いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ライラック病 第3弾

2011-02-11 05:29:37 | ドレスシャツ
ライラック病 第3弾です。

これまた、色の表現がデジカメでは難しいですが
美しいライラック色のErmenegildo Zegnaドレスシャツです。



最近通い始めた、銀座のショップで購入しました。

ビスポーク中のブラックウオッチのジャケットに合わせる
ドレスシャツもこれで3着目になります。

このドレスシャツ、一番気に入ったのは
試着してサイズがビッタリだったことです。
ネックのサイズは38(15)ですが
身頃だけでなく、いつも余り気味になる
腕の長さまでもピッタリです。

既製品で私の体に
ここまでサイズ感が合うのは
珍しいと思います。

素材は勿論、綿100%
織りが結構変わっています。



ちょっとメッシュのようなざっくり感がある織りですが
決して薄手ではなく、しっかりした生地感です。



そして、高番手の糸を使っている為
まるでシルク混のような、光沢感があります。



Zegnaのシャツ、初めて買いましたが
ちょっといいかもしれません。

縫製はFRAYほどではありませんが
袖や襟の運針のピッチは結構細かいです。
タグにはmade in Spainとあります。
なるほど~、今やZegnaでもイタリア製では
ないのですね。

しかし、作りは手抜きがなく
身頃横の本巻き縫いであるとか
襟もちゃんと立体的に作られています。
ここら辺は、アイロンをかけると
シャツが立体的か、平面的か
すぐにわかります。

カゼットなどはかなり凝った作りです。



最近ガゼット部分にロゴを入れたりして
シャツメーカーが
個性を出そうとしている風潮がありますが
それは何かちょっと違うかな~という気がします。

さてZegnaのシャツ、襟の形もクラシックなワイド
しかも着心地が良く、美しい光沢感
これ、なかなか良いかもしれません。

私のとって既製品でのシャツの最高峰は
シャルベでもなくボレッリでもなく
FRAYなのですが
これらに比べお値段もお手頃価格です。

今度、又、お店を覗いてみようと思います。