新市長誕生

2022年09月04日 22時44分07秒 | 議会報告
勝浦市長選が終わり早くも1週間が経とうとしています。
照川由美子氏が勝浦市政初の女性市長となり、市民から寄せられる期待は大きいものがあります。
一方で、市長の具体的な政策や、中長期的な市政運営方針などのビジョンが選挙戦からは見え難かったことも事実です。
人口減少や少子高齢化、各産業の空洞化など深刻な課題を抱える勝浦市にあっては、待った無しの改革が必要です。

勝浦市の舵取り役となる照川市長には、市の財政状況を把握したうえで、迅速な改革、そして10年後20年後を見据えた中長期的な政策判断をお願いしたいと思います。

9月には勝浦市議会も始まります。
市長と同様に、二元代表制の一翼を担う勝浦市議会の役割もまた重要です。

今議会の一般質問では、上記の観点を踏まえ、市長の政治姿勢について質問をして参ります。
私も満45歳となり、「全国若手市議会議員の会」を卒業となりました。
約12年間の活動期間、若市議の会の皆さんには大変お世話になり、また学ぶ所も多くありました。本当にありがとうございました。
勝浦市議会では未だ最年少ではありますが、若者の政治参加を促し、後進を育てていくべき年齢になったのだと改めて痛感するとともに、市民の皆さんの期待を裏切らないよう、これまで以上に職務に邁進して行きたいと思います。
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勝浦市長選挙が始まりました

2022年08月23日 22時41分27秒 | 議会報告
勝浦市長選挙が始まりました。

文字通り、勝浦市の命運を決める大切な選挙です。
しがらみや人間関係ではなく、政策で市長を選ばなければ、勝浦市の将来はありません。

私は、磯野候補を応援しています。
同じ会派の仲間であり、また政策面で一致していることはもちろん、勝浦市の将来を真剣に考え、勝浦市の未来のために批判を恐れず勇気を持って行動できる人物だからです。
今年の3月議会、当時の土屋市長の公約である数々の新規事業に関わる予算が提案されました。
しかし、これらの予算には財政的な裏付けがなく、また、毎年恒常的に莫大な予算を必要とし、将来的に勝浦市の財政を圧迫しかねないものでした。
子育て世代のため、と言いながら、実際には将来の子どもたちへ負担を先送りするような予算だったのです。
この予算に、正々堂々反対した数少ない議員のうち1人が、まさに磯野候補でした。

限りある勝浦市の予算を、どこに振り分け実行していくか。優先順位を見極め、どこに注力していくか。
様々な意見がある中で、10年後20年後の未来を見据え、強いリーダーシップを発揮して勝浦市の舵取りができる方にこそ、市長になって頂きたいと思います。
下記の通り、候補者による合同演説会も予定されているようです。
有権者のみなさんにおかれては、各候補の政策やひととなりをしっかりと吟味し、自らの想いを実現してくれる候補に投票して頂けるよう、お願い致します。

勝浦市市長選挙の候補者主催によるネット合同個人演説会
日時 令和4年8月25日【木】 20:30~22:00
主催者【届け出順】
照川 由美子 候補
鈴木 かつみ 候補
黒川 民雄 候補
磯野 典正 候補

演説テーマ
①『⽣活インフラ』
勝浦市の様々な⽣活インフラ改善に向けた具体的な政策
② 『産業振興』
勝浦市にある各産業の振興に対し具体的な政策
詳細は各候補からの広報、または(一社)勝浦いすみ青年会議所YouTubeチャンネルのお知らせをご参照ください。
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市長選挙及び市議会議員補欠選挙

2022年07月24日 22時40分17秒 | 議会報告
週末は、浜勝浦区緊急避難路の草刈りを実施しました。
津波などの緊急時に備えて、常日頃から避難路の維持にご尽力頂いている区役員や区民の皆さんに改めて感謝です。
さて、土屋市長のご逝去に伴い、市長選挙及び市議会議員補欠選挙の日程が公表されました。

市長の役割はもちろん重要ですが、市議会もまた同様に、重要な役割を担っています。
勝浦市の未来を考え、市民のためにしっかりと働き、政策を実現してくれる方、そして何より、嘘を付かず正直で真っ直ぐな方に市長になって頂きたいと思うと同時に、市議会が混乱をきたさぬ様、副議長としてこれまで以上にしっかり働いていかなくてはと、その重責を改めて感じています。

