今日は日本橋の三越美術館で開催されている
「茶箱・茶籠展」
銀座和光並木ホールで開催されている
羽村市が誇る、芸術家の並木恒延さんの
個展を訪れました。
茶道を学ぶ人にはとても興味深い
「茶箱、茶籠展」です。
三井家代々の茶箱や茶籠が公開されおり、
「はは~!!」と見入ってしまいました。
襖絵もとても手の込んだものが展示されていたり、
お茶碗も「ほたる」という楽焼に目を奪われました。
恒延さんの個展には平日の昼間なのに
かなりの方が訪れてらしていました。
和光では3年ぶり4回目となる個展。四季折々の美しい眺めを
意味する「雪月花」がテーマです。
「さまざまな風景を描いてきた自分自身の集大成としても、
日本人の心に響く『雪月花』に挑戦したい」と熱い
思いがあったそうです。
また、今年は和光並木ホールという新しい空間での開催という
こともあって、さらに意欲を燃やされたとか。
出品されるていた作品は100号の大作から風炉先屏風、そして幅広いモチーフが
魅力的なミニアチュールまで、日本の美が凝縮された50余点の漆絵たちです。
「漆とは、限りなく地味で、限りなく華麗なもの」と恒延さんがおっしゃる通り、
研出蒔絵や螺鈿、卵殻など、細緻にして絶妙な表現が、モノトーンの空間に
華やかな彩りを添え、季節を感じる豊かな情景が会場一面に繰り広げられて
いました。
奥様が「24時間、一緒に作るんですよ。農家の奥さんと
一緒です」と笑いながらおっしゃってました。
私は恒延さんはアトリエにこもり、奥様は陰で支えていらっしゃる・・と
ばかり思っていたので驚きました。
「ほら、見てください」と手をだされると爪に漆の黒が・・・。
国立近代美術館から「買い取りたい」という申し出でが
あったそうで、羽村の芸術家、並木恒延さんの作品が
国立近代美術館に展示されるのか・・!!と思うと
市民として嬉しい反面、だんだん、遠い存在になって
いってしまうような・・
「本物に触れることが大事です」と
奥様がおっしゃったことが心に響きました。
食にしても、音楽にしても、絵にしても「本物」を
知らないことは生きていく上で「哀しい」ことだと
思います。
市民が誰でもいつでも、恒延さんの作品を
観ることができる「場所」や「機会」があればなあ・・と
思うのは私だけでしょうか?
「茶箱・茶籠展」
銀座和光並木ホールで開催されている
羽村市が誇る、芸術家の並木恒延さんの
個展を訪れました。
茶道を学ぶ人にはとても興味深い
「茶箱、茶籠展」です。
三井家代々の茶箱や茶籠が公開されおり、
「はは~!!」と見入ってしまいました。
襖絵もとても手の込んだものが展示されていたり、
お茶碗も「ほたる」という楽焼に目を奪われました。
恒延さんの個展には平日の昼間なのに
かなりの方が訪れてらしていました。
和光では3年ぶり4回目となる個展。四季折々の美しい眺めを
意味する「雪月花」がテーマです。
「さまざまな風景を描いてきた自分自身の集大成としても、
日本人の心に響く『雪月花』に挑戦したい」と熱い
思いがあったそうです。
また、今年は和光並木ホールという新しい空間での開催という
こともあって、さらに意欲を燃やされたとか。
出品されるていた作品は100号の大作から風炉先屏風、そして幅広いモチーフが
魅力的なミニアチュールまで、日本の美が凝縮された50余点の漆絵たちです。
「漆とは、限りなく地味で、限りなく華麗なもの」と恒延さんがおっしゃる通り、
研出蒔絵や螺鈿、卵殻など、細緻にして絶妙な表現が、モノトーンの空間に
華やかな彩りを添え、季節を感じる豊かな情景が会場一面に繰り広げられて
いました。
奥様が「24時間、一緒に作るんですよ。農家の奥さんと
一緒です」と笑いながらおっしゃってました。
私は恒延さんはアトリエにこもり、奥様は陰で支えていらっしゃる・・と
ばかり思っていたので驚きました。
「ほら、見てください」と手をだされると爪に漆の黒が・・・。
国立近代美術館から「買い取りたい」という申し出でが
あったそうで、羽村の芸術家、並木恒延さんの作品が
国立近代美術館に展示されるのか・・!!と思うと
市民として嬉しい反面、だんだん、遠い存在になって
いってしまうような・・
「本物に触れることが大事です」と
奥様がおっしゃったことが心に響きました。
食にしても、音楽にしても、絵にしても「本物」を
知らないことは生きていく上で「哀しい」ことだと
思います。
市民が誰でもいつでも、恒延さんの作品を
観ることができる「場所」や「機会」があればなあ・・と
思うのは私だけでしょうか?