健保組合からお手紙が届いたので、開封したら「ジェネリック薬品のご案内」。
要するに医療費を抑えるために処方されているお薬を同じ成分と効用がある後発の安いお薬に変更しませんか?
ということ。
2年ほど前にも同様の案内をいただいて、お医者さんに相談したところ、「医者が薬品のメーカーを指定することはできない云々」。
平たく言えば、ジェネリックに変更するのはやめてほしい旨を遠回しに言われて、「そっか」と了解した。
そして、また届いた。今度はお値段の比較表もついていた。
「なるほど。お安い」。
まぁ、健保組合としても医療費が圧迫していてつらいだろうし、私も支出はできるだけ削減したい。
かくて、再び変更を試みる。
お医者さんは同じなので、同じ相談をもちかけても蹴られる可能性ががる。
案内には「不明なことは薬剤師に相談してください」と書いてあったので、処方箋を出す際におすすめジェネリックのプリントも出して
「変更したいんですが」。
そうしたら、「処方箋に『ジェネリックへの変更不可』に✓が入っているので、こちらでは出しかねる」。
もっとも、クリニックに問い合わせて✓を外してもらうことは可能とのこと。
薬局から電話してもらうこともできたけど、それも感じがよくないので、自らクリニックに戻り、受付を通してお医者さんに依頼した。
対面ではなく、患者さんが次から次へと診療を受けていたこともあり、診療の合間にちょいちょいと問い合わせてもらったら、
たぶん余裕がなかったんでしょうねぇ。「✓外してよい」とお許しが出て、その訂正印入った処方箋をもって調剤薬局に戻り、
やっと薬が出た。
会計の時に思わず「やすっ!」。
それぐらいにジェネリック薬品はお値段が抑えられていた。
受付からは「支障があったら、また戻しますから」と言われたけど、これは戻したくないなぁ。
それから何日かはもともとあった元の薬を使い、今朝ようやく使いきったので、ドキドキしながらジェネリック薬品を点眼。
今まではさした瞬間、眼球にずーんとくる痛みがあったんだけど、それがない。これはいい。
あとは効用の問題。次の検診時に数値が上がっていたら、「相性がない(効き目ない)」と逆戻りになるけど、
数値がキープされていたら、これからも使い続けたいなぁ。
まぁ、お薬とお医者さんの関係性はいろいろありそうだからねぇ。
前回、却下されたのもそういうところがあったのだろう。
そういえば、かなり前にナントカカントカ言われ、お薬が変更になった。
それで点眼した時にずーんとくる痛みが来るようになって、「前の方がよかったなぁ」とは思ったけど、
やはりお値段が少しだけお安くなったので、ずっと我慢してたんだった。
患者は医薬品のことなんて、わからないから言われるがまま処方されたものを服用するしかない。
今も付き合いがある幼なじみが薬剤師の資格を持っていて、以前は薬局にも勤めていて、いあも資格を生かした仕事をしているので、
たまーにお薬の相談をすることはある。
幼なじみ自身、体調不良で医者にかかり処方された薬をみて、「ふーむ。これはなぁ」と思うこともある、と言ってたっけ。
今はコロナのせいで会うことも控えているけれど、落ち着いて再会した時に聞いてみようかな。
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