赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

あまりにも理不尽な死亡事故――それは沖縄の辺野古で起きた

2024-10-11 15:00:00 | 政治見解
あまりにも理不尽な死亡事故
――それは沖縄の辺野古で起きた



沖縄の辺野古基地建設現場で痛ましい事故(本当は事件)がありました。抗議活動をしていた人の安全確保しようとした警備員がダンプカーに衝突、死亡した事件です。メディアは沈黙し、基地建設反対派は「工事中止」を訴える異常な展開となっています。あまりにも理不尽な状況にX(旧ツイッター)では、慟哭と基地建設反対派の鬼畜の所業に批判を集中させています。


事実関係を唯一報道した産経新聞記事をご覧ください。
産経ニュース:<独自>辺野古抗議活動制止警備員死亡 事故映像を入手 11日に県議会で映像確認へ

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が6月、ダンプカーに巻き込まれて死亡した事故で、現場付近に設置されたカメラに事故に至る状況が映っていることが10日、明らかになった。産経新聞が関係者からカメラ映像を入手し、確認した。県議会は11日、土木環境委員会で委員がこの映像を閲覧する方針。


事故は6月28日、辺野古移設工事に使う土砂を搬出する名護市安和(あわ)の桟橋前の路上で起きた。桟橋から左折して国道に出ようとしたダンプカーが、同市の男性警備員=当時(47)=と抗議活動中の70代の女性に衝突。警備員は死亡し、女性は重傷を負った。

映像や関係者らによると、死亡した警備員は当初、重傷を負った女性とは別の抗議者に対し、路上で対応していた。警備員は、この抗議者を歩道に誘導したが、歩道後方から足早に近づいてきた女性が警備員と抗議者の間をすり抜け、徐行しながら国道に向かうダンプカーの前に出る様子が映像に残されていた。

警備員は女性を制止しようと、ダンプカーと女性の間に割って入る形となり、そのままダンプカーの左前面に衝突。【画像あり】
10秒ほどの出来事だった


X上の意見を引用します。

さちみりほ@11/29忘れ得ぬ初恋@sachimiriho

辺野古では基地反対派がずっと工事中止求めて抗議活動 
→→ 40歳警備員が牛歩の女性を止める 
→→ 別の70代女性がダンプへ 
→→ 警備員止めに入って死亡、女性も骨折 
→→ 玉城知事「暫く工事を中断するように」
え? 
【動画】のような「危険な抗議活動を止めるように」じゃないの⁈

辺野古抗議活動警備員死亡 実際の映像
スカートの女性を止めてる右から老女がダンプへ
→→ 老女を庇ってダンプに巻き込まれ死亡
→→ 老女骨折「骨は折れても心は折れない」
→→ ご遺族「非があるのは強引な警備の方との誹謗中傷が殆どだった」
1人でも多くの人に真実を見て欲しい

工事を強行したから人命失われたように怒ってるけど違うよ。反対派が無理矢理妨害したから止めようとして警備員さんが亡くなられたんだよ。辺野古では常軌を逸した妨害がずっと続いてて警察も警備員も毎日暴言吐かれてた。言い返した警官は暴言だとメディアに叩かれた。【
動画

反対活動家らは警備体制を責めた。
妨害行動で作業員の両足を轢いた芥川賞作家は「人1人亡くなったんだぞ」と、自分達の抗議活動でなく、防衛局職員を恫喝した。なお辺野古移転に関しては裁判で決着済み。沖縄は3000億もの一括交付金も受け取っている。


指差して怒鳴りつけているのは芥川賞作家の目取真俊。過去に同じく工事の車両通行妨害をした挙句、自らの車で作業員を轢いた過去があります。作業員は両足に怪我。芥川賞作家という有名人の轢き逃げ事件なのに報道は殆どされず。


阿知和賢@ginyokosuka
警備員の方に御冥福をお祈り致します。オール沖縄会議と抗議活動市民団体はどう責任をとるんですかね💦


一方、事故現場で牛歩による抗議活動をしてきた市民団体のメンバーによると、重傷を負った女性は「あえて飛び出したわけではない」と説明。この市民団体と連携する「オール沖縄会議」は7月、2人がダンプカーに巻き込まれたのは「車両乗入部」と呼ばれる歩道部分で、「あくまでも歩行者の通行が優先される場所」だったと主張する資料を公表していた。