勝浦市長選挙及び勝浦市議会議員補欠選挙日程
■告示日 令和4年8月21日(日)
■投票日 令和4年8月28日(日) 
     午前7時から午後8時まで
■期日前投票の期間等
 期間:令和4年8月22日(月)から8月27日(土)まで
 時間:午前8時30分から午後8時まで
 場所:勝浦市役所内 市民ロビー
立候補予定者説明会について
【勝浦市長選挙】
 日時:令和4年7月29日(金)午後1時30分から
 場所:勝浦市役所3階 301会議室
【勝浦市議会議員補欠選挙】
 日時:令和4年8月3日(水)午後1時30分から
 場所:勝浦市役所3階 301会議室

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土屋はじめ市長の訃報に際して

2022年07月14日 23時01分48秒 | 議会報告
土屋元勝浦市長が急逝されました。

土屋市長とは、政策をめぐり議会で対立する事も多くありましたが、誰よりも勝浦を愛し、熱意を持って市政発展に向け取り組んでおられた市長でした。
また、議員時代には先輩議員として、たくさんのご助言やご協力を頂きました。

これまでのご活躍、勝浦市へのご尽力に感謝と敬意を表するとともに、謹んで心からのお悔やみを申し上げます。

土屋元市長の葬儀日程は下記の通りです。

通夜
7月16日(土)18時(受付15時から)
告別式
7月17日(日)11時(受付9時から)
於 勝浦法輪閣
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安倍元総理の訃報に際して

2022年07月09日 23時45分49秒 | 政治に対する意見
安倍晋三元内閣総理大臣が、暴漢の凶弾に斃れました。
あまりにも理不尽な出来事に、憤りと悲しみ、民主主義の危機を感じています。
安倍元総理のこれまでのご功績に敬意を表するとともに、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

安倍元総理には、10年前にお会いして、短い時間でしたがお話をさせて頂いたことがあります。
一度総理を退任され、再度総理となられる前の整装雌伏の時であったと思いますが、謙虚に、真っ直ぐに、「体力の続く限り国のために尽くしたい」とお話をされ、また、私のような若造の話にも耳を傾け、大変親切にご対応いただいた事を、今でも思い出します。

その後長期政権を築く中で、様々な政治的問題を抱えながらも、数多くの功績や実績を遺された総理でした。
マイナス面ばかりが取り沙汰され、あまり報道されることはありませんでしたが、常に世界から高く評価されていた類稀な政治家でもありました。
この訃報に際しても、数多くの国が、半旗を掲げ、国を挙げて喪に服すなど、その死を悼み悲しみをともにしてくださっています。
マスコミは故人に対して襟を正すでもなくイエロージャーナリズムに終始していますが、あまりにも低俗で稚拙な報道姿勢は、見ていて本当に悲しくなります。
いつの日か、日本においても、その政治家としての実績や功績が正しく評価される事を願って止みません。

言うまでもなく、暴力による言論の封殺は絶対に許されません。
明日は参議院議員選挙投票日です。
政治を変えるのは、暴力でもなく、陰謀や誹謗中傷でもなく、くだらない足の引っ張り合いでもありません。
私たち一人一人の政治参加こそが日本を変える力です。
各候補者の政策や公約をしっかりと吟味して、マスコミやSNSに惑わされず、明日の日本を自分ごととして真剣に考えて、我々有権者ひとりひとりの力で、政治を変えていきましょう。



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令和4年度勝浦市新年度予算に反対いたしました

2022年04月06日 00時44分52秒 | 議会報告
勝浦市議会3月定例会が閉会となりました。
3月議会では勝浦市の令和4年新年度予算について審議が行われ、賛成9、反対5の賛成多数で可決承認となりました。
私は残念ながらこの予算案に賛同できず、反対いたしました。
理由は下記の通りです。

新年度予算では、市長の公約に準じた数々の新規事業が提案されました。しかし、これらの予算には財政的な裏付けがなく、また、各事業とも一部の勝浦市民にとって一定の負担軽減となるものの、毎年恒常的に莫大な予算を必要とし、将来的に勝浦市の財政を圧迫しかねないものです。
こうした政策は広く浅い支援、もしくは受益者が極端に少ない政策であり、税負担の公平性を欠き、所得の逆再分配ともなりかねないことからも、本当に市民の皆さんのためになる事業なのか甚だ疑問です。
加えて、今回市長が提案された事業は「子育て世代のため」と言いながら、勝浦市の将来を担う子供たちに負担の先送りをするような政策です。いくらふるさと納税が好調だからと言って、それはあくまで臨時収入にすぎず、闇雲に経常収支比率を悪化させるようなばらまき政策には、到底賛同できるものではありません。
私たち政治家の役割は、未来に責任を持つことです。
目先の利益に囚われず、故郷の未来、子どもたちの将来を考え勝浦市のために働くことが肝要と考えています。

