「くれくれ坊主にやりとうもない」
これは関西特有の表現のようだ
モノ欲しそうにするのはハシタナイ(欲どしい)
と諌める意味と
「欲しい、欲しい」と言われるとかえってあげたくなくなる
2つの意味がありそうだ
「給料をあげてくれ」と頼む社員(息子)に
「まず、ちゃんと働いてそれなりの利益を出してから要求せよ」
と応じる社長(父親)
「怠けず、一所懸命働いているな」と認めるまでは
ベースアップは出来ない
とは言って
あまりに給料が低いとガンバッテ働こうという意欲も沸かなくなる
そのさじ加減の難しさは解っていても
「くれくれ」と言われると何故かあげたくなくなる
この教えには
「さて、それではどうすればこの人は給料をあげてもらえるのか?」
との問いにも読める
どうする?
こちらから
「〇〇して欲しい!」
ではなく
相手から
「〇〇してあげたい!」
と思わせる事が出来たら良いのだが.....
例えば商品に置き換えたら
売る側:「以前の商品にこれだけ付加価値を付けたのだから
従来よりこれだけ単価アップになっても買って欲しい」
ではなく
買う側:「なるほど、これだけの付加価値が付いたのなら
この値段に上がってもこちらを購入したい」
であれば良いはず
さて、それでは具体的にどうすれば.....
.............
この問いかけに答えが出せるようになりたい