徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

「円山応挙から近代京都画壇へ」(後期)@芸大美術館

2019-09-22 | 絵画
「円山応挙から近代京都画壇へ」(後期)@芸大美術館

 前期は、応挙展かと勘違いして入場し、丸山派展だったのかとがっかりし、ほとんどスルーしたので、印象がなかった。
 2枚つづり券を購入していたので、後期もと来場。
第一室は、の大乗寺再現は変わらず、松に孔雀図 円山応挙 寛政7年(1795)。郭子儀図は京都展で登場とはちょっと残念。
 狗子図(円山応挙 安永7年(1778) 敦賀市立博物館)の解説でかわいいは応挙、丸山派の伝統とあり、成程と納得。
 重文 保津川図 円山応挙 寛政7年(1795) 株式会社 千總 は、応挙の絶筆の作品とのこと。
 写生のイメージのある応挙の到達点は、琳派的な川の流れの表現か、と。栖鳳の模写(1888年奈良県美)も展示されていた。

 眼福は、 雨霽 竹内栖鳳 昭和3年(1928) 足立美術館(金屏風)。
 と後期は十分楽しめました。
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