いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

梅雨の季節といえば

2010-07-04 06:20:29 | 
梅雨の季節、まっただ中です。
梅雨と言えば、そう傘です。

実は今、物欲の神様(傘)降臨中です(笑。

そう、傘が欲しいのですね~。

折りたたみは、マリアフランチェスカ、FOX、ラルフローレンと
それぞれネイビー、黒、茶と一応揃っています。

そうなると、今度は長い傘ですね。
昔のイギリスの紳士がステッキの代わりに持ち歩いていた
イラストとかを見るとカッコいいですね。

冒頭の写真はマリオ タラリコの傘です。
この傘がきっかけとなり、物欲の神様(傘)が降臨してしまいました。

マリオ タラリコ、1860年創業のナポリの傘店。
冒頭の写真はアッシュ(トネリコ)のハンドルの物。
なんとハンドルから中棒まで木の形を生かし
そのままワンピースになっています。



傘の生地はシルク。
昔の傘はシルクが当たり前でしたが
今となって高級素材ですね。

シルクの傘は雨のあたる音が
ナイロンやポリエステルの傘とだいぶ違うとの事。
以前、コットンの傘を持っていましたが
雨が降ると、かなり大きな音がしました。
但し、音は大きいのですが、今の無音に近い傘と比べると
心なしか趣がありました。
そんな感じなのでしょうか。

そして色はネクタイのようなストライプ柄。
何故かベルエポック時代を連想してしまいます。
何と石突きはバッフォロー
もちろん木の形に合わせ、削りだしています。



親骨は65cmですが、なぜか広げるとかなり大きいです。



バランス的にはNGですが、とても気になる傘ですね。

下の写真は1830年創業の英国のジェームススミス&サンズの傘です。
以前は正規輸入されていたようですが、今は見かけなくなりました。



ハンドルで気になるのは
アッシュ(トネリコ)



ヒッコリー(クルミ)



そして、マラッカ(藤)です。



傘のタイプには大きくわけると
中棒が金属製の物



フィットアップと言われるハンドルと中棒が異なる素材の木製の物



そして、ソリッドと言われるハンドルから中棒まで1本の木で出来ている物があります。



通常のソリッドはマリオ タラリコと異なり
中棒部分は削りだして整形されているのが一般的です。

当初、ソリッドの傘がいいと思ったのですが
物によっては日本の気候では反ってしまい
傘が開かなくなってしまうケースもあるとのことです。

もしそうなったら、とても高い買い物になってしまいますね~。

その他、英国の傘と言えば
スウェイン アドニー ブリッグ
foxの傘が双璧だと思います。

これらの傘は日本でも百貨店等で購入が可能です。
スウェイン アドニー ブリッグのように、代理店が
日本の雨滴でも雨が漏らないように別注している物もあります。

長い傘は、折りたたみと同じように
ネイビー、黒、茶と揃えようと思って、色々探しているところです。

さて、悩みますね~。

そして、これまた、魅力的な解決肢があることを
発見しました。

なるほど、、、、

そちらの話は又、改めて。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おや・・・ (I.S.)
2010-07-04 11:36:01
こんにちは。

ボリュームのある開き方ですね。骨が弧を描いている様な…。
一般には、ビニール傘なんかもそうですが、シャフトから骨の先まで直線に近いものが多いと思います。
この傘なら風が強い時にもかなり雨をしのげそうですね。

なるほど、、、ということは先般、「残念ながら」と記載されていたのは…?
返信する
その通りです (らみい)
2010-07-04 13:31:00
I.S.さん こんにちは
素早いレスポンスです~。

マリオタラリコの傘は
結構ボリュームを感じさせる
作りですね。

シルクの雨が当たる音も
良さそうです。

ところで、残念ながらの件は
次なる動きを展開中です。
返信する
求めよ、さらば与えられるかもしれない (I.S.)
2010-07-04 16:10:45
時間はいっぱいあるので(笑)
洗車したのがパァになりそう…さっきまで天気良かったのに…。

件はどんなものになるのか、私は骨組みや布を見ていないので愉しみにしています。
FOXみたいに専門の巻き職人じゃないと広げた後戻せない(笑)細巻きになるのか、このタラリコの様に実用性重視で愛嬌ある太めになるのか…3つのハンドルはどれも個性的でいいですね。
返信する
実は (らみい)
2010-07-04 17:25:33
I.S.さん
実は件のジェニスタ、行きました。

私も出来上がりが愉しみです。

クルマを洗えば雨が降る。
これって、ある意味、ジンクスですよね。

五木寛之の「雨の日にはクルマを磨いて」を思い出しまし
ました。
ちょっと、切ない小説ですね。

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