あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

決算審査 終了し・・・・

2016-09-24 10:56:12 | Weblog
  




道端に咲いている彼岸花。
会議の為に資料を読み砕いたり、会議で頭をフル回転させて
いた日々の体には「優しいなあ・・・」と
ホッとします。

昨日で平成27年度決算審査が終了しました。

全ての会計が「原案認定」となりました。

総体的に感じたことは「議論」する時間が足りないなあ・・と
思う。
というってだらだら時間をかけるのではなく、
「密度の濃い」
内容。
私自身も反省しますが、もっと時間をかけて勉強して、いろいろと
資料を読み砕いたり、幅広い視点からその問題を
質問していく必要を感じました。
(少なくとも、事業について内容を聴いたり、
過去の数値を聴いたりするのは避けたい・・自分で事前に
調べておけばよいのだから)
私自身も勉強不足。

一般会計について、私たち会派は「賛成」しました。
以下、賛成の意見開陳の内容です。

「平成27年度は平成21年度以来、6年ぶりに普通交付税の不交付団体となった
年度でした。
転出者が転入者を上回り、高齢化率は22.9%から23,99%。少子高齢化も進み、また、近隣市の大手企業の撤退が決まる等、市を取り巻く状況は厳しい年度でありました。
年度末には国からの「地方創生加速化交付金」が交付され事業の計画、実行を求められるなど
職員の皆さんにとっては、日常業務や長期総合計画の事業執行に加え、更に大規模な
事業計画と執行が求められ、ご苦労の多い年度であったと考えます。
平成27年度決算は、以前から訴えている羽村市の認知度向上、市民が「くらしてよかった」と
思える街づくりが実行されたか、という点に着目し、審査いたしました。
歳入に関しては、市民税収入は個人分は賃上げ効果などで伸びていますが、
賃上げ効果は市民全体に及んでいるわけではなく、全体的に見れば厳しい状況が続いている
ことは、保育園保育料の未済額が増えていること、生活保護受給世帯が微増していること、その影響は子どもにもおよび、要保護児童・生徒数が増えていることなど、からわかりました。
しかしながら納税の公平性は確保しなければならないと考えておりまして、「新たな滞納抑制」に重点をおいた収納対策が継続され、前年度を上回る収納率を達成したことは評価できることです。
定住促進、転入者を増やすためには「働く場があること」が重要だと考えており、
羽村市は「職住近接の街」であり「ものづくり産業の街」であることからも
ものづくり企業立地継続支援事業、企業誘致促進制度が一定の効果を果たしたことは
大変に評価できる点です。市内企業が継続して操業できる環境整備、企業誘致に向け、産業振興施策としての事業の遂行は勿論、シティプロモーションの一環として羽村市の魅力発信を企業に対しても行っていただくことを期待するものです。
若者の政治参画という点では、若者フォーラムの活動が活発に行われたことはわかりました。
市政への提言や実効性ある提案、他部門との連携やメンバー以外の羽村の若い世代への
アプローチ、ひいては羽村市の知名度向上、魅力発信に繋がる活動へ進化していくことを期待したいと思います。
平和啓発事業は戦後70周年という節目の年に相応しく、戦後70周年平和フォーラムの開催、
戦後70周年平和作文集の発行など、世界平和思想を訴えたことは高く評価いたします。
市民生活の面では市道203号、間坂街道拡幅工事、富士見公園の駐車場、トイレの改修
AZEMSプロジェクトの構築。
認知症高齢者グループホーム整備事業への補助、民間保育園の施設整備への支援、等々
多様な市民ニーズに応えた施策の実行、施策の前進が図られました。
市の業務を遂行していくには職員の皆さまのご努力があってこそ、でありますが、有給休暇の取得が前年度同様、三多摩26市中一番取得率が悪い7.7日であることは、ワークライフバランス実現という観点から、改善していっていただきたいと
申し上げさせていただきます。
財政面では経常収支比率が96.7%となりました。様々な要因はありますが、自立した自治体として、できれば、90%前半を維持できるよう、行財政改革を進めていっていただきたいと
思います。
以上、いろいろと述べさせていただきましたが、市民生活ニーズにこたえる施策の展開が図られたこと、そして羽村市の魅力発信、知名度向上、定住促進が一層、より図られることを期待して、平成27年度一般会計決算の認定に賛成の意見といたします。」