厳しい勝浦市財政にあって、「いまさえ良ければいい」と刹那的に税金を使うのは間違っています。苦しい状況だからこそ、「未来の子どもたちにツケ回しをしない」こと、そして、10年後20年後の勝浦市を見据えて、若者や子供たちが安心して暮らせるような仕組みづくりをしていくことが何よりも大切です。
以上のような理由で、私は反対の立場を取りました。
我々議員にとって、予算案に反対するということは非常に重い判断であり、重大な責任が伴います。
議会最年少の私を含め、現役の子育て世代である40〜50代の若手議員全員が新年度予算に反対したことの意味を、市長には重く受け止めていただきたいと思います。

各事業に対する詳細な反対理由は、新年度予算に対する私の反対討論をご確認ください。
下記に全文を掲載するほか、youtubeでも動画でご確認いただけます。

勝浦市議会 令和4年3月定例会(新年度予算討論) )
※私の反対討論は30:00~です


私は、議案第14号、令和4年度勝浦市一般会計予算について、反対の立場で討論をいたします

令和4年新年度予算は、様々な形で、先進的な、そして未来への投資となるような事業も含まれており、そうした政策については評価をするところであります。
特に、商工費「商店街等賑わい創出事業」については、議会の中でさまざまな議論もありましたが、その先進的な取り組みについて、高く評価いたします。
 勝浦中央商店会、興津商店街、そして勝浦市の商工業のまさに起死回生の一手として、低コストかつ迅速な共同配送事業を実現させ、地域の新しい雇用や商店街の活性化、そしてこの取り組みに賛同する先進企業の積極的な誘致につながることを期待するとともに、勝浦市商工業の未来への投資となるような事業にしていただきたいと思います。

 しかしながら、予算全体としてみたとき、総論として、やはり私は反対せざるを得ません。
 その理由は、市長公約に準ずる予算のいくつかが、財政的根拠がなく、また費用対効果の低い、いわゆるバラマキ政策と言わざるを得ない予算となっているからであります。

 特に、以下の3つの事業について反対の理由を述べたいと存じます

 まず、「ごみ袋販売補助事業」685万8千円についてです。
 昨年度3月議会や予算委員会で問題を指摘され実施していなかった事業でありますが、費用対効果や小売店への価格反映などの課題が解決しているとは思えません。また、議案質疑で費用対効果について質したところ、もしこの事業が実現したとしても、一家庭あたり年間約800円程度の補助にしかならないことも明らかになりました。このような効果のために、約700万円もの予算を投入することについては、反対と言わざるを得ません。
 また、昨年度議長からも、この予算については慎重に対応すべきと市長に申し入れを行ったにもかかわらず、昨年と同様の予算が上がってきたこと自体、議会軽視であり、賛意を示すことができません。

 次に、「水道事業会計補助金」1億円についてであります。
 一般会計から、これだけの巨額の予算を水道事業に繰り出すことについては、その効果や、これまでの経緯、その財政的根拠も含めて反対をせざるを得ません。
 水道事業は、独立した企業会計です。
 私は、水道事業については、まず市民の皆さんに、勝浦市水道事業の現状をしっかりとご理解いただくことが必要だと考えています。
 マスコミなどで、勝浦市の水道料金がいかに高いかということばかり取り沙汰されていますが、勝浦市の水道料金が高い理由は、第一には、独立した企業会計として、これまで、その経営努力によって、市の一般会計からの繰り入れを行わなかったこと、つまり、端的に言えば自治体から補助金をもらわないで頑張って独立採算としているから、水道料金が高かったということが重要だと思います。
しかしその分、勝浦市としては、限りある予算を有効に活用できていた、ということでもあります。
 経常収支比率が90%台後半で推移している中で、今後、水道事業に市の財政から巨額の予算を繰り出していくとなれば、今後、ますます経常収支比率が悪化し、市財政の柔軟性はなくなっていく、つまり新しいことは何もできなくなっていくということです。
 本来であれば、市民の皆さんにこうした事情をしっかりと説明し、値上げも含めて、勝浦市の水道事業の健全化、経営の安定化をいかに図っていくか、ということしなければならないにもかかわらず、「勝浦市の水道料金は高いから」とマスコミなどを通じていたずらに市民の不安を煽り、赤字の補填のためだけに予算を投入するやり方は、到底納得できるものではありません。
 また、水道審議会、議会での議案説明、また予算委員会での説明にも、それぞれ矛盾があり、財政根拠としてふるさと応援基金からの繰り入れで行うとのことについても、こうした経常経費にそれを当てることについて、私は反対いたします。
 今、勝浦市の水道事業への支援として勝浦市がなすべきは、有収率の改善や経営基盤安定のための、将来に向けた投資であり、赤字補填や一時しのぎの水道料金削減ではない、という理由から、反対するものです。

