雪のラグビー場
札幌月寒ラグビー場が家から近かった事で、救われました。
弟が卒業して競技から離れてしまっても 撮りに行くことができたからです。
はまなす国体の会場となったラグビー場は、完成して間もない状態。
ここで撮りなさいと 言われているような気がしました。
入り口に置かれた飾り棚つきのガラスケースには
国体のページを開いた雑誌だけが立てかけてありました。
このケースがたくさんのチームの思い出の品で埋まれば
私も上手になれるかもと、足を運んでいました。
その頃は今のようにインターネットも普及しておらず
いつどんな試合があるのかもわからず 、その疑問を誰に聞いたらよいのかも悩んでいて。
新聞と雑誌が情報の供給源。そして外出途中メインスタンドに 人がいるのを見て
「今日は試合がある。」と予定変更。 カメラを持ち出て行くこともありました。
撮った作品は所属する北海道支部の公募にも出品。
チーム宛に送ってお礼の手紙や電話をもらえたりして
嬉しかったです。試合後に感動を語れる人もいない
自分に お友達ができた気分でした。 でもこの時点では個展は夢の一つ。
いつかできれば良いものでした。 このあと思いもよらない失業が
私を個展へ走らせました。