16~17日と、厚生委員会視察で秋田県へ。
16日は横手市へ。
「健康の駅よこて」の取り組みについて調査活動です。
「健康の駅」とは、健康のまちづくりをリードする施設であるとして、健康の駅推進機構(事務局:NPO法人地域交流センター)により認証された施設のこと。
横手市が目指す「健康の駅」とは、「健康をテーマとした市民の交流拠点」をメインコンセプトに、子どもから高齢者まですべての市民を対象にした事業構想です。
具体的には、「働き盛り世代の生活習慣病予防」「介護予防」「子育て支援」「幼児・学童の健全育成」といったように全てのライフステージにおいて「健康」をテーマとした活動に取り組み、活動継続の支援 がなされています。
その取り組みが評価され、昨年度、厚生労働省から
第1回健康寿命をのばそう!アワード
自治体部門厚生労働省健康局長優良賞を受賞したのです。
健康の駅は「大」「中」「小」と分類され、利用者はそれぞれの都合で
利用することができます。
「大」型施設は市内に3か所、トレーナーが常駐しています。
「中」型は、公民館などで開催。
一番、地域に密着している取り組みは「小」型。地域会館などで開催されます。
いつでも、どこでも、時間にあわせて「運動」を契機とした「健康づくり」が
できるのがいいですね。
私たちも「健康の駅よこてらくらく体操」を学んできました!
「通常は100円で販売しているんですよ」というDVDも資料として
いただきました。
羽村市でも、参考にできる取り組み。
現在、行われている介護予防施策が「子どもから高齢者まで、ライフステージにあわせた
運動を通じた介護予防」になるような工夫と仕組みを作り上げれば
実現できるのでは・・・?と視察後の反省会で委員同士で意見交換。
さて、2日目は秋田市のメガソ-ラー事業を視察。
最終処分所跡地を活用した事業です。
少ない日射、積雪、最終処分場跡地という“3重苦”を克服して事業性を確保した
事例。
群馬県太田市を参考に「包括的施設リース契約」で事業は
運営されています。
リース料の中に設備の建設コストだけでなく、発電所の稼働に付随して発生する定期点検、保守・修理のコストに加え、火災などに備えた各種保険に加入する費用も含まれているのです。
発電量を増やすため、「過積載」と呼ばれる手法を使用している点も見逃せません。。
秋田市のメガソーラーは、最大出力1.5MWのパワーコンディショナー(PCS)を設置しているため、
売電できる出力は1.5MWが最大になります。
しかし、敷地内には最大出力2.2MW分もの太陽光パネルを設置されています。
過積載にすると好天で日射量が十分にある場合、PCSの容量を超えた発電電力は売電できないので
無駄になります。しかし、日射量が弱くなってもパネルが多いためにPCSの最大出力に
近い発電量を維持できるのです。つまりPCSの設備利用率を上げられる利点があるのです。
日射量が少ない地域だからこその取り組みですね。
積雪対策としては、パネルを30度に傾けて設置し、パネルの最低地上高を1.5mまで上げています。。
雪がパネルに積もらないよう、滑り落とすことが狙いです。
また、最終処分場跡地の利用ということで、
表層利用しかできません。
そこで斜面部分に「三脚型架台」が採用されています。
長さ4mのパイプ4本を40~45度の角度で地面に放射状に突き刺し、地上に突き出た部分に
パネルをのせる支柱を接続金具で固定。地下2mまで斜めに差し込んだことで、
風力による引っ張りにも耐える強度を確保しています。
4.5ヘクタールの土地に9170枚のパネルが設置されている光景は
「圧巻」の一言。
売電契約は東北電力と20年契約を交わしたので、現在、国が示した
方向性には影響を受けないとのこと。
市民の皆さんもこの事業には注目しているそうで、
施設見学も多いそうです。
羽村市で、これだけの大規模な取り組みは難しいかもしれませんが、
再生可能エネルギーに対する自治体の取り組みとしては