次に、「学校給食費補助金」 3541万円についてであります。
 本年度は新型コロナ対策の単年度予算として、半額補助として予算計上されていましたが、新年度から全額補助として予算が上がっています。
 その根拠として、市民アンケートなど上げていますが、現役の子育て世代が、給食費の全額無料化を望んでいるかといえば、私は、これまでに何名かの親御さんにヒアリングを行った上で、決してそんなことはないと実感しているところであります。
 子育て世代の皆さんが本当に望んでいるのは、こうしたばらまき政策ではなく、教育の質の向上であり、形として将来に残せる補助であり、子供たちの未来のための投資です。

 子育て世代への支援のため、と言いますが、勝浦市ではすでに、給食費は所得によって、2段会での援助を受ける事ができます。つまり、本当に困っているご家庭には、すでに支援制度があるわけです。
 そうした中で、また、子供の給食費な自分で払いたいというご家庭も多くあるなかで、給食費を全て無償化する事に巨額の予算をかけるべきなのですか。
 給食を作るには、施設をつくり、人を雇い、食材を買って調理して学校まで運びま す。現在、保護者が給食費のうち負担しているのは、子どもの口に入る食べ物の食材費のみです。それ以外の経費は、初めから公費負担です。
 すでに公的支援や公費負担があるにもかかわらず、所得に関係なく、給食費を全額補助するということは、税負担の公平性からも、大きな問題があると思います。
 誰かの負担をなくすということは、誰かがその負担を背負わなければならないということです。
 今必要な予算を後回しにして、すでに支援制度がある給食費を全額無料にすることで年間約4千万円もの経常経費をかけていくことが、本当に子供たちのためになるのでしょうか
 もちろん、無料にしますか、と言われれば、誰だって嬉しいですよ、しかし、これが将来世代への負担のつけ回しになってしまっては、本末転倒です。子育て支援と言いながら、当の子どもたちに有無を言わさず借金を背負わせるやりかたには反対です。

 長くなってしまいましたが、なんでも無料、あるいは負担軽減なら、それは喜ぶ方は多いでしょう。
 しかし、行政の持つ財源には限りがあります。何かを無料にするなら、あるいは料金を削減するなら、その分だれかが税金で負担しなければなりません。あれもこれも無料にしてくれ、ということを続けたら、財政は破綻してしまいます。税金でそれを行う必然性はあるのか?財源は確保できるのか?他の事業と比べて優先すべきことなのか。どうもチグハグな予算になっていると言わざるを得ません。

 今なすべきは、このような広く浅くばらまくような政策ではありません。
 子育て世代支援と言いますが、現役の子育て世代、若者世代の皆さんが、所得も上がらず、また増税の中で喘いでいる中、本当に望んでいるのは、給食費を下げて欲しいとか、当面の水道料金を下げて欲しいとか、そうしたことではなく、子供たちの可能性を広げるための、教育の質の向上のための施策であって、子供たちへの投資となるような予算、将来に向けた政策です、雇用の確保や、新しいビジネスを早出するチャンス、勝浦市の明るい未来のため、安心して働き、子供を育てられる環境を作るための投資をして欲しいと願っているのではないでしょうか。

 今が苦しいからこそ、今の有権者の皆さんにご理解をいただきながら、子供達、孫の世代に何を残せるか議論し、10年後、20年後、50年後の勝浦を考えて、未来への投資を行うべきで、広く浅い支援のために巨額の予算を投じることは、将来世代への負担のつけまわしに他ならず、反対せざるを得ません。

以上、反対の立場で討論をいたします。


3月議会の詳細については、今後も各事業の詳細などを各媒体を通じて解説してまいります。
また、youtubeでも委員会を除く全ての審議が公開されています。
是非一度「勝浦市議会」で検索してみてください!


