こどもを守るネットワーク。
ご存知でしょうか?
私も自宅このポスターは掲示しています。
「こどもを守るネットワーク」とは、三多摩地域に所在する企業、労働組合で構成されている組織です。
また、市町村には各種支援をお願いしています。
主にバス、タクシー、宅配トラック等の交通関係、インフラ関係の企業、市町村(公用車)です。
また、主な労働組合は、同企業の労働組合等です。
ネットワーク参加企業の社員・組合員が、車両業務中に、こどもの身の危険を察知、あるいは、こどもから救助を求めるサインが
示された際に、こどもを一時的に保護・警察へ通報する、という活動を行っています。
ネットワーク参加企業の車両には、指定ステッカーを貼り付けています。
安全のため、ステッカーは企業車限定にて番号管理し、一般車には貼付けていません。
現在、62社、24市町村、2金融機関、1共催事業(及び当該労働組合)が参加し、
登録車両(運行)台数は9146台。
羽村市は西多摩地域ではいち早く、参加しました。
このマーク。
市の公用車は勿論「はむらん」にも貼られているので、
目にしたことはあると思います。
昨日、第13回目となる総会が立川市内で開催され、出席しました。
昨年度、三多摩地域のこどもが被害にあった事件・不審者情報は。121件。
前年度が247件だったので、126件減っていますが、
依然として100件を超える高水準となっています。
「こどもを守るネットワーク-」登録車両がこどもの緊急サインを確認し、
一時保護にいたったという事例もあります。
昨日は府中市の、立川バスの「子どもを守る取組みについて」の報告が
ありました。
府中市の「わんわんパトロール」はとても興味深い取組みですね。
犬の散歩をしながら、子どもの見守りを行うというもの。
登録なさっている方は現在、392名だそうです。
総会後には中村ひろし都議会議員から
東京都の「東京都の子どもを守る政策」について講演がありました。
犯罪、交通事故、児童虐待、いじめ等‥、様々な分野での
東京都の施策について。
こどもを守るネットワークによる見守り以外に、
私たち一人ひとりが協力し、子どもの安全を守る必要があります。
そして、こども達には、自分の身に危険が迫ったら、「指定ステッカーが貼られた企業の車両」に、
気軽に声をかけてもらいたいと思います。