きゃ~んでぃ~あいら~ぶゆ~(sing by 原田真二)
テリイ・サザーンの「キャンディ」が角川文庫で復刊されたのが平成19年(2007年)。
初版は昭和45年(1970年)に出ています。
十代の悶々のころに手に汗かきながら読んだわけですよ。
作者のテリイ・サザーンは文学者ですから、ポルノ小説ではない、
とか言い聞かせながらなんですが、ハートはドキドキでしたねえ。
同級生にも読ませたんですが、や . . . 本文を読む
フランスの幻の不可能犯罪本格ミステリとか書かれてますが、
まるで少年探偵団です。ん、成年探偵団か。
ポプラ社あたりから「大人の少年探偵団(成年探偵団)」として出ていそうな感じです。
そう思えば腹もたたないかも。
でもけっこう楽しかったのですよ。
乱歩の少年探偵団シリーズが、
フランス産ミステリと共鳴するように思えるのはわたしだけでしょうか?
(ステーマンやボアローの諸作等)。
この作品も期待に . . . 本文を読む
■輪廻のラグランジェ
一見コンテンポラリーな雰囲気だけど、じつはマジンガーZ~ガンダム~エヴァの流れにつらなる、
伝統的なロボットアニメかも?(今後の展開如何)
ところで、ロボットに乗るのは少年と決まっていたのはずいぶん昔のことで、
昨今は少年より少女のほうがイキオイがありますね。
とにかく前向きでジャージ姿のヒロインが可愛いです。
ロボットのデザインを日産が担当、ということだけがウリにならないよ . . . 本文を読む
某ブログで「紹介する価値なし」とまで書かれていたので、
覚悟して読んだわけですが、わたしにはおもしろかったですね。
そのブログでは「誰も読んでないような古臭いSFをただ紹介してるだけ」なんて書かれていて散々ですが。
たしかに前半は20世紀初頭SF黎明期に書かれたSFを紹介しているだけです。
そこが横田順弥の「日本SFこてん古典 」のアメリカ版と思えば楽しい(ただし作品例の数は少ない)。
問題は、 . . . 本文を読む