四代目は幼稚園生である
従って定期のお小遣いはもらっていないのだが
お年玉など臨時で祖父母等からお金をいただくとこがある。
少し前まで そのお金は嫁が郵便貯金に預け入れ
誰から頂いたかをノートに記帳するのみであった
この時点で四代目にとってお金とは紙や金属でしかなかった
しかし、最近はそのお金で物が買えるという事が分かってきた
スーパー等のレジでお金を支払う際に見て理解したのであろう
物とお金は交換出来る事
頂いた500円硬貨でハンドスピナーを380円で購入
おつりは120円
四代目「あっ おつりでお金が増えた」
1枚の500円硬貨が100円硬貨×1枚+10円硬貨×2枚の計3枚に
増えたことがうれしかったのであろう
欲しいものが手に入るは、お金は増えるはで、相当にはしゃいでいた
そして、「購入するという行為」そのものに楽しさを見出したようである
その後、何に使ったかは忘れたが四代目専用財布の中身は12円となっていた
本人は120円と12円 硬貨の枚数は同じだけ
けっして価値が減っているとは思っていなかったはずである
昨日、「この自分のお金でオモチャを買う」と宣言し、私とともにおもちゃ屋へ…..
相当時間 店内を見回るが
二桁の価格表示でさえ見つける事は出来なかった
今でも「うまい棒」などの駄菓子は10円で購入出来る
しかし、私が小さい頃(40~50年前になるか)の駄菓子屋さん
のような選択肢数はない
「お金は使えば減る」
と言う金銭感覚は理解出来たでしょうか?
まだ、難しいのかな?
しかし、四代目
これからがもっと難しいのである
如何にしてお金を増やすか
その答えは不肖だけに
まだこの三代目にもはっきり解っていないが…..