あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

臨時議会

2009-07-25 11:22:51 | Weblog
昨日は臨時議会。
9時30分から厚生委員会も開かれました。

議会は補正予算と人事案件がおもなところ。
人事は森田副市長が7月末で退任し、
後任に元収入役の北村さんが選任されました。

森田副市長には私も母も大変にお世話になりました。
穏やかで、お人柄も素晴らしく、
紳士な森田副市長。
議会での私の質問にも私が求めている回答を的確に
返してくださったり、丁寧に市の現状、考えを
説明してくださいました。

会合でのご挨拶もとても「巧み」でらして、
聞いている私は、そのたびに「聞きほれて」
しまっていました。

あと1週間しか、市役所ではお目にかかれないのか。。。。と
思うとさびしい限り。
今後のご活躍を心から期待しております。
そして、羽村市を、
厳しく、そして、温かい目でいつまでも
見ていてほしいな、と思います。

「一日一生」

2009-07-25 10:40:39 | Weblog
23日は民主党東京フォーラムが開催されました。
「おいでね~」と親しくさせていただいている
他自治体の先輩議員さん、何人からかも
誘われたこともあり、(羽村市は都内から遠いので
皆さん、気を使ってくれています)出席しました。

総会のあとに玄秀盛さんの講演会がありました。
新宿、歌舞伎町に<駆け込み寺>とも言える
「新宿救護センター」を02年に立ち上げた方です。
(もっともご自身が天台宗の僧侶なので「寺」でも
よいのかもしれません)

DV、ストーカー、多重債務、家庭内暴力、精神疾患・・・
センターを開設してから
相談を受けた「被害者」は1万人を超える、ということです。

ご自身、急性白血病の可能性があるウイルスの抗体検査で
陽性反応が出て、発症すれば、余命は1年といいます。

在日韓国人2世の玄さんは両親とひとつ屋根の下で暮らした記憶がなく、
4人の父と4人の母の間をタライ回しに。
家庭ではうとまれ、学校でも国籍を理由に因縁をつけられ、
中学校を卒業と同時に就職し、30近くの職を経験し、
20代半ばで労働者派遣の会社も設立したそうで、
大阪や東京の繁華街で豪遊したそうです。

そういったときにわかった検査結果。

「誰かのために死ねたらいいかな」
社会の裏も表も知り尽くした経験を活かすために
「人が多いほどその分、不幸がある」場所、
歌舞伎町にセンターを開設したそうです。

貯金も財産も会社も何もかも、捨てて、活動だけに
打ち込んでいる玄さん。
「みなさんの街にも駆け込み寺を開設してほしい!
いつでも手伝いに行きます!」と
訴えていらっしゃいました。

セーフティーネットから漏れてしまった「弱者」を
救ってきた玄さんの話しに心を打たれました。

懇親会の席で、お話させていただいたのですが、
気さくで、会話も楽しいし、人間としての
魅力あふれる方でした。

実は、私は議会でDV関係を取り上げた関係で
DV被害者の方から何件か相談もありますし、
家庭内の問題でも多々、ご相談を受けます。

「相談者とは距離をおかな、あかんよ」と
玄さんはおっしゃいましたが、「距離」のとり方が
難しい・・・
「いつでも、あてにしてくれていいんやで!」と
笑っておっしゃってくださいました。

「1日一生!」そういう思いで毎日を生きているということ。
私もこれからは座右の銘」にしよう!と思います。