結婚記念日

５月３日は憲法記念日でもありますが、
我が家にとっては「母と父の結婚記念日」なのです。

父と母が結婚しなかったら私もこの世の中には
存在しないわけであり、私としては
「産んでくださってありがとう」という一日。

午前中に、資料に目を通し、課題となっている
窓ふきを済ませ、午後から、母と出かけました。

「のだめカンタービレ　後編」を観ることに
なっていたのです。

「もう一度、観たいなあ・・」と思わせられる映画でした。
前編も、もちろん、観ましたが、後編には
留学した音楽大学生の「苦悩」や
自分を乗り越えなければならない葛藤なども表現されて
いました。
結果をださなければ、認められない、音楽の世界。
一流か、三流しかない世界です。
映画全編に流れる、クラシックの名曲の数々も
楽しい。
ラベルのピアノコンチェルトは私の大好きな曲。
また、のだめが課題とされているショパンのソナタ。
ピアノを習っていたころ私も弾きました。
とても、難しい曲です。

映画の中でも「譜面を読む」というところが
ありましたが、私もまず、弾く前に作曲者がどういう
時代にその曲を書いたのか、どういう状況にあったのか、
そして、その頃の社会事情はどうであったのか、を
理解しなさい、と先生に言われ、実行していました。
作曲者の心が理解できないと、表現できない、と。

クラシック好きな人、そうでない人にも
お勧めできる映画だと思います。

その後、2人で母の好物をいただいて帰宅。
母にとって、良い結婚記念日だったのか？
プレゼントは母の日と合わせて・・にさせて
いただくこととします。
年金の支払いに追われてしまった情けない娘なのです。