学べる点が多々、ありました。
16日は横手市へ。
「健康の駅よこて」の取り組みについて調査活動です。
「健康の駅」とは、健康のまちづくりをリードする施設であるとして、健康の駅推進機構(事務局:NPO法人地域交流センター)により認証された施設のこと。
横手市が目指す「健康の駅」とは、「健康をテーマとした市民の交流拠点」をメインコンセプトに、子どもから高齢者まですべての市民を対象にした事業構想です。
具体的には、「働き盛り世代の生活習慣病予防」「介護予防」「子育て支援」「幼児・学童の健全育成」といったように全てのライフステージにおいて「健康」をテーマとした活動に取り組み、活動継続の支援 がなされています。
その取り組みが評価され、昨年度、厚生労働省から
第1回健康寿命をのばそう!アワード
自治体部門厚生労働省健康局長優良賞を受賞したのです。
健康の駅は「大」「中」「小」と分類され、利用者はそれぞれの都合で
利用することができます。
「大」型施設は市内に3か所、トレーナーが常駐しています。
「中」型は、公民館などで開催。
一番、地域に密着している取り組みは「小」型。地域会館などで開催されます。
いつでも、どこでも、時間にあわせて「運動」を契機とした「健康づくり」が
できるのがいいですね。
私たちも「健康の駅よこてらくらく体操」を学んできました!
「通常は100円で販売しているんですよ」というDVDも資料として
いただきました。
羽村市でも、参考にできる取り組み。
現在、行われている介護予防施策が「子どもから高齢者まで、ライフステージにあわせた
運動を通じた介護予防」になるような工夫と仕組みを作り上げれば
実現できるのでは・・・?と視察後の反省会で委員同士で意見交換。
さて、2日目は秋田市のメガソ-ラー事業を視察。
最終処分所跡地を活用した事業です。
少ない日射、積雪、最終処分場跡地という“3重苦”を克服して事業性を確保した
事例。
群馬県太田市を参考に「包括的施設リース契約」で事業は
運営されています。
リース料の中に設備の建設コストだけでなく、発電所の稼働に付随して発生する定期点検、保守・修理のコストに加え、火災などに備えた各種保険に加入する費用も含まれているのです。
発電量を増やすため、「過積載」と呼ばれる手法を使用している点も見逃せません。。
秋田市のメガソーラーは、最大出力1.5MWのパワーコンディショナー(PCS)を設置しているため、
売電できる出力は1.5MWが最大になります。
しかし、敷地内には最大出力2.2MW分もの太陽光パネルを設置されています。
過積載にすると好天で日射量が十分にある場合、PCSの容量を超えた発電電力は売電できないので
無駄になります。しかし、日射量が弱くなってもパネルが多いためにPCSの最大出力に
近い発電量を維持できるのです。つまりPCSの設備利用率を上げられる利点があるのです。
日射量が少ない地域だからこその取り組みですね。
積雪対策としては、パネルを30度に傾けて設置し、パネルの最低地上高を1.5mまで上げています。。
雪がパネルに積もらないよう、滑り落とすことが狙いです。
また、最終処分場跡地の利用ということで、
表層利用しかできません。
そこで斜面部分に「三脚型架台」が採用されています。
長さ4mのパイプ4本を40~45度の角度で地面に放射状に突き刺し、地上に突き出た部分に
パネルをのせる支柱を接続金具で固定。地下2mまで斜めに差し込んだことで、
風力による引っ張りにも耐える強度を確保しています。
4.5ヘクタールの土地に9170枚のパネルが設置されている光景は
「圧巻」の一言。
売電契約は東北電力と20年契約を交わしたので、現在、国が示した
方向性には影響を受けないとのこと。
市民の皆さんもこの事業には注目しているそうで、
施設見学も多いそうです。
羽村市で、これだけの大規模な取り組みは難しいかもしれませんが、
再生可能エネルギーに対する自治体の取り組みとしては
学べる点が多々、ありました。