丹羽薫(ニワカちゃんの憂鬱)@NIWA_KAORU
いやほんと共同通信の「辺野古移設抗議の女性ら2人ひかれ1人死亡」って何が最悪って、亡くなったのは警備員なんですよ。だったら「辺野古の警備員ひかれ一人死亡」が正しいでしょう。なのに怪我しただけの女性が全面に出す。職務に忠実に殉職された警備員の尊い命なんてどうでもよいのがよくわかる



トレ100%マン@BCAA20000
辺野古抗議活動制止警備員死亡の画像、酷すぎて見ていられない。当時活動家達は近くで見ていた、真実を知っていたはずなのに、少しも非を認めずさらには救われた女を英雄扱い。自分らが発端で起きた罪のない人の死を活動にまで利用するグロテスクさ。こいつは本当に人間か。オール沖縄は人間かよ。


銀星王@ginseiou
【悲報】阿部岳さん、辺野古で活動家女性を庇って死亡した警備員の死を無かった事にしてコミュニティノートを貼られる。正に外道!

(筆者注)阿部岳は沖縄の左翼新聞・沖縄タイムス編集委員にして反基地活動家。中国の走狗として有名。


沖みら@okimira_jp
辺野古デマNow、必死の断末魔の叫びも、間もなくオマエが人生をかけて信じて積み上げてきたものは消えてなくなる運命だよ。もう活動はやめて真人間に戻りな。




妖精トロール🧚カバじゃない@amse070707
<独自>辺野古抗議活動制止警備員死亡 事故映像を入手 11日に県議会で映像確認へ
これは酷すぎる。活動家の女性が制止されているにも関わらずダンプカーの前に飛び出し、さらに制止しようとダンプカーと女性との間に入った警備員が轢かれて死亡。
活動家ってなんなの?何がしたいの?



丹羽薫(ニワカちゃんの憂鬱)@NIWA_KAORU
辺野古の警備員死亡事故で、オール沖縄会議の言い出した言葉が衝撃なんだけど「工事のプロセスの中でこうやって人が命を失っていくのが残念で本当に悔しい」ってどういうことだ?工事のプロセスにわざと工事車両の前に飛び出したり牛歩でいやがらせする活動家なんて含まれてるわけないんだよ。せめて「我々は基地建設には反対しているが、脅迫的な手段は正当化しない。道路にとびだしたり嫌がらせする抵抗手段はやめよう」くらいいってやめさせたらどうなの? まじでこいつらが警備員を殺したんだってよくわかるわ


あかざき@Akazaki21
辺野古抗議活動制止警備員死亡 
活動者の女性が制止されてるにも関わらず飛び出して更に制止しようとした警備員の人が間に入って轢かれてしまったっていう事件だけど、活動者の女なんだこいつ、、、
この事故について「法的に許されない」のは警備員側だと主張。日本共産党悪魔すぎるやろ、、、




ゆるふわ怪電波☆埼玉@yuruhuwa_kdenpa
これひど過ぎだろ 警備員が制止してるのに飛び出す活動家ヤバすぎ
亡くなった警備員とダンプの運転手がかわいそすぎる


ボギーてどこん(浦添新基地建設見直し協議会)@fm21wannuumui
<独自>辺野古抗議活動制止警備員死亡 事故映像を入手 11日に県議会で映像確認へ - 産経ニュース
オール沖縄側の議員らは、「ビデオを見なくても安全対策は出来る」と頑なにビデオ閲覧を拒否しています。
何故だと思いますか?



田舎暮しの唱悦@shoetsusato
辺野古の警備員死亡事故のビデオを頑なに見ようとしないオール沖縄の県会議員たち… 山内末子県議「私はこのビデを見なくても安全対策は出来ると思います」 玉城健一郎県議「ミスリードさせないために、我々は映像見ない方が良い」




なっけん💉💉💉💉@0517nakken
安和桟橋での死亡事故。あれを「国が工事を止めないから悪い」で思考を停止させてる辺野古反対派。
あれは県民の命を軽視してる行動。
巻き込まれて亡くなった警備員とご遺族に頭を下げて詫びるべきはあなた方だ。
死亡事故を利用して「防衛局に対して攻勢に出よう」とか下衆い連中だよ


雨雲@amagumo_metal
醜悪すぎて寒気がする映像。警備員さんが亡くなった原因を作った側の基地反対派が防衛局の職員さんに向かって「人が一人死んでいるんだよ! すぐに焼香にいくのが普通だろうが! 人間の感覚として!」などと怒鳴りつける。何なんだこれは。


goodsmore2@喪中@goodsmore2
それではここで、糸数先生の醜態を存分にお楽しみください\( 'ω')/





なお、余談になりますが、沖縄の地元紙に琉球新報と沖縄タイムズがありますが、この二紙は親中反日の新聞として有名です。このうちの琉球新報に沖縄県が8億5千万円貸与する意向だそうです。

