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中国の動向を日米はどうみているのか―中国の現況 Ⅲ
「中国政府の動向と今後」に引き続き、「中国の動向を日米はどうみているのか」について、当ブログが最も信頼する情報筋にお話を伺いました。(シリーズ最終回です)
⑩米国の反応は?
米中貿易摩擦をみるまでもなく、トランプ大統領は中国を本気で潰そうとしています。ただ、トランプ大統領はそれほど人権問題に関心があるわけではありません。あくまでも基準は自国の損か得かだけです。
一方、アメリカ民主党の本音は、アメリカ国民の中国嫌いの世論に配慮しているのが真相です。
⑪日本政府の対応は?
安倍政権が日中友好にシフトしたという話もありますが、日米間の強い連携は揺るぐことはなく、安倍総理自身、トランプ氏の世界戦略の指南役を自認しています。
中国が日本に接近しているのは単に経済的な問題です。要は中国は金に困っているので、アメリカの攻撃をかわしてほしくて日本に近づいてきているだけです。
中国に対して、安倍総理は貸しを作ること、アメリカに対しては振り上げた拳をうまく下ろさせてあげることを考えています。(実はすでに約束をしているようです)
今後、日本政府は人権問題(主に香港問題)については遠慮せずにはっきりと物を言うつもりでいるようです。
⑫補足:メディアは中国問題の真相を捉えているのか?
メディアの様子を見ると、みんな自分の給料のことのほうに関心が強く、はっきり言って世界の政治経済がどのようになろうとお構いなしです。
偏向的で極端な記事を書く者も増えています。それほど質が落ちているし、何のポリシーもなく、「表現の自由、言論の自由、報道の自由」と機械仕掛けのおもちゃのように言い続けているだけです。
このように幼稚な頭の中だけで物事を見たり、判断しているため、中国の真実が全く見えていません。
(了)
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