皆さん今晩は。
暑かったり寒かったり、季節の変わり目でなかなか気候が安定しない毎日ですが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。
私はちょっぴり風邪をひきました・・・
さて、昨日8日は、白鳥時忠御宿町議会議員と、シンクタンク事業や政策提言等を展開する企業である青山社中の皆さんとが行った御宿町の視察に同行させて頂きました。
昨今、地方都市においても都市部や近隣自治体との相互連携、情報共有の必要性が高まり、地方議員にも幅広い視野が求められています。
そんな中、白鳥議員は地元御宿での活動はもちろん、様々な勉強会や視察にも積極的に参加されその見識を深め、地域全体の将来を見据えて情熱的に活動されている方で、私の尊敬する政治家のひとりです。
また、青山社中は、「世界に誇れ、世界で戦える日本」をスローガンに、人材育成・政策提言・組織づくりなどを業務としている大変ユニークな企業で、現在日本各地で活躍している新進気鋭の企業です。
私も以前から近隣自治体についてより深く知りたいと考えていたので、今回白鳥議員が青山社中のメンバーと共に御宿をひと回りするという話を伺って、無理をお願いして同行させて頂いた次第です。
視察の様子
御宿町は面積24.92km²、人口7,678人(2012年4月1日推計)の小さな町です。
勝浦市の隣町ですが、余りにも近すぎるが故か、これまでじっくりと町を観て廻るという事は正直ありませんでした。
御宿町と勝浦市はとてもよく似た面を持っています。
漁業が産業の中心である事。大型店舗が存在しない事、またそれ故に昔ながらの魅力ある商店街や朝市が残っている事などなど。人口減少等共通の問題も多々あります。
そうした事を踏まえ、また、今後勝浦市と御宿町が切磋琢磨しながら互いに向上しあって行くという意味でも、隣町の事を良く知りたいと考えていた所でした。
今回、皆さんと共にあらためてじっくりと御宿町を見学させて頂きましたが、勝浦市として見習うべきところや、連携して取り組むべき課題など、新たな発見が数多くありました。
御宿町は確かに面積は広くありませんが、勝浦市と比べて割合的に平地が多くあります。
また歴史博物館や記念館、公園、運動施設、あるいは美しい海岸線や牧場等も存在し、様々な公共施設や観光資源がコンパクトにまとまっている印象を受けました。
青山社中のメンバーの方も指摘されていましたが、他自治体が羨む様な観光資源、資産が御宿町には確かにあります。それらが現在は上手く連携、活用されていないだけのように感じました。
様々な観光資源が点在しているにもかかわらず有効に機能していないという点、勝浦市とよく似ています。
また、確かに老朽化した施設や空き家なども散見しましたが、代わりにサーフショップや瀟洒なカフェなどもところどころ開店しており、新しい血が入ってきて少しずつ新陳代謝が行われている様な印象も持ちました。
これはいすみ市や鴨川市にも言える事ですが、若者や中年の方が定住し、彼らのニーズに合致したショップを展開しながら仲間を増やしコミュニティを形成して行く、という事が御宿でも行われつつあるように思います。
若者が定住する為の土台が、彼ら自身の手によって形成されつつあるという事です。これは大きいです。御宿町に対する「美しい海岸を有する、明るく開放的な町」というイメージが、若者の間で定着して来ている一つの証拠ではないでしょうか。
この点、勝浦市においては、近隣自治体と比べ若者の流入が圧倒的に少ないという実感があります。
御宿町も含め、近隣自治体と比べると、勝浦市にはまだまだ閉鎖的な環境が残っている事が、若い定住希望者から敬遠されている様に感じます。
勝浦市における街全体のホスピタリティの向上、そして来るもの拒まず、の精神の共有が必要だと強く感じるところであります。
勝浦市においてもようやく今年から企画課の中に「定住促進係」が設置され、市として移住・定住促進対策を行う事となりました。
早速、市内各区ごとの風習やしきたりなどについての調査を行っている様です。私も情報提供・政策提言等お手伝いをしながら、勝浦市における定住促進を図って行きたいと思います。
そしてこの地域全体で魅力を高めあい、移住希望者から「南房総って素敵だね!」と言ってもらえる様にして行きたいものです。
なお、個人的に今回御宿町を見ていて一番感動したのは、街全体のゴミが少ない事!
