おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

2017桜井神社 奇祭餅押し祭り 2 (投げ入れられる餅に男たちの手が体が伸びる)《糸島市志摩桜井》

2017年01月13日 06時54分14秒 | 日記

 

 

桜井神社は糸島市志摩にある。福岡市の中心部からだと高速を使えば30分ほどで着くことができる。

 慶長十五年(1610)六月朔より二日の暁にかけて、大雷雨が起こり突如電光一閃のうちに岩戸神窟が開けご神霊が顕現された。

それから、様々な霊験あらたかなことが起こり、それを聞き及ばれた福岡藩二代目藩主黒田忠之公が、

寛永9年(1632)に現在の豪華絢爛なご社殿をご創建され

現在もその当時の姿を留め本殿・拝殿・楼門は福岡県の重要文化財に指定されている。(桜井神社HP参照)

餅ち押し祭りは、厄除け招福を祈願し歴史をさかのぼれば、江戸時代より行われているという。

8時より開始される餅押し祭りだが、早めに桜井神社へと向かった。

 

拝殿へ向かうと、地元の皆さんがお神酒とスルメ・コンブで接待をされていた。

お酒は飲めないので、スルメをいただいて拝殿へ参拝を済ませた。

この後、2時間近く神楽殿で炎を見ながら、じんわりと体を温め時間をやり過ごした。

 

30㎝程の鏡餅が厄年の男たちの手から、拝殿下で待ち構える締め込み姿の男たちの中へ投げ入れられる。

ひとつの餅を巡って男たちの熱い戦いが開始された。