暖冬といわれた今年の冬もここにきて、福岡でも雪がちらつく日が見られるようになった。
それでも、花たちの歩みは例年に比べると、さらに早くなったような気がする。
鎮国寺は宗像大社の近くにある空海ゆかりのお寺である。
真言宗御室派、山号は屏風山であり本尊は大日如来である。
建立されてから1200年余の間、世のうつろいを見守っている。
この鎮国寺の本殿の前の淡紅梅は、全体的に赤みを帯びた花をつけている。
まだ早いだろうと思いながら、週末に宗像大社と合わせて行ってみたが淡紅梅は5分咲きほどだった。
緋寒桜がほころび始めてメジロが枝から枝へと渡り、春が来たことを知らせてくれていた。