パラ弐へ

タオルは両端を持って、パパッ！とふってから畳んでおく。
シャツやブラウス、ズボンなどは大まかに畳んで、
手のひらでポンポンと叩くと、脱水じわが取れて、
乾いた時がきれいだからね。
洗濯機から取り出す時の、この一手間が肝心だからね。
そうやっておくと、短い時間で干せるからね。

耳ダコで一品出来るほど、何度も言って聞かせてもやらない。
襟はよれたままだし、ポロシャツもズボンもシワシワのまま。
まくり上げた長袖は、引き下ろさずそのまま干してある。
長さが調節できるハンガーなのに、肩がズレたままだから、
着た時に、変なところにコブが出来てる。

もういやだ！
あんな干し方なら、してくれなくてもいい。
制服のブラウスは、毎晩自分で手洗いしなさい。
きれいな職場だから、さほど汚れない。
二時間もお風呂に入るんだから、その時に洗えばいいんだよ。
化繊だから、バスタオルに挟んでたたけば水分は取れる。
翌朝には乾いてるよ。
もう一枚あるんだから、たとえ乾かなくても大丈夫でしょ？
「休みの日に、オカン達のも一緒に洗濯するケン、制服を洗って。」
という交換条件は破棄するぞ！

休みの日に洗濯してもらって、取り込むたびにイライラするなら、
精神衛生上、自分でやった方がなんぼかエエわ！
ふぅ！