琉球新報に8億5千万円貸与へ 自民、県の予算案疑問視 2024/10/5一般, 社会 (八重山日報)

県が開会中の県議会9月定例会で、琉球新報社に対し、印刷機更新の費用として8億5300万円を長期無利子貸し付けする予算案を上程したことを巡り、自民党は4日の一般質問で「いかがなものか」(島袋大県議)と疑問視した。

県は一般会計補正予算案に琉球新報社による印刷機更新事業への貸し付け経費を盛り込んだ。総事業費は26億8200万円で、県の貸し付けはその約3分の1になる。

武田真企画部長は予算案について、地方自治体が財団法人地域総合整備財団の支援を得て、地域振興に資する民間投資に融資する「ふるさと融資」の制度を活用したと説明。次世代型の印刷機を導入することで、印刷速度の向上、作業時間短縮、コスト縮減などが見込まれるとした。

島袋氏は、沖縄タイムス社と琉球新報社が印刷機の共同購入を目指しながら断念した経緯などに触れ「自分たちで買うのが大変だから、税金で買ってくれと言っている。(他の地方公共団体で)ふるさと融資を新聞社のために使っているところはない」と指摘。「しっかり補正予算を精査したい」と述べた。

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総選挙はメディアの想定と違う結果になる!?

2024-10-11 00:00:00 | 政治見解
総選挙はメディアの想定と違う結果になる!?



10月9日、衆議院が解散されました。石破首相は「今の政権を信任してもらうために、正々堂々、誠心誠意、選挙に臨みたい」と語っていますが、立憲民主党の野田代表は、自民党の裏金を問題視して「臭いものにフタ解散だ」と述べています。

ロイターなどのメディアでも、「岸田文雄前首相が退任するきっかけとなった派閥の裏金問題を巡る自民党の対応に、有権者がどのような判断を下すかが最大の焦点となる」と報道していますが、総選挙のテーマとしては矮小化されていないのだろうかと思います。


メディアがつくった「政治と金」という矮小化されたテーマ

そもそも、政治と金、裏金問題に対して国民は腹の底から激怒しているのかという疑問があります。筆者には、メディアがワアワアと騒ぐから、テレビばかり見ている人が追随しているだけに見えて、テレビ報道を真に受けない若い世代はどう判断するのか、極めて興味深いものがあります。

はっきり言って、これまでの日本の政治はメディアの意見に左右された高齢者の動向で動いてきました。かつての非自民・非共産8党派の連立政権である細川政権も、媚中親韓で日本を奈落の底に落とした民主党政権もメディアが作り上げた政権です。

事実、細川政権は。リクルート事件などの汚職スキャンダルで、また民主党政権は、年金問題や政治とカネの問題で、それぞれ連日のメディアによる強烈なバッシングによってつくられました。テレビをつければ、自民党のスキャンダルばかりですから、情報に流されやすい団塊の世代以上の年齢の人は、これを真に受けて非自民政権の樹立に一役買いました。

しかし、非自民政権の現実の振る舞いを見てキャンペーンから目覚めると非自民政権を見捨てています。団塊の世代以上の人は、情報という名の情緒に流されすぎなのです。

実際、日本テレビのニュース番組をみても、毎日芸能人の偉そうなコメントを聞かなければなりませんが、こうしたコメントはテレビ局側が用意したものであることはすぐにわかります。彼らはセリフを暗記するのが得意ですので、「いかにも」という発言をするのですが、あまりにもできすぎで、そこまでして世論誘導したいのかと思ってしまします。

この点から考えると、団塊の世代以上の人は、これからもメディアの誘導に、TV以外に情報源がない人は、振り回されるでしょう。事実、国民の人口の三分の一はいますから、メディアの情緒報道に振り回されるとはおもいますが、ただ、みんな後期高齢者以上になっており、かつての投票行動を左右する力には期待できないと思います。

現場を見ればわかるのですが、業界や団体の利益のために自民党員になっている人を除いて、個人の資格で入っている自民党員は超高齢です。共産党や創価学会を見てごらんなさい、熱心な活動家は80歳以上と見て間違いないでしょう。この人たちに、選挙のウエーブを作る力はもはやありません。これが、最近のあらゆる選挙の情勢を読めなくなってしまった原因です。

したがって、メディアが政治と金の問題を取り上げても、どこまで有効なのかはだれにもわかりません。TV等の情緒情報に左右されない団塊の世代以降の人の動向が何よりも大切になると思います。