メキシコ記念公園などの観光地、あるいは河川、道路、公共施設等を見ていても、まずゴミが落ちていません。
御宿海水浴場に流れ込む河川にしても、町の中心部を流れているにもかかわらずゴミ一つなく、沢山の鯉が泳いでいたりと良好な水辺環境を保っていました。
「川に魚が泳いでいる」という単純な事実、そして水草の生える親水性のある川岸や美しい海岸線。
多くの観光客の目につく場所だからこそ、「非日常」を求められる場所だからこそ、こうした細かい部分の積み重ねが観光地としての価値を高めて行くのだろうと思います。
勝浦市も見習わなければ。
とにかく、大変勉強になりました。
今回学んだ事や感じた事は、必ず勝浦市政の場においても活かして行きたいと存じます。
有り難うございました!
夜は青山社中の方々とJCメンバーとで懇親会。おそば30枚注文です!
追伸:
愛車のホンダライフ「ロシナンテ号」が故障。
エンジンがかからない&勝手にアイドリングストップ、そしてアクセル全開でも時速5キロしか出ないという事態に。
修理屋さんで診てもらった所、バルブの交換が必要とのことで修理見積もりはかなりの高額に。
乗り始めてもうすぐ10年、買い替え時期とも思いますが、こいつとは一緒に北は青森から南は九州まで全国ドライブした愛着もあるので、直してもらってまだまだ活躍してもらうか…
なかなか踏ん切りがつきませんでしたが、仕事の事も考え、お別れする事になりました。
今まで本当にありがとう。君との思い出は決して忘れません。
写真は宮城県鳴子温泉で雪に埋もれたロシナンテ号。
暑かったり寒かったり、季節の変わり目でなかなか気候が安定しない毎日ですが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。
私はちょっぴり風邪をひきました・・・
さて、昨日8日は、白鳥時忠御宿町議会議員と、シンクタンク事業や政策提言等を展開する企業である青山社中の皆さんとが行った御宿町の視察に同行させて頂きました。
昨今、地方都市においても都市部や近隣自治体との相互連携、情報共有の必要性が高まり、地方議員にも幅広い視野が求められています。
そんな中、白鳥議員は地元御宿での活動はもちろん、様々な勉強会や視察にも積極的に参加されその見識を深め、地域全体の将来を見据えて情熱的に活動されている方で、私の尊敬する政治家のひとりです。
また、青山社中は、「世界に誇れ、世界で戦える日本」をスローガンに、人材育成・政策提言・組織づくりなどを業務としている大変ユニークな企業で、現在日本各地で活躍している新進気鋭の企業です。
私も以前から近隣自治体についてより深く知りたいと考えていたので、今回白鳥議員が青山社中のメンバーと共に御宿をひと回りするという話を伺って、無理をお願いして同行させて頂いた次第です。
視察の様子
御宿町は面積24.92km²、人口7,678人(2012年4月1日推計)の小さな町です。
勝浦市の隣町ですが、余りにも近すぎるが故か、これまでじっくりと町を観て廻るという事は正直ありませんでした。
御宿町と勝浦市はとてもよく似た面を持っています。
漁業が産業の中心である事。大型店舗が存在しない事、またそれ故に昔ながらの魅力ある商店街や朝市が残っている事などなど。人口減少等共通の問題も多々あります。
そうした事を踏まえ、また、今後勝浦市と御宿町が切磋琢磨しながら互いに向上しあって行くという意味でも、隣町の事を良く知りたいと考えていた所でした。
今回、皆さんと共にあらためてじっくりと御宿町を見学させて頂きましたが、勝浦市として見習うべきところや、連携して取り組むべき課題など、新たな発見が数多くありました。
御宿町は確かに面積は広くありませんが、勝浦市と比べて割合的に平地が多くあります。
