「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
「電波女と青春男」
奇しくも両作品ともに、引きこもりがテーマで主役を入野自由がやっています。
どちらかと聞かれれば、岡田麿里が脚本を書いている「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に1票。
いや100票入れます!
よくある設定と展開ですが、なぜか泣けます。
で「あの日見た~」ですが、仲良しサークルのうち一人の少女が事故で死に、
高校生になった彼らの前にその少女が現れる。ところが見えるのは主人公だけ、という設定。
仲間たちには少女が見えないし声も聞こえない。
主人公は少女と仲間の、両方の声を同時に聞かなきゃいけないし、仲間たちには少女の声が聞こえないふりをしないといけない。
けっこう難しい芝居じゃないでしょうか。
「電波女と青春男」も面白いんですけどね、主役の言い回しが鼻について…。
ノイタミナ枠は「実写系」と「SF系」の2本立てで展開しているみたいで、
今年1月~3月は「放浪息子」と「フラクタル」、今は「あの日見た~」と「C」。
「フラクタル」が、どこか宮崎駿先生エピゴーネンのように思えてしかたがなかったのは、こちらの勘違いですよ。
島本須美が出ているからってね。
などと書いたくせに、いざ聞かれると思い出せません(_^_)_
いいかげんなものです。
アイドルが死んでそのファンだった男たちが集まる、みたいな邦画が数年前にありましたが。
「耳をかたむけて」が同じような話だったと。
(違う名前のエピソードだったかもしれません)
「トーマの心臓」もそういえば死んだ子について、
残された者たちがいつまでもぐーるぐーるするお話でしたね。
結構、いろいろありましたね(^_^;)