「政治と金」20億円を着服した小沢一郎氏の「金言」

立民の選対本部長代行の小沢氏は、20億円超の不記載で訴追された陸山会の代表者。



小沢一郎氏の政治資金管理団体の睦山会は、例年のごとく政治資金規正法に基づく報告義務の不履行や資金の不透明な流れが指摘されていました。特に、土地購入に関連する資金の流れや、献金の出所に関する疑惑が取り沙汰されていましたが、2009年に、西松建設からの違法献金をめぐる問題が浮上し、小沢氏の秘書が逮捕される事態を引き起こし、本人も検察審査会から「20億円超の不記載で」強制起訴されています。

そんな、「裏金議員」の先駆者ともいえる小沢氏が、こんな「金言」を述べています。(朝日新聞)

小沢:(自民党が「裏金議員」の比例重複立候補を認めないことについて)なおさら自民党は頑張るわな。それが強いんだよ。日本人はそういうのに弱い。人間関係、情緒的な関係で投票する。だから情緒に訴えて一生懸命やった方が、日本では強い。

自民党はスキャンダルで選挙やって負けたことはない。マスコミが何を書こうが、誰が何を言おうが、一生懸命だからスキャンダルの時はたいがい勝っている。

(立憲が呼びかける野党各党の候補者一本化は)明日(9日)解散だもの。魔法使いでもない限り、難しいんじゃないか。しょうがない。解散してからなんて、できっこない。(野田佳彦代表の新執行部発足から)2週間あったんだから、その間にできるだけのことをやらなくちゃいけなかったんだ。(記者団の取材に)



ただ、小沢氏は1日のX(旧ツイッター)で、を更新。裏金議員について警鐘を鳴らしてもいます。
・「裏金議員、ダメ。ゼッタイ」と書き出した上で「これこそ今回の解散総選挙の最大のテーマになる」と投げかけた。
・この国の行く末を議論する前に、まず、故意に法を犯し脱税してきた自民党裏金議員を、国会の場から追放することが不可欠。もはや彼らには法律も政策も語る資格は無い。


とも述べています。上が本音、下が建前であることは間違いなく、下のX発言をみて「あんたには言われたくない」と思う人も多いことでしょう。


傲慢なメディアの終わりの始まり

自民党総裁選の時に、メディア(及びそれを裏で支配するなにものか)が、自民党総裁選における重要テーマを矮小化させていると筆者が思うことがありました。当初は、この国をどうするかということで、 経済政策、 社会保障と人口問題、外交・安全保障、憲法改正、などの国家の根幹にかかわる政策論争が行われるべきだったのです。

しかし、いつの間にかメディア誘導の討論では、政策活動費の廃止、選択的夫婦別姓の導入、防衛増税の停止、解雇規制の緩和、保険証廃止計画の見直し、などメディアが気にする(利害関係がある)個別の話にすりかえられて、国家の大局についての論議はされませんでした。その過程で、最も国家観のない石破氏が総裁にえらばれたのは当然の帰結かもしれません。

かつて、安倍元総理は、民主党からの政権奪還のスタートともなった2012年の自民党総裁選の出陣式で「この戦いはまさに日本を取り戻す戦いであります」と宣言し、同年の総選挙では「日本を取り戻す」をスローガンに掲げ、復興、経済再生、教育再生、外交再生、暮らしの再生の5つのテーマを訴え、圧勝しました。

これを見ればお分かりの様に、大きな理想を掲げなければ選挙には勝てません。したがって、今選挙における立憲民主党の『裏金・脱税を許さない』、 公明党の『令和の政治改革』などは論外としか言いようがないのですが、彼らを操縦するメディアの意向なのですからしょうがないともいえます。

ものの見方として以下のことを教えられたことがあります。

メディアが一斉に同じスキャンダルを流したら、その影に隠れた同時期の政策をチェック
スキャンダル報道で得するプレイヤーをチェック
報道「されない」ことで得する人々をチェック


今回の総選挙で誰が得をするのか、こんな情報があります。
「岸田さん,石破内閣は短命だからスグ俺が再登板だぁなんて側近に言ってるそうです(゚Д゚)」

総選挙がどういう結果になるのか自民党総裁選の時の様に予測はつきません。

しかし、言えることは、TV情報のみを信ずる団塊の世代以上の高齢者にはもはや世論を動かす力がないことからメディアの思惑通りにはならないことは確かで、今回の総選挙で一番笑った人が、最大の利益を受けることになります。

それが誰なのか、岸田前首相という噂もありますが、現時点では私にもわかりません。結末から判断するほかはなさそうです。

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