできます。
それを防ぐには薄く整形するのですが、それで「モナカ」構造にします。
フィギュアの造形は、この大きさでここまでやるかと言えるほどよく出来ています。
できれば、このフィギュアセットを別売りして欲しいですね。
別売りの際は、「デイジー」や、「ラコック」なども新たに加えて発売して欲しい物です。
他のパーツですが、とにかくでかい。

ターボザックパーツ。

リニアキャノンの機関部。

ミサイルポッドですが、私のイメージではちょっと長すぎる割に太さが細い気がします。
戦闘ヘリなどに搭載されているミサイルポッドのイメージなのですが、この辺は改造するかもしれません。

これが全パーツです。すごい量です。それに各パーツがでかい。
でも、これが接着剤無しで、全てはめ込みだけで組み立てられるのがすごい。
塗装しなくても、基本のカラー割になります。

各種、水転写デカールも付いています。
説明書も、

パッケージと同じイラストの表紙で、

全て4色刷りカラーページです。


キットで再現できなかった細かいディティールの設定画もあります。

塗装の際のカラー指定も有ります。
塗装したい人はこちらを参考に。

完成した時の見本写真です。
アニメには登場しないバルカン砲も付属しています。
このダグラムの細かい設定は、「大河原邦男さん」ではなく、漫画家の「太田垣康男さん」のデザインのようです。
このキットの開発秘話が、説明書の終わりに収録されています。

一つの物をゼロから開発して製品化すると言うのは大変な作業の連続です。
よくぞここまで作り上げたと、賞賛したいですね。
しかもこのビッグスケールで!
できれば、敵の「ソルティック」も同じスケールで発売して欲しいと思うのは私だけでしょうか?
このシリーズこれからも展開して欲しいです。
このキットの他に、

これもあります。
ダグラムの漫画に付属していたカニハンドのダグラムのプラモ。
他に、

ハイメタルシリーズのダグラム。
そしてちょっと懐かしい、

タカラ製、ダグラムデュアルモデル。


これがタカラのデュアルモデル、
スケールは1/48です。
そして、

右の物がバンダイのハイメタルダグラムです。
大きさは小さいものの、関節の可動がすごいです。
この辺はさすがバンダイと言ったところですね。
また、この2体は詳しくレポートしたいと思います。