いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ビスポークシャツ 仮縫い

2010-07-10 04:35:24 | ドレスシャツ
昨日、ビスポークシャツの仮縫いに
パーソナルテーラーのアトリエに行ってきました。

いや~、わくわくしますね。

まずは出来上がった、仮縫い用の
ビスポークシャツを着てみます。

今回オーダーしたドレスシャツは
ブルーの生地のクレリックですが
今回は仮縫いですので、別の生地を使った
シャツで仮縫いのチェックを進めます。

但し、仮縫い用と言っても
かなり良いビンテージの生地を使っています。
テーラーのオーナーで、モデリストでもある
R.H.氏によれば
「やっぱり仮縫いも気持ち良くやらないとね。
 いい加減な生地だとイメージもお互い湧かないし。」
とのこと。

う~ん、なるほど。

この仮縫い用のシャツは希望すれば
最後にもらうことも出来ます。
私はもちろん
初ビスポーク記念サンプルとして
いただく予定です(笑。

さて、仮縫い用のシャツを使って
R.H.氏と職人さんでチェックを進めていきます。



仮縫い用のシャツは気持ち大きめに作られていて
もたつくようなところをどんどん
削っていきます。




特に私の場合、右肩が1cm落ちているので
ここがひとつのポイントなります。



右の肩周りを中心にどんどん、生地をつまんでいきます。
しかし、これは実際の本縫いの場面だと
どうやって調整するのでしょうね~。

シャツのビスポーク職人さんは
スーツを丸縫いしている方と同じ方なので
ここらへんの補正のやり方は
一般のビスポークシャツと異なるかもしれません。

そして具体的な修正がほぼ決まったようです。
最終的なチェックを入れていきます。



これは後ろから見たところです。



私は以前から自分は「なで肩」だと思っていましたが
「怒り肩」だそうです。

そして、最後に襟周りです。
タイもちゃんと締めて、バランスを見ていきます。



そしてこの仮縫い用のシャツは
又、バラされてパターンを作って
本縫いされます。

出来上がりはおおよそ2週間後位
愉しみですね~。

ところで
傘の件ですが
傘もビスポークすることにしました。

こちらは傘の生地に使う
バーバリーのビンテージの生地です。
素材はシルクコットンですが
写真のように完璧な防水性を保っています。



詳しくは傘が完成したら
又、ご報告しますね。


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2 コメント

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いつもお世話になります (タカタカ)
2010-07-10 14:07:08
らみいさん

いつも、こちらのブログ拝見してます。
また個人的に楽しませてもらっています。

私も以前から右肩が1CM落ちてます。でも「怒り肩」だとイタリアのサルトに言われました。

出来上がりが楽しみですね。
また教えて下さいね。

返信する
怒り肩 (らみい)
2010-07-10 16:24:24
タカタカさん、こんにちは。

怒り肩で、1cm右肩が下がっているのは
正に、私と一緒ですね。

ドレスシャツは下着と一緒で
肌に直接触れるので
素材の良さと、パターンが
着心地にとても影響を与えると思います。

出来上がりましたら
詳細レポートしますね。
返信する

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