いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ブレイリオのペンケース

2011-10-16 05:50:34 | 万年筆 ステーショナリー


ブレイリオの肉盛りペンケースです。




伊東屋さんが好きで銀座へ行った際など
良く寄りますが
今回はラゾーナ川崎店に
寄った際に購入したもの。

ブレイリオとは比較的新しいブランドですが
実際には1910年から四代に渡り受け継がれる
伝統技術を継承する
革製品ブランドです。

このペンケース
正にモンブランを収納する為に
購いました。

素材は革フェチには嬉しい
オイルバッファローです。

イタリアの一流タンナーがなめした
バッファローカーフを使用し
これにオイルを塗り込み、もみを加えることにより
独特の手触り・風合いを持った革製品となっています。

これを全体的に丸みを帯びた肉盛りタイプで
作成するには
高度な職人技が必要とされますが
美しい縫い目と共に
とても奇麗に曲線を描きながら
仕上がっています。

今回購入したのは
3本の万年筆が収納出来るタイプ。

ちゃんと仕切り板も
手抜き無くコバの仕上がりも奇麗で
作りもとてもしっかり出来ています。



下の写真はモンブランの149を収納したところですが
大きさに的にもまったく問題なく収納出来ます。



又、仕切りがしっかりしているので
収納したペン同士が
ぶつかってしまうこともありません。
正にドイツの筆記具を収納するのに
相応しい作りのペンケースだと思います。

私は革製品ガンガン使い倒す方ですが
大事に使いたい方には
ちゃんとペンケースを保護する
布ケースも付属しています。
こういったちょっとした付属品も
ちゃんと用意するところに
ブランドの姿勢が表れていると思います。



万年筆を複数持ち運ぶには
こういったペンケースが
必ず必要になりますが
万年筆に拘りを持つなら
やはりペンケースにも拘りを
持ちたくなります。

職人技が光る製品
それがエイジングも愉しめる
革製品なら
最も相応しいのでは
ないでしょうか。

大峡製鞄や万双、土屋鞄のように有名でなくても
素晴らしいモノ作りをしているブランド。

どうか歴史を積み重ねていってほしいと思います。





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2 コメント

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Unknown (いけぼう)
2011-10-20 23:18:17
文具店の革小物というと、どうも二流品という偏見を抱いてしまいます。

実際には、とてもつくりがいいものなのでしょうけれど、どうしても革専門店にいってしまいます。
返信する
革小物 (らみい)
2011-10-21 04:55:23
いけぼうさん
なるほどですね。
そんな考えもあるのですね。

私は文房具なら
伊東屋さんとかが
素晴らしい品揃えで
その中には逸品と読んでいい物も
多数存在していると思います。

革専門店も
もちろん良いのですが
デザインやバリエーションを考えると
文具店の革小物もイイと思います。

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