勝浦市議会 令和4年3月定例会 第6号 (議案質疑・委員会付託、議案第14号~第18号) 一般会計「歳出」5


勝浦市議会 令和 4年 3月定例会 第3号 (戸坂健一議員 一般質問)

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ロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議(勝浦市議会)

2022年03月08日 23時13分01秒 | 議会報告
勝浦市議会3月定例会開催中です。
今日は新年度予算について審議するとともに、「ロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議」が発議案として上程され、全会一致で可決しました。決議文は下記の通りです。

ロシアによるウクライナ侵略に抗議する決議
 2月24日、ロシア軍はウクライナへの侵略を開始し、戦争はウクライナ全土へと広がっており、民間人を含め多数の犠牲者が出ている。
 こうしたロシアによる一方的な現状変更を試みる行為は、戦後の国際秩序の根幹を脅かすものであり、断じて容認することはできない。
 よって勝浦市議会は、ロシアによるウクライナへの一連の侵略に対し、非難の意を強く表明するとともに、即時に攻撃を停止し、完全撤退することを求めるものである。
 国においては、国際社会と緊密に連携し、あらゆる外交手段を駆使して、ロシア軍の即時撤退と平和の実現に全力を尽くすとともに、在留邦人の安全確保や国民生活への影響を最小限に抑えることを強く求めるものである。
 市においては、日本国がウクライナ難民を受け入れる場合には、人道的見地から率先して難民受け入れに対応するよう求める。
 以上、決議する。
 令和4年3月8日 勝浦市議会


私も、改めていち地方議員として、ロシアの侵略と横暴については断固非難の意を表します。
如何な理由があれ、このような横暴を許せば世界の平和と安全保障体制が根底から揺らぎかねません。
日本政府におかれては、ロシアの非道に対して、断固たる意思と決意を持って、正々堂々、平和の回復に向けた外交政策を実行して頂きたいと思います。

写真は防衛省・自衛隊による最新の「ウクライナ侵略の状況」分析です(3月8日時点)
民間人や原発への意図的な攻撃は、絶対に許されるものではありません。一日も早いロシア軍の完全撤退、戦闘終結を祈ります。
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空飛ぶタンタンメン(勝浦市ドローン配送サービス実証実験)

2022年02月13日 16時39分47秒 | Weblog
※2月15日11時追記
昨日、羽生選手の緊急会見により見送りとなった勝浦市ドローン配送実証実験の様子ですが、本日のNHKで再度放映予定となりました!


2月15日(火)18時30分〜19時
NHK首都圏ネットワーク ちかさとコレクション


なお、災害等緊急放送時には放送内容が変更となる場合もございますのでご了承ください。

勝浦市におけるドローン配送サービス事業の実証実験が無事に終了しました!
この事業は、商店街活性化に向けた取り組みとして、勝浦市商工会と住友商事・セイノーHD・エアロネクストなどいくつかの先進企業とが連携し、5キロの重さの荷物を運べる最先端高性能ドローンを使った地域配送事業の実験を行おうとするものです。
地域の迅速かつ低コストな輸送手段として、商店街の商圏拡大だけでなく、買い物弱者対策・災害等緊急時の配送手段など、様々な活用が期待されます。

実験ではまず、勝浦中央商店会から国際武道大学への日用品や災害用支援物資などの配送が実施され、市内小学校への物資輸送なども行われました。
また、実証試験最終日には興津商店街からミレーニア勝浦までの配送が実験され、日用品や食料品の配送、勝浦タンタンメンなどのフードデリバリーの実験が行われました。
最先端の技術により、熱々のまま、しかも容器からこぼれずに無事に届いた勝浦タンタンメンを子ども達が食べるシーンでは、参加者から歓声や拍手も上がりました。
空飛ぶタンタンメンの実現です!

