まんぷく旅籠朝日屋シリーズ二作(高田在子著)
「ぱりとろ(秋の包み揚げ)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/bc/285b4588557ba784ab028faf834a2d0c.jpg?1739163260)
家と親を失い、長屋でひとり困窮するちはるの下に、元火付盗賊改の怜治(れいじ)が現れる。
潰れた料理屋を改装した旅籠「朝日屋」 を手伝うよう迫るが、ちはるには素直に頷けない事情があり・・・・・・。
お腹も心も満たされる「朝日屋」の物語、ここに開店!
文庫書き下ろし
「なんきん(餡と三角卵焼き」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e1/c49a3b4f39cbd4c3ca7dcd33af44c943.jpg?1739163281)
「てめえに売る魚なんかねえ! とっとと帰れ!」
日本橋魚河岸で怒声を浴びた慎介とちとちはる。
振り向くと仲買人の鉄太が仁王立ちしていた。
うまい料理とおもてなしで客足が戻ってきた旅籠「朝日屋」に対し、鉄太は拭えぬ怒りを抱えていた──
(第一話「まことの味」)。
挫折の味を知る人が笑顔を取り戻す朝日屋、今日も開店!
文庫書き下ろし
高田郁の隣に並んでいたので借りてきた。
お口が卑しいのね、食べ物のお話に目がないオカンなの。