すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。
韓国情報筋からの話しとして、19日12時の時点で韓国内のコロナウイルスによる死者は32名に上り、感染者も454名となっている模様(正確な数字です)とのことです。韓国マスコミ関係者の関心は、「この事件で政府の誰が責任を取って辞めるのか。政府のトップクラスが自殺をするのではないか。」などと辞任や自殺者が出ることを期待している者さえいます。発生当初に比べ体制が強化されていますので、今後は終息していく可能性も出ているようですが予断はできません。
※情報筋から当ブログに寄せられたニュースの要点をお伝えしています。
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赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』(32)
速報:政治が大きく動き出した
維新の党が揺れている
昨日のブログで「安倍・橋下会談から、日本の政治が大きく変わる」と述べましたが、それが顕著になって来きました。橋下最高顧問と松野代表の間では齟齬をきたしているのです。
参照 安倍・橋下会談から、日本の政治が大きく変わる
橋下氏は6月14に行われた安倍・橋下会談の翌日、自身のツイッターで「民主党という政党は日本の国にとってよくない」「政党の方向性が全く見えない」と述べました。これで、維新の党も目が覚めて、国会も本来の議論の場に戻るのではないかと見られていました。しかし、6月17日、維新の党に関わる事で想定外のできごとがありました。
党首討論の場で松野氏は安全保障法制に関し「今回の政府案に修正協議に応じるつもりは全くありません。我々は独自案を提出し、その案に賛成をしていただけるならば、その案を通していただきたい」と発言しました。
しかし、これを見た橋下氏がすぐさま反応しました。6月17日の橋下氏のツイッターには「安全保障法制について維新の党の対案と言われているものを新聞で読んだ。こんなのは対案でもなんでもない。政府与党案に少し難癖を付けている程度のもの。国民に歯止めをかけましたよと言い訳している程度に過ぎない。」手厳しい批判を出しています。
この流れについて政界の事情通は、
「橋下氏は大阪住民投票に非協力的だった江田氏や松野氏のグループを切り離そうとしています。自民党とは政策内容の本質的なところでしっかりと調整したいと思っているようです。意見の対立もありますが、法案そのものが必要であるという認識は持っています。安倍総理や石原氏同様、日本を守るという気概はあるようです。」
「また、維新の党内部の大掃除をしたら、次世代の党に接近するのではなく、次世代の党を吸収しようと考えています。」
と話しています。
実際、橋下氏は「20日(土曜日)、維新の党の国会議員と激論することが楽しみだ」とツイートしていますから、当分は橋下発言の余波が続きそうなので引き続き注意深く見守らねばなりません。
民主党の「安保法制」への危機感は空回り状態
6月17日の党首討論で最初に行われた安倍総理と岡田民主党代表とやりとりの中に、「民主党の体質」を強く印象づける場面がありました。そのときの発言を採録します。
安倍総理:暴力は言論の府である委員会での議論を抹殺する恥ずかしい行為【※1】。反対があるなら堂々と委員会で反対の論陣を張れば良いじゃないですか。ああした暴力で、渡辺さんは負傷してしまいました。民主党の代表として二度とやらないように約束をして頂きたい。
【※1】6月12日の衆議院の厚生労働委員会で、労働者派遣法改正案の審議と採決に反対する民主党議員らが、渡辺委員長の入室を阻止しようとしてもみ合いになり、渡辺委員長は、全治2週間の頸椎捻挫を負った。この問題では民主党厚労委理事の西村智奈美代議士の「(厚労委の渡辺)委員長に飛びかかれ」指示書があることが報ぜられた。
岡田代表:公正な議会の運営が確保できるかが問題。強行採決しないと約束してくれますか【※2】。こちらだけ責められても困ります!
【※2】民主党政権時代の3年3ヵ月に、民主党は21回も強行採決した(鳩山政権・9回、菅政権・8回、野田政権・4回)
岡田代表の発言は、「民主党は自分の主張を通すためなら暴力も辞さない」と言っているのと同じです。これこそ民主主義の根幹を揺るがす、テロリストの考えそのものです。ルールを無視した力、暴力、脅しによる政治が世界の紛争を招く元凶です。中国しかり、ISしかりです。革マル派や赤軍派など暴力革命を標榜する団体からの献金や、指定暴力団からの選挙支援を受けていた民主党であれば自然な発想なのかもしれません。
このような考え方では民主党を一つにまとめることは不可能です。内部にいる良識的な考え方を持っている人たちは執行部にはついていけなくなっていると思われます。
さらに政界の事情通は
「民主党は分裂状態になり、民主党そのものが無くなり新党が二つぐらい誕生する可能性があります。他は維新の党に移籍したり、無所属になったりするようです。また一部はなんと社民党に移籍を考えている人もいるようです。いずれにしても次の選挙では落選が予想される議員も多いので、さらに弱小化してきます。」
と述べています。
共産党は隠れている?
いつもは反政府発言を繰り広げる共産党ですが、最近は、妙におとなしく感じます。
筆者の目には、民主党を「暴力的な実力行使」に対する批判の矢面に立たせ、同様の体質を持つ共産党への批判をかわそうとする意図が感じられます。そこで、この辺の事情を詳しく知る識者に伺いました。
「かつて日本共産党は『暴力』で痛い思いをしているはずです。暴力が党の存立基盤を揺るがすことを身をもって体験しているので、民主党の主張に同調するわけにはいかないようです。かと言って共産党支持者が増加するわけではないようです。横ばいかもしくは若干低下するようです。『戦争法案』と決めつけ、日本を守ろうとする議論をしないからです。」
これでは、漁夫の利を狙っても効果がないように思います。
今後の政治の行方
現在、政権与党は自民、公明による連立政権ですが、安倍総理をはじめとする自民党の7割の議員は、公明党との連立を快く思っていないようです。おそらく自民党は公明党を切り離す機会をうかがっている状況だろうと思います。
政界の事情通は
「安倍総理は自民党単独政権を望んでいますが、難しいようであれば、維新の党との連立を視野に入れているようです」
と述べています。
憲法改正までのプロセスの中で、公明党との意見の隔たりが大きくなることが予想されますので、今後の改正論議に障害が出る時が「公明党との関係を終わらせる好機になる」と考えているようです。まだまだ政界は大きく変動しそうです。
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日本国内で発生する犯罪では、在日の韓国人や中国人の占める割合が多いとされています。従来、外国政府への外交上の配慮から、警察庁や、メディア各社では本名の中国名や韓国名を伏せ、いわゆる通名(日本名)で発表していましたが、今後は、正式名を公表するケースが増えるようです。
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