いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

GQ

2012-09-29 06:24:56 | その他
GQを久々に購入。

「粋な英国流」

そして布袋寅泰の表紙が目についた。

そういえばvirgin atlanticで
布袋寅泰割というキャンペーンをやっていた事を
思い出す。
11月から来年2月まで
う~ん、行ってみるか、、、

さて話をGQに戻すと
布袋寅泰のロンドンに対する思い
そして音楽に関する熱い思いが語られている。

「いま僕は、
 20年前より圧倒的に
 じぶんのギターを
 信じている」

ロンドンにロックンロールをしに
移住するという。

熱いです。

布袋寅泰は同い年、私も熱く、いきたいもんです。

そしてGQ STYLE ACADEMYに
ソリマチさんを発見!
バタクのカバートコートとスーツを着こなし
手にはFOXの細巻きの傘。
ソリマチさんが描くロンドンの街角イラストと
実際のソリマチさんがとてもマッチしていますね~。

又、「東京ジェントルマンの肖像」には
知り合いの方が何名か登場されてます。

鈴木晴生さん、信濃屋白井さんは
相変わらずかっこいい。

白井さんの
「昔は大人を見ていろいろなことを学んだよね。
 それがいまの日本にはないから、クラシックが
 受け継がれない。
 街が薄っぺらくなったね」

この話にとても共感。
我々が変えなけばという想いを強くしました。

そして圧巻は我らがアイドル中野香織さん訳の
チャールズ英国皇太子特別寄稿の
「私のファション論」。



ワースト・ドレストから一転
ベスト・ドレスト・メンへ。

”「GQ」誌に認められたことは、
 永遠なる古典的英国スタイル
 に対する一票です。”

という言葉に控えめな喜びが表されています。

そして英国テイラリングへの信頼と称讃が述べられています。
皇太子がファション論を述べる
正にサビルロウを擁する英国の
国としての服飾に関する高い見識を再認識した次第。

まとめに
「時代がようやく追いついた」として
中野香織さんが
チャールズ・ファッションの背後にある
皇太子の一貫した行動と
英国民に何故支持されているかの
緻密な分析がなされています。

う~んと唸らせる
興味深い内容となっています。

(「サスティナ翁」という
  表現ウケました。)

その他にも色々ご紹介したい内容はありますが
詳しくは書店でご確認を。

英国好きには久々に愉しい内容の本となっています。