言うは言わぬに優る
「言わぬ事は聞こえぬ」と同義であろう。
実際に口に出して言わなければ相手にはこちらの事情を伝えられないし
迷っている場合でも言った方が後悔は少ない との意味であろう
これと反対に
「言わぬは言うに勝る」 黙っているほうが口に出して言うより
思いをより深く相手に伝えることがある と言うのがある
日本のことわざにはこの
「時と場合によって使い分けろ」的な教えが多いような気がする
表題の場面は
初代(祖父)と二代目(父)との会話であろう
親子でも話さねば分からない事は多いと言う意味と
親子ではありながらビジネスパートナーでもあるわけなので
何でも早め早めに問題を提起して解決してゆくべきだ
と二通りの解釈をしてみた
「エライ済まなんだなあ」と社長(親)が従業員(子)にあやまるシーンは
後にわだかまりを残さず「さらっと上手い」口調である
到底 簡単に真似が出来る芸当ではない…..