武漢市からの帰国者の一時滞在受け入れについて②

2020年01月30日 14時09分15秒 | 議会報告
(Facebookより転載)

本日午前10時より、勝浦市議会全員説明会が開催されました。
市執行部より市長、副市長、教育長、総務課長が出席し「武漢市からの在留邦人退避にかかわる市内宿泊施設での受け入れについて」その経緯等について説明がありました。

市議会からは、
・情報がテレビやネットニュース、SNS等でしか入手出来ず、勝浦市としての公式発表がないため市民の不安が拡大していること、
・正しい情報を迅速に公表して市民の皆さんの不安を解消すべきこと、
・ホテルにおける衛生管理や滞在者の情報を正確に収集すべきこと、
・こども園・小・中学生をはじめ、受験生など保護者の間でも不安が拡大していること、
・農林水産業、観光業への風評被害についてどのように対応するか、
・市として対応窓口の一元化を図るべきこと、
・国・県との連携強化の必要

などについて意見が出されました。

特に私も含め同僚議員からは、市民の不安を解消するため、記者会見などを開催し、正確な情報を「一刻も早く」公表すべきであると強く要望しました。
結果、これまでの対応に加え、下記の内容について対応するとのことでした。

速やかに記者会見を実施すること
防災メール・市ホームページにおける最新情報の公開
回覧板の活用による市民への周知徹底
勝浦市からホテル三日月へ職員を派遣し、情報収集に努めること

既に報道等でご存知の通り、ホテル三日月滞在者の中から無症状感染者が発生し、対応病院へ搬送されたとのことです。
新型肺炎の感染力の高さは周知の通りでありますが、滞在者の隔離は徹底されている状況でありますので、徒らに不安をあおることなく、引き続き正しい情報の収集発信、衛生管理の徹底を心がけて頂ければと思います。
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武漢市からの帰国者の一時滞在受け入れについて

2020年01月30日 00時43分43秒 | 議会報告
(Facebookより転載)

武漢からの帰国者のホテル三日月滞在について、情報が錯綜しております。
現在正確な情報の収集に努めておりますので、市民の皆さんにはどうか冷静な対応をお願いしたいと思います。

現在判明している正確な情報については下記の通りです。

・1月29日(水)武漢から成田空港に帰還し勝浦ホテル三日月に滞在している方々は、検査後症状がなく、検査結果が判明するまでの間経過観察のために滞在していること
・190名前後が滞在していること(NHK192名・厚労省発表191名)
・滞在時間は、原則3日間であり、帰国後の検体検査の結果が判明するまでの間の滞在であること(1月31日14:00市の公式文書により、最新情報は「2週間程度」となりました)
・滞在中の健康管理については、国(厚生労働省)からの派遣職員の指導のもと医療機関が行い、千葉県も保健所を中心に全面的にバックアップを行い、ホテル従業員の健康管理も合わせて行うこと
・亀田病院から医師一名(オンコール)・看護師一名(24時間体制)が県を通じて派遣されていること
・県と保健所から職員各一名がホテルに滞在し、受け入れ体制を整えていること
・滞在者はホテルの部屋ごとに隔離され、食事などについては原則県職員が間に入り、衛生管理を徹底、ホテル従業員との直接接触がないように配慮されていること
・滞在中に症状が出た場合は保健所に連絡し亀田総合病院へ救急搬送すること

また、明日10時より緊急の議員全員協議会が開催され、市から市長・副市長が出席、経緯と状況の説明を求める予定です。

風評被害を最小限にとどめ、新型肺炎の拡大を止めるための最大限の努力をすべく、記者会見を含めた現状の正確な情報の公開、市民に安心していただくために情報の周知徹底をしていただけるよう強く要望したいと思います。

帰国しホテルに滞在している方々は現地の駐在員が殆どで、武漢での不安な毎日と長旅の疲れにもかかわらず自ら宿泊施設での滞在を希望された方々です。
訪日観光客の往来や春節による交流などでいつ誰がキャリアーとなっているかわからない状況の中ではありますが、過剰に不安を煽ることは控え、衛生管理の徹底など冷静にご対応頂くことが新型肺炎撲滅への最短路と考えます。
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