配送の様子は新聞でも報道されたほか、下記の日程でNHKでも放映予定です!
番組 NHK首都圏ネットワーク
日時 2月14日(月)18時30分〜

今後は実証実験の結果を元に、勝浦市の課題解決に向けての詳細な検証と事業化に向けた検討が行われる予定です。

空輸されたタンタンメンを食べる様子


実証実験の様子1


実証実験の様子2


実証実験の様子3


「勝浦タンタンメン」をドローンで配達の実証実験 千葉 勝浦
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220214/1000076658.html


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市政報告レポートを作成しました

2022年01月14日 22時34分01秒 | 議会報告
市政報告レポート「まえむき新聞」を作成したので共有いたします。
他者の批判や非難に終始することなく、明るく前向きに、そしてできるだけ客観的に市政を報告する新聞を作りたいとの思いから、様々な方と相談しながら作成してみました。
令和3年度12月議会の議会報告のほか、1年間の一般質問の報告や、公約の達成状況などについて報告しています。
皆さんのご意見ご感想をお待ちしております。

市政報告レポート1

市政報告レポート2

市政報告レポート3

市政報告レポート4
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勝浦市議会 令和3年 9月定例会について報告します

2021年09月28日 23時58分37秒 | 議会報告
本日令和3年9月28日より、勝浦市立図書館内に「勝浦市郷土資料室」がオープンしました!

郷土資料館の整備は、私の公約でもありました。
歴史ある勝浦市の貴重な文化財を保護し逸失を防ぐとともに、この町の歴史をの変遷を記録し未来につなげていくこと、そして子どもたちの郷土愛を育むためにも、郷土資料拠点の整備は急務でした。
公約は一議員の力で達成できるものではありません。
執行部そして職員の皆さん、同僚議員の皆さんのご尽力に感謝するとともに、今回郷土資料室の整備に向けて、市民の方から勝浦市に対し多額のご寄付があったこともここでお伝えしたいと思います。
引き続き、失われつつある郷土資料の情報収集に努め、より充実した郷土資料館の整備に向けて知恵を絞っていきたいと思います。

勝浦市郷土資料室内覧会の様子




さて、勝浦市議会9月定例議会が、先週閉会いたしました。
今議会における私の一般質問は、「災害時における避難指示のあり方」、
そして「外房地域における海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域指定について」
以上の2点について、執行部に回答を求めました。

避難指示のあり方については、今年5月の法改正により災害時の避難勧告が廃止され避難指示に一本化されたことや、勝浦市における過去2回の避難指示において避難実績が少なかったことから、より実践的な避難指示とするべく緊急性の高い地域に限った運用をすべきであると提案しました。
また、避難指示という市民にとって緊急性が高い行政判断をする際には、市長判断により速やかに災害対策本部を設置するよう求めるとともに、災害時における分散避難に対応するため市内宿泊施設への避難支援策を検討するよう求めました。

外房地域における海洋再生可能エネルギー活用策については、いすみ市沖の海洋再エネ有望地域指定を受け、勝浦沖においても、漁業者や漁業関係者の皆さんも交え、将来の活用検討に向けた真剣な協議をすべきと望むものです。
勝浦沖は、風力や波力などの再生可能エネルギー活用の最適地であり、その活用検討について過去5回の一般質問を行ってまいりました。現在国では再エネ海域利用法に基づく促進区域の指定を進めており、この流れは否応なしに今後も加速するものと考えます。
もちろん、海洋再生可能エネルギーの活用については、漁業資源の保護が大前提であり、また、海を生活の拠点としている漁業者関係者の皆さんによる同意が不可欠です。
大規模な洋上風力発電事業の誘致は漁業者への補償だけでなく、施設を活用した漁礁の造成による漁業資源保護育成や、メンテナンスや機材の調達、インフラ整備など海を中心とした新たな産業や雇用を生む可能性があります。漁業関係者の皆さんに正確な情報を伝え、今後の可能性をご検討いただくためにも、勝浦市としても真剣に検討する必要があります。

一般質問の様子は下記動画よりご確認ください。

勝浦市議会 令和 令和 3年 9月定例会 第3号 (戸坂健一議員 一般質問)


また、9月定例会では、新型コロナ対策関連予算など重要な予算や議案のほか、(仮称)かつうら海中公園再生計画事業に関わる補正予算の審議も行われました。
補正予算を司る総務文教常任委員会では、(仮称)かつうら海中公園再生計画事業の工事現場を視察。
追加補正予算の原因となった地中埋設物の発見現場を視察するとともに、工事請負業者からのヒアリングなどを実施しました。
協議の結果、委員会では補正予算案は賛成少数により否決となりました。
私も反対の立場でありましたが、その理由として、(仮称)かつうら海中公園再生計画事業に関わる補正予算については、地中埋設物の発見過程や撤去の方法、柱状改良の方法、工期の延長、工事に伴う予算増額等についての説明が不十分であったことなどが挙げられます。

