昨日、仕事が休みだったので、映画を観に行った。
超久しぶりの岩波ホール。お目当ては「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」。
5月中頃から上映されていたのだけど、気づかず。
新聞の映画評は完璧に見逃し、天声人語のネタにもなっていたのに、旅行中で手にすることもなく~。
先週、たまたま目にした地方紙の映画評で存在を知り、「東京ではどこでやっているかな?」と調べてビックリ。
上映が7月5日までになっている!(東京が先行。順次、国内各都市へというパターン)
上映回数が少ない。
10:15、14:15、18:15と1日3回。上映館は岩波ホールのみ。
なに? このレアさ。
と、何も知らずに思った。
最初は日曜日の18:15の回にしようかなと思った。日中、都内で用事があったから、その帰りに。
が、とっても疲れてしまったので、日を改めて出かけることにした。
で、昨日。10:00に神保町に到着するように出てみたら、地下鉄改札出た後の出口の階段にまで行列が!
え? まさかと一応、先頭まで確認しに行ったのが運のツキ。
戻って並び始めたら、10人前で10:15が満席になってしまった。
折角出てきたので、14:15の当日券を買い求め(さすがに整理番号はヒトケタ)、
蒸し暑い中、4時間の時間潰し。
どうしようかと思ったけど、水道橋駅に出て、お堀端に沿ってお茶の水駅まで歩き、
ニコライ堂やら湯島聖堂やら、神田明神あたりを散策。
そういえば、最近観た『江戸の凹凸』展でお茶の水界隈の浮世絵が随分と出ていたけど、
「あんまり、行かない場所だからピンと来ない」と思ったんだよねぇ。
おかげさまでお茶の水あたりの坂や傾斜の感じを歩いてみて、しっかり感じた。
昼食は万世橋のエキュートで鶏の唐揚げ定食。
ついでに旧万世橋駅のプラットホームにも上がってみたり。
秋葉原駅まで歩いてから、神保町へ戻り、神保町ブックセンターでアイス珈琲飲みながら読書にふけった。
で、やっと14:15。
この回も満席でえらい混雑ぶり。
整理番号ヒトケタだったので、一番前列に席をとり、足を投げ出して鑑賞~
映画自体が205分、事前の予告編5分、中盤に上映を中段して10分間の休憩。
合わせて3時間40分。
長かったわ~
いかもドキュメンタリーだから、ストーリーないし。
字幕を読みつつ、英語も聴きつつ、「ほー。英語でもけっこーわかるなぁ」と思いつつ、
必死で話についていった。
ニューヨーク公共図書館って、公立じゃなくてNPOによる運営だっただぁ。
本館以外に約92の分館があるって、すごすぎる。
デジタル系の資料、ビジネス支援、教育支援~しかも、子どものみならず教師や親への支援も充実させて~
イベントのみならず、プログラムがなんて多くて充実してるの!
黒人問題を扱ったり、黒人の方々への手厚いサービス。
ウワサには「すごく良い図書館」だということは聞いたことはあったものの、
ここまでスゴイとは!
感心しきりで、長かったけれど、映画が終わってほしくないような気持ちで観ていた。
しかし、始まり方も唐突なら、終わり方も唐突だったなぁ。
今後は恵比寿ガーデンプレイスとか吉祥寺の映画館で上映される予定だそうだし、
8月には横浜でも