皆さん今晩は!
秋も深まり、いよいよ寒くなってきました。
季節の変わり目、体調を崩さぬ様くれぐれもご注意ください。
さて、昨日今日の2日間、建設経済常任委員会の行政視察に行って参りました。
今回のテーマは、那須塩原市の「農観商工連携事業」についてです。
那須塩原市は、豊かな自然環境を背景とした農畜産業が盛んな地域です。
それらの地域資源を活用し、国が提唱する農商工連携事業に「観光業」を加え「農・観・ 商・工の連携」による地域経済の活性化を目指したのがこの「農観商工連携事業」です。
那須塩原市ではこの事業の実施のため農観商工連携推進協議会を立ち上げ、
①農業の6次産業化の推進(農業の6次産業化を推進するため、農観商工の各産業が連携し地元農産品を活用した魅力ある商品づくりとその販路の開拓などに努める)
②魅力ある地域ブランドの創出(「那須塩原らしさ」「独自性」「信頼性」などの認定基準に基づき、那須塩原ブランドを認定。認定者と連携し販売促進に努め、那須塩原ブランドを通じて那須塩原のイメージアップを図る)
③地域特有資源の活用(堆肥センターで作られた堆肥を地元農業者が活用し、それにより生産された農作物を商工業者との連携により加工・販売を行い地産地消に努めるとともに、地域外への販路拡大を目指す)
という3つの政策を柱に、地域活性化を図ろうとしています。
特に「那須塩原ブランド」認定事業ではすでに15商品を認定し、そのイメージアップ及び販路拡大に努めておられるのは印象的でした。
那須塩原ブランド一覧紹介
http://www.nasushiobara-brand.info/index.html
那須塩原市はもともと豊かな自然や豊富な温泉等の多彩な観光資源を有し、各産業とも個性的な活動を行っていた様ですが、全体的な連携があまり取れていなかったそうです。
そこで農観商工連携推進協議会を設立し、各産業の資源(農林水産物・観光資源・技術・販路・知的財産)を有機的に連携させることにより、地域ブランドの創出・地産地消の推進・付加価値のある新商品開発・販路開発拡大等を進めていこうとした、との事。
勝浦市においても、豊富な観光資源を有し、また様々な活動を行う団体がたくさんあるのにもかかわらず、これまでなかなか相互の連携が取れず、地域全体での取組みが停滞気味だったという現状があります。
最近になってようやく勝浦市でも、その目的は違うものの「勝浦市定住促進協議会」という各団体の横の連携を図り全市的に勝浦市への定住促進をろうという組織が出来、動き始めているところです。
地域社会が一丸となって活性化を推進しようと言うこの那須塩原市の農観商工連携事業は、勝浦市の今後を考える上で非常に参考になる仕組みでした。
議員の視察については何かと批判をお受けする事もありますが、視野狭窄に陥りがちな我々市議会議員にとって、行政視察は先進事例を研究するまたとない機会です。
行政視察についての詳細を報告し、また視察で得た知識や経験を地元市議会で活かすことが、議員としての義務であると思っています。
今回の視察で得た経験や知識を参考にし、今後の勝浦市議会での活動に最大限活かしていきたいと思います!
那須塩原市の皆さん、有り難うございました!
視察の様子
那須塩原市議会の様子
追伸:先週の活動報告
11月3日(日)
この日は勝浦市市野川で開催された「市野川コスモスまつり」で、三線と落語を披露しました。
緊張で身が細る思いでしたが、観客の皆さんに喜んで頂けたので本当に良かったです。
このコスモスまつり、地域の皆さんによってつくりあげられたアットホームなお祭りで、楽しく、そしてどこか懐かしい、そんな素敵なイベントでした。
来年も参加できたらいいな!
三線演奏の様子
11月2日(土)
この日は「いんべやぁフェスタ」に参加。
NPO法人「南外房環境クラブ」ブースの出店のお手伝いをさせて頂きました。
この団体では自然環境の調査、トウキョウサンショウウオ等の重要保護生物の生体調査及び保護等の活動を行っており、今回のいんべやぁフェスタではそれらの活動を展示しました。
中でもユニークだったのが、自動でアメリカザリガニを捕獲する装置、その名も「ザリトレラー」(仮)の展示です。
昨今、様々な外来種が日本の固有の自然環境を破壊してしまう事例が多々見受けられますが、なかでもアメリカザリガニの被害は甚大です。
そこで、アメリカザリガニの「水流を遡上しようとする習性」を利用した捕獲装置を作成。市内の谷津田にて実証試験を行っています。
今回の展示では数匹のザリガニの捕獲に成功。かなりの成果を上げていました!
ブースの様子
自動ザリガニ捕獲装置の様子
11月1日(金)
この日は議会報編集委員会に出席。
より読みやすく市民に愛される議会だよりの実現に向けて、委員長として今後の議会だより改革スケジュールを委員の皆さんに提示させて頂きました。
本年度中に先進事例を研究調査し、内容を決定したうえで、26年度中に新しい議会だよりを発行する、という方向でまとまりました。
早速、今回は「議会だよりコンクール」で最優秀賞となったあきる野市議会だよりについて、委員会で研究しました。
市民の皆さんに手に取って頂けるような、そんな素敵な議会だよりを作って行きたいと思います!