委員会では補正予算案は否決となりましたが、議会最終日に執行部から補正予算案の撤回申請が提出されました。
議会は撤回を承認、改めて、委員会での審議過程での各委員からの意見を反映した新しい一般会計補正予算案が上程され、審議となりました。
これにより、(仮称)かつうら海中公園再生計画事業に伴う予算は、工法の変更により大幅に減額となり、工期についても短縮が予測されること、また、工事請負契約の変更に伴い今後臨時議会を開催して改めて議会で審議するとの説明、回答が得られたため、了といたしました。

結果として、本会議では補正予算案は賛成多数で可決となりました。
採決前には2名の議員から修正動議が提出されましたが、こちらについては賛成少数により否決となったことも申し添えます。

私は、3月議会で決定した(仮称)勝浦海中公園再生計画事業そのものについては、反対の立場でした。
国の交付金を活用し、勝浦市観光拠点の再生を図る、ということ自体に反対するものではありませんが、半額は市の負担となる以上、事業の全体像や厳密な収支予測、財源の確保、議会への詳細な説明が不可欠です。しかし、議会への十分な説明がなされず、また事業案について議会の要望を反映させる時間がなかったこと、そして何より、最後まで「海中公園全体をどのようなコンセプトで再生させるのか」という事業の全体計画、全体像が示されなかったため、残念ながら、私は賛同には至りませんでした。

しかし、議会で賛成多数で決定した以上、この事業については、個人的な思いはどうあれ、私も一議員として事業を成功に導く重い責任があると感じています。
大切な市民の皆さんの血税を使う重要な事業となりますので、少しでも良い施設になるように、議会一丸となって支援していく必要があると考えています。

非常にタイトな工期など、始まりから大変な困難を伴う事業であることは予想されていましたが、こうした困難にあってこそ、事業提案者である市長がしっかりとその責任を果たし、議会への丁寧な説明に努め、リーダーシップを発揮して執行部の陣頭指揮を執り事業を成功に導いて頂きたいと強く思います。
審議の様子は下記よりご確認いただけます。

総務文教常任委員会現地視察の様子




勝浦市議会 令和 3年 9月定例会 第4号 (議案質疑・議案第40号~第44号) 1 音声のみ配信


勝浦市議会 令和 3年 9月定例会 第4号 (議案質疑・議案第40号~第44号) 2 音声のみ配信(戸坂質問 37:15~)


勝浦市議会 令和 3年 9月定例会 第5号 議案上程・説明・質疑・採決 (議案第51号) 1



また、最終日には2名の議員より発議案が上程され「元北中学校施設の有効利用に関する決議について」を審議致しました。
この件については、市民の皆さんからのお問い合わせも大変多くありますが、私は、勝浦市の活性化のために新しい事業や産業を誘致しようとする趣旨そのものに反対するものではありません。
しかし、この件に関しては「勝浦市活性化検討委員会」にて事業者からの説明も受けましたが、
①サッカー場整備に伴う予算が多額であること、明確な額が示されていないこと
②現時点では事業者からは整備に関わる予算は市の全額負担であるという説明しか受けていないこと
③事業に関わる収支の予測が困難であること
④少子高齢化などの要因により、ジュニアサッカー人口は減少傾向と推測できること
⑤企業誘致に関しては、事業者側の負担割合も考慮すべきであること
上記などの理由から、残念ながら賛同に至らなかったものです。
私からは、趣旨そのものには賛同するものの、事業費の明確化や事業誘致の方法など再検討いただけないか、慎重な検討が必要であることなど現時点での疑問点について質問をさせていただきました。
提案者に対する質疑の様子は下記よりご確認いただけます。

勝浦市議会 令和 3年 9月定例会 第5号 発議案上程・説明・質疑・採決 (発議案第6号)(戸坂質問 09:13~)



9月定例会の報告は以上となります。
引き続き、次の議会に向けて準備研鑽を重ねてまいります。

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勝浦市におけるドローンの活用について

2021年07月07日 20時20分20秒 | 活動報告
静岡県熱海市で発生した土石流により被害に遭われた多くの方々、また豪雨災害により被災された皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興を祈るばかりです。

本日は先進企業からご提案を頂き、「勝浦市におけるドローンの有効活用」について、市執行部や関係者と協議しました。
また、1日かけて市内各所をご案内し、勝浦市の実情について視察をして頂きました。

