モーニングに連載中の、ビートルズネタのタイムパラドックスSFマンガです。
現代のビートルズ完コピバンドが、ビートルスデビュー直前の日本へタイムスリップして、
東京からビートルズの曲を世界へ発信する、という話です。
いろいろなモチーフが込められているようですが、
そのうちの一つは「ビートルズの楽曲は時代の趨勢なのか、それともメンバーの才能だったのか?」という疑問が、
この原作者の頭の中にあるのではないか、と思うわけです。
なので、現代の若者がビートルズの楽曲をそのまま当時にタイムスリップして演奏したとき、
ビートルズのメンバーはどんな行動をとるか、というストーリーも含んでいると思うんです。
さて、第4巻のラストでジョンのような人物が、主人公たちのレコードを聞いたらしく、
酒におぼれているカットがありますが、この先どうなるんでしょうね。
センシティヴなジョンはアル中になってしまうんでしょうか。
先天性芸人のポールは、敵愾心を燃やすんでしょうか。
なんだか、ムアコックの長編SF「この人を見よ」を思い出してしまいます。
「この人を見よ」の主人公は、タイムマシンでキリストの生涯を見るために、
エルサレムまで行っちゃうんですが、気づいたら自分がイエスになっていた…、という話。
まさか主人公たちがビートルズになってしまうなんて陳腐な話にならないで欲しいと思うのであります。
■僕はビートルズ かわぐちかいじ+藤井哲夫
現代のビートルズ完コピバンドが、ビートルスデビュー直前の日本へタイムスリップして、
東京からビートルズの曲を世界へ発信する、という話です。
いろいろなモチーフが込められているようですが、
そのうちの一つは「ビートルズの楽曲は時代の趨勢なのか、それともメンバーの才能だったのか?」という疑問が、
この原作者の頭の中にあるのではないか、と思うわけです。
なので、現代の若者がビートルズの楽曲をそのまま当時にタイムスリップして演奏したとき、
ビートルズのメンバーはどんな行動をとるか、というストーリーも含んでいると思うんです。
さて、第4巻のラストでジョンのような人物が、主人公たちのレコードを聞いたらしく、
酒におぼれているカットがありますが、この先どうなるんでしょうね。
センシティヴなジョンはアル中になってしまうんでしょうか。
先天性芸人のポールは、敵愾心を燃やすんでしょうか。
なんだか、ムアコックの長編SF「この人を見よ」を思い出してしまいます。
「この人を見よ」の主人公は、タイムマシンでキリストの生涯を見るために、
エルサレムまで行っちゃうんですが、気づいたら自分がイエスになっていた…、という話。
まさか主人公たちがビートルズになってしまうなんて陳腐な話にならないで欲しいと思うのであります。
■僕はビートルズ かわぐちかいじ+藤井哲夫
イギリス人に読まれたらどうしようとビクビク読んでます。
ビートルズといえば、みうらじゅんと安斎肇が旅行中、修学旅行の中学生たちに「あ、ビートルズさんだ」と囲まれ、サインを求められた話をラジオで聴きました。田舎ってあるんだなという話。
しかも引率教師が「ビートルズさんは忙しいんだからご迷惑かけない」と指導まで入ったという(笑)
いかにもビートルズ好きそうな二人がかつがれたのでは?
修学旅行に中学生と先生のほうが一枚上手だったんじゃないですかね。
ビートルズと言われて喜んでいるオジサンたちの方が純朴だったりして。