いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

1960's エクストリアン カラーバー

2011-02-19 06:23:57 | その他
アンティークカラーバーです。
これも、いつもの銀座のテーラーで先日入手した物。

時代は恐らく1960年代前後の物ですが
カラーバー全盛時代は1930年代~1950年代ということを
考えるともう少し古い物かもしれません。

このカラーバーもっとも変わっているのは
表面がエナメルで覆われている
エクストリアン(騎手)の絵が入っていることです。



これは、とても趣のある絵だと思います。
特に騎手が赤の乗馬服を着ているところが
いいですね~。
赤の乗馬服は基本的に国際的な障害競技で
トップライダーだけが身につける事が出来る
正装乗馬服とされています。
しかし、この絵柄、タイをすると正面からは見えません。
横から見た時にチラッと見えるだけです。
う~ん、正に紳士の隠れたお洒落なのでしょうか、、、

金属部分は真鍮製。
とてもしっかりした作りで
何かの拍子にカラーバーが
外れてしまう事もありません。
一日安心して使えます。



この丸みを帯びた
カラーバーの作りも
とても優雅だと思います。

基本的にはクラシックな装いには
ワイドカラーのシャツを身につけるのが
最も正しいと思います。

ピンホールカラーやタブカラーは
カジュアル的な要素を含んでいるので
公式なフォーマルな場で着用するシャツでは
ありません。
クレリックしかりです。

しかし、普段使いで
クラシックな装いに少し
スポーティな装いをプラスするには
このカラーバーは最適だと思います。
特にこのエイジングされた
真鍮の色が良いと思います。

シルバー色のカラーバーも所有していますが
クラシックな装いには少し華美に
感じます。

特に下の写真のような
ロードアランのタイの時など
クラシックな装いに少しスポーティな要素が
加味されて愉しいと思います。



女性のアクセサリーと違い
男性のアクセサリーは控えめですが
先日のカフリンクスしかり
この手の物は装いに変化がつき
とても愉しいですね。