また歴史博物館や記念館、公園、運動施設、あるいは美しい海岸線や牧場等も存在し、様々な公共施設や観光資源がコンパクトにまとまっている印象を受けました。
青山社中のメンバーの方も指摘されていましたが、他自治体が羨む様な観光資源、資産が御宿町には確かにあります。それらが現在は上手く連携、活用されていないだけのように感じました。
様々な観光資源が点在しているにもかかわらず有効に機能していないという点、勝浦市とよく似ています。
また、確かに老朽化した施設や空き家なども散見しましたが、代わりにサーフショップや瀟洒なカフェなどもところどころ開店しており、新しい血が入ってきて少しずつ新陳代謝が行われている様な印象も持ちました。
これはいすみ市や鴨川市にも言える事ですが、若者や中年の方が定住し、彼らのニーズに合致したショップを展開しながら仲間を増やしコミュニティを形成して行く、という事が御宿でも行われつつあるように思います。
若者が定住する為の土台が、彼ら自身の手によって形成されつつあるという事です。これは大きいです。御宿町に対する「美しい海岸を有する、明るく開放的な町」というイメージが、若者の間で定着して来ている一つの証拠ではないでしょうか。
この点、勝浦市においては、近隣自治体と比べ若者の流入が圧倒的に少ないという実感があります。
御宿町も含め、近隣自治体と比べると、勝浦市にはまだまだ閉鎖的な環境が残っている事が、若い定住希望者から敬遠されている様に感じます。
勝浦市における街全体のホスピタリティの向上、そして来るもの拒まず、の精神の共有が必要だと強く感じるところであります。
勝浦市においてもようやく今年から企画課の中に「定住促進係」が設置され、市として移住・定住促進対策を行う事となりました。
早速、市内各区ごとの風習やしきたりなどについての調査を行っている様です。私も情報提供・政策提言等お手伝いをしながら、勝浦市における定住促進を図って行きたいと思います。
そしてこの地域全体で魅力を高めあい、移住希望者から「南房総って素敵だね!」と言ってもらえる様にして行きたいものです。
なお、個人的に今回御宿町を見ていて一番感動したのは、街全体のゴミが少ない事!
メキシコ記念公園などの観光地、あるいは河川、道路、公共施設等を見ていても、まずゴミが落ちていません。
御宿海水浴場に流れ込む河川にしても、町の中心部を流れているにもかかわらずゴミ一つなく、沢山の鯉が泳いでいたりと良好な水辺環境を保っていました。
「川に魚が泳いでいる」という単純な事実、そして水草の生える親水性のある川岸や美しい海岸線。
多くの観光客の目につく場所だからこそ、「非日常」を求められる場所だからこそ、こうした細かい部分の積み重ねが観光地としての価値を高めて行くのだろうと思います。
勝浦市も見習わなければ。
とにかく、大変勉強になりました。
今回学んだ事や感じた事は、必ず勝浦市政の場においても活かして行きたいと存じます。
有り難うございました!
夜は青山社中の方々とJCメンバーとで懇親会。おそば30枚注文です!
追伸:
愛車のホンダライフ「ロシナンテ号」が故障。
エンジンがかからない&勝手にアイドリングストップ、そしてアクセル全開でも時速5キロしか出ないという事態に。
修理屋さんで診てもらった所、バルブの交換が必要とのことで修理見積もりはかなりの高額に。
乗り始めてもうすぐ10年、買い替え時期とも思いますが、こいつとは一緒に北は青森から南は九州まで全国ドライブした愛着もあるので、直してもらってまだまだ活躍してもらうか…
なかなか踏ん切りがつきませんでしたが、仕事の事も考え、お別れする事になりました。
今まで本当にありがとう。君との思い出は決して忘れません。
写真は宮城県鳴子温泉で雪に埋もれたロシナンテ号。