少子高齢化が進む勝浦市は様々な課題を抱えています。
しかし、買い物弱者支援、有害鳥獣対策、密漁監視、防災・災害対策など、最新のドローンを活用すれば効率化・省力化出来るケースはたくさんあります。
なかでも、勝浦市における小型物流ドローンの活用は、来年度の法改正もあり、実現に向けて是非とも検討したいところです。

ドローンに限らず、様々な企業から勝浦市と協働したいとご提案を頂けるのは、本当に有難いことですし、大きなチャンスでもあります。
こうした貴重な機会を活かすためにも、企業の皆さんには勝浦市の良いところも悪いところも充分にご理解を頂いたうえで事業を進めて頂きたいと考えています。

そのうえで、勝浦を離れる際「勝浦市のファンになりました!」と言ってもらえると、本当に嬉しくなります。
企業と勝浦市、双方にとってメリットのある事業となるよう、実現に向けて引き続き支援、調整を図って行きたいと思います!

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土砂災害警戒区域等の一覧(勝浦市)

2021年07月03日 11時09分06秒 | 議会報告
(Facebookより転載)

市内全域に避難指示(警戒レベル4)が発令されました。
土砂災害が発生するおそれが高まったため、土砂災害警戒区域にお住まいの方は、避難所や、ご自宅の安全な場所、親戚、友人宅などに避難してください。

この春の法改正により、これまであった避難勧告は無くなっています。可能な方は速やかな避難をお願い致します。
芸術文化交流センター、元興津中学校、元行川小学校、上野小学校、総野小学校に避難所を開設しています。

この後も雨が降り続く予報となっています。
引き続き最大限の警戒をお願い致します。
なお、勝浦市内には487箇所の土砂災害警戒区域があり、その一覧は下記リンクより確認出来ます。
お住まいの地域の情報をご確認頂き、可能な限りの避難をお願い致します。

土砂災害警戒区域等の一覧(勝浦市)
https://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/sabou/keikai/katsuura.html?fbclid=IwAR13XEilDanHHyzfNUn0ezgMjEm_e3xVy37RmgHTpX2Bc6RnGB9ZQuJUyKM
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youtubeチャンネル開設しました【とさけんチャンネル】

2021年06月30日 20時17分48秒 | 活動報告
子ども、大人、地域、日本がまるごと成長することを目指す「まるごと共育プロジェクト」通称「まるとも」。
今回は、講師として勝浦中学校での講義に参加しました。
中学生への事前アンケートで関心が高かった「勉強が苦手」というテーマをもとに、「人はなぜ勉強しなければならないのか」という事について、現役の政治家として、中学生の皆さんに本音で語りました。

また、併せてYouTubeチャンネルも開設しました。
政治活動や選挙運動は戸坂健一公式アカウントのみで行い、こちらでは政治を身近なものにすべく、いろいろなことにチャレンジしていきます!
議員の活動や政治家の役割を発信していくことはもちろんですが、ちょっとゆるい企画を通じて、難しいことをわかりやすく、楽しく発信していきたいと思います。

【中学生へ】なぜ勉強しなくちゃいけないの?【可能性の扉を開く方法とは】MT004
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令和3年度6月定例議会が閉会しました

2021年06月18日 22時30分12秒 | 議会報告
6月定例議会が閉会しました。
補正予算のほか、公約でもあった郷土資料室の設置管理条例や、本年度中の完成が予定されているかつうら海中公園滞在型観光施設設置管理条例などを含む、全ての議案が可決成立しました。
詳細は今後、会報などを通じて報告していきたいと思います。

父親となって2度目の父の日。
娘から、こども園で作ったプレゼントを貰いました。
人生で一番嬉しい贈り物です。
ありがとう!


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勤続10年表彰を頂きました

2021年06月07日 20時34分40秒 | 議会報告
6月定例議会が始まりました。
初日は執行部からの行政報告と、議案提案理由の説明などが行われました。
議会終了後は議員全員協議会が開催され、議会改革検討委員会からの報告や発議案についての協議を行いました。
また、全国市議会議長会より勤続10年の表彰状を頂きました。
本来表彰を受けるべきは、何のバックボーンも持たない自分を陰に日向に支えてくださった市民の皆さんおひとりおひとりだと思いますが、この機会に改めて初心を見つめ直し、引き続き、勝浦市のために力を尽くしてまいります。
任期も残り半分。
公約達成100%目指して頑張ります!

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