マスク2枚だけ配布は本当?政府の新型コロナウイルス感染症対策について

2020年04月02日 23時05分22秒 | マスコミに対する意見
政府による新型コロナウイルス支援策として「各世帯マスク2枚配布」が話題となっています。
しかし、これはあくまで政府の支援策のひとつ。
4月1日に開催された、新型コロナウイルス感染症対策本部(第25回)における総理の発言の抜粋の抜粋に過ぎません。
マスクに限って言えば、政府は既に、

・医療機関にはサージカルマスク1,500万枚配布済み
・来週にはさらに追加で1,500万枚配布予定
・高齢者施設や学校向けには布マスクを必要数確保して配布予定

といった政策を実施(あるいは予定)となっています。
全て首相官邸HPから確認出来ます。

首相官邸HP
(新型コロナウイルス感染症に対する様々な対策・経済的な支援情報などをまとめています)
https://www.kantei.go.jp/jp/pages/coronavirus_index.html

首相官邸HP
(マスクや消毒液やトイレットペーパーの状況についてのページです)
https://www.meti.go.jp/covid-19/mask.html

また、生活支援策としても、下記添付画像に紹介しているものが既に実施されています。
(弁護士 おまめさんのtwitterより転載)


さらに、政策金融公庫による事業者への無利子貸付や、商工会による支援策も始まっています。

政府の対応が後手に回っているのは事実ですが、相応の支援策を実施しているのも事実。
先週の「お肉券」の報道もふくめ、一部の事実をそれが全てであるかのように歪曲して伝えるマスコミの手法にも大きな問題があります。

新型コロナウイルス騒動が始まって以来、「正しい情報、国民にとって必要な情報を迅速に伝える」という役割をしっかり果たしている報道機関がどれだけあるのか。
はっきり言って、混乱を煽るばかりで冷静な報道はほとんどないのが現状だと思います。特にテレビは酷すぎると感じます。
(なぜそうなってしまうか、ということについては、10年以上前に一度ブログで考察してみたことがあります。当時とあまり変割っていないマスコミの実態があるのかもしれませんね)

マスコミに対する海外の風刺画


各国とも深刻な医療崩壊が発生している現在。
少なくとも、要介護の父親と月に数回の通院が必要な母親、生まれたばかりの新生児と暮らし、また私自身、自己免疫疾患である1型糖尿病という基礎疾患を抱える身としては、ギリギリのところで医療崩壊を食い止めてくださっている政府担当者、医療機関の皆さんのご尽力に対しては、心から敬意を表したいと思います。

繰り返しますが、この新型コロナウイルスのワクチンや治療法が確立していない現状にあっては、私たちにできることは限られています。
1、手洗い、うがい、咳エチケットなどの衛生管理をしっかりすること、
2、発熱や風邪症状が出た際には、仕事を休み、政府指針に従い適切な方法で医療機関を受信すること、
3、いつどこで誰が感染してもおかしくない事を理解し、感染者を吊るし上げ非難するような事を絶対にしないこと、

以上をしっかり守ること、デマに惑わされず正しい情報に基づいて行動することが事態収束への一番の近道と考えます。

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