おまけ
市野川のコスモス畑(GIF)
http://gifboom.com/x/c5e1a9e0
秋も深まり、いよいよ寒くなってきました。
季節の変わり目、体調を崩さぬ様くれぐれもご注意ください。
さて、昨日今日の2日間、建設経済常任委員会の行政視察に行って参りました。
今回のテーマは、那須塩原市の「農観商工連携事業」についてです。
那須塩原市は、豊かな自然環境を背景とした農畜産業が盛んな地域です。
それらの地域資源を活用し、国が提唱する農商工連携事業に「観光業」を加え「農・観・ 商・工の連携」による地域経済の活性化を目指したのがこの「農観商工連携事業」です。
那須塩原市ではこの事業の実施のため農観商工連携推進協議会を立ち上げ、
①農業の6次産業化の推進(農業の6次産業化を推進するため、農観商工の各産業が連携し地元農産品を活用した魅力ある商品づくりとその販路の開拓などに努める)
②魅力ある地域ブランドの創出(「那須塩原らしさ」「独自性」「信頼性」などの認定基準に基づき、那須塩原ブランドを認定。認定者と連携し販売促進に努め、那須塩原ブランドを通じて那須塩原のイメージアップを図る)
③地域特有資源の活用(堆肥センターで作られた堆肥を地元農業者が活用し、それにより生産された農作物を商工業者との連携により加工・販売を行い地産地消に努めるとともに、地域外への販路拡大を目指す)
という3つの政策を柱に、地域活性化を図ろうとしています。
特に「那須塩原ブランド」認定事業ではすでに15商品を認定し、そのイメージアップ及び販路拡大に努めておられるのは印象的でした。
那須塩原ブランド一覧紹介
http://www.nasushiobara-brand.info/index.html
那須塩原市はもともと豊かな自然や豊富な温泉等の多彩な観光資源を有し、各産業とも個性的な活動を行っていた様ですが、全体的な連携があまり取れていなかったそうです。
そこで農観商工連携推進協議会を設立し、各産業の資源(農林水産物・観光資源・技術・販路・知的財産)を有機的に連携させることにより、地域ブランドの創出・地産地消の推進・付加価値のある新商品開発・販路開発拡大等を進めていこうとした、との事。
勝浦市においても、豊富な観光資源を有し、また様々な活動を行う団体がたくさんあるのにもかかわらず、これまでなかなか相互の連携が取れず、地域全体での取組みが停滞気味だったという現状があります。
最近になってようやく勝浦市でも、その目的は違うものの「勝浦市定住促進協議会」という各団体の横の連携を図り全市的に勝浦市への定住促進をろうという組織が出来、動き始めているところです。
地域社会が一丸となって活性化を推進しようと言うこの那須塩原市の農観商工連携事業は、勝浦市の今後を考える上で非常に参考になる仕組みでした。
議員の視察については何かと批判をお受けする事もありますが、視野狭窄に陥りがちな我々市議会議員にとって、行政視察は先進事例を研究するまたとない機会です。
行政視察についての詳細を報告し、また視察で得た知識や経験を地元市議会で活かすことが、議員としての義務であると思っています。
今回の視察で得た経験や知識を参考にし、今後の勝浦市議会での活動に最大限活かしていきたいと思います!
那須塩原市の皆さん、有り難うございました!
視察の様子
那須塩原市議会の様子
追伸:先週の活動報告
11月3日(日)
この日は勝浦市市野川で開催された「市野川コスモスまつり」で、三線と落語を披露しました。
緊張で身が細る思いでしたが、観客の皆さんに喜んで頂けたので本当に良かったです。
このコスモスまつり、地域の皆さんによってつくりあげられたアットホームなお祭りで、楽しく、そしてどこか懐かしい、そんな素敵なイベントでした。
来年も参加できたらいいな!
三線演奏の様子
11月2日(土)
この日は「いんべやぁフェスタ」に参加。
NPO法人「南外房環境クラブ」ブースの出店のお手伝いをさせて頂きました。
この団体では自然環境の調査、トウキョウサンショウウオ等の重要保護生物の生体調査及び保護等の活動を行っており、今回のいんべやぁフェスタではそれらの活動を展示しました。
中でもユニークだったのが、自動でアメリカザリガニを捕獲する装置、その名も「ザリトレラー」(仮)の展示です。
昨今、様々な外来種が日本の固有の自然環境を破壊してしまう事例が多々見受けられますが、なかでもアメリカザリガニの被害は甚大です。
そこで、アメリカザリガニの「水流を遡上しようとする習性」を利用した捕獲装置を作成。市内の谷津田にて実証試験を行っています。
今回の展示では数匹のザリガニの捕獲に成功。かなりの成果を上げていました!
ブースの様子
自動ザリガニ捕獲装置の様子
11月1日(金)
この日は議会報編集委員会に出席。
より読みやすく市民に愛される議会だよりの実現に向けて、委員長として今後の議会だより改革スケジュールを委員の皆さんに提示させて頂きました。
本年度中に先進事例を研究調査し、内容を決定したうえで、26年度中に新しい議会だよりを発行する、という方向でまとまりました。
早速、今回は「議会だよりコンクール」で最優秀賞となったあきる野市議会だよりについて、委員会で研究しました。
市民の皆さんに手に取って頂けるような、そんな素敵な議会だよりを作って行きたいと思います!
おまけ
市野川のコスモス畑(GIF)
http://gifboom.com/x/c5e1a9e0