尾形光琳生誕350周年記念 大琳派展-継承と変奏-(第一期)
2008年10月7日から11月6日
東京国立博物館 平成館
圧巻だった。琳派はあまり好きというほうではなかった。少し印象が変わった。琳派らしく広い会場で伸び伸びと展示された作品を鑑賞できたからだろうか?。前期中期後期と三回見に行きそう。
1-01 重文 四季草花下絵古今和歌集 俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆 畠山記念館
1-03 重文 鶴下絵三十六歌仙絵巻 俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆 京都国立博物館
前者は、畠山記念館の琳派展で拝見したが、ごく一部。今回は数メートルにわたって広げられている。ようやくそのよさがよくわかりました。後者は初見。鶴が重なる様子が展開する様は映画のよう。
1-04 鹿下絵新古今集和歌断簡 俵屋宗達下絵・本阿弥光悦筆 山種美術館;鹿一匹に断簡しても絵になる。
光悦謡本(特製本)「女郎花」など 法政大学能楽研究所;美しい謡本が数冊展示されていた。初見か?
1-71 国宝 蓮池水禽図 俵屋宗達筆 京都国立博物館;中国絵画の伝統を引き継ぎつつ、宗達らしく抽象化。
1-45 唐獅子図、波に犀図杉戸 俵屋宗達筆 京都・養源院
1-46 白象図、唐獅子杉戸 俵屋宗達筆 京都・養源院;迫力の2点。
1-43 国宝 平家納経 願文 表紙見返し:俵屋宗達筆 1602年 厳島神社;なんと平家納経の修理に宗達が当たっていたとは。
乾山の
2-52 色絵定家詠十二ヶ月和歌花鳥図角皿 尾形乾山作 12枚;これは間近に拝見できたせいもあり、感嘆しきり。
3-29,3-30 光琳百図(1815年)、光琳百図後編(1826) ともに東京国立博物館;後編があることを知りました。初見。
酒井抱一は
4-03 青面金剛像 酒井抱一筆 細見美術館
4-04 水月観音図 酒井抱一筆
など仏教絵画もあったが、
4-26 桜に瑠璃鳥図 酒井抱一筆 細見美術館
4-27 菊に小禽図 酒井抱一筆 山種美術館
4-28 柿に目白図 酒井抱一筆 米国・ファインバーグ・コレクション
4-29 芦に白鷺図 酒井抱一筆 山種美術館
の4幅が並んだのを見て綺麗さに一寸感動。
4-54 四季花木図屏風 鈴木其一筆 6曲一双 出光美術館;これなども遠めに拝見できる今回の展示だととても映えます。艶やか。
4-38 四季草花蒔絵茶箱 酒井抱一下絵、原羊遊斎作 江戸東京博物館;最後を締めるように展示されている。蒔絵が美しい。羊遊斎はすばらしい。
とりあえず、特に印象に残ったもののみ、書いた。光琳が抜けているのはご愛嬌。次回以降で。
2008年10月7日から11月6日
東京国立博物館 平成館
圧巻だった。琳派はあまり好きというほうではなかった。少し印象が変わった。琳派らしく広い会場で伸び伸びと展示された作品を鑑賞できたからだろうか?。前期中期後期と三回見に行きそう。
前者は、畠山記念館の琳派展で拝見したが、ごく一部。今回は数メートルにわたって広げられている。ようやくそのよさがよくわかりました。後者は初見。鶴が重なる様子が展開する様は映画のよう。
乾山の
酒井抱一は
など仏教絵画もあったが、
の4幅が並んだのを見て綺麗さに一寸感動。
とりあえず、特に印象に残ったもののみ、書いた。光琳が抜けているのはご愛嬌。次回以降で。
TBありがとうございます。
琳派の存在抜きには日本美術は語れないことに
今更ながら、その大きさに大感動です。
関連の本館の展示も素晴らしかったです。
後期も通いたいと思っています。
特別企画の面特集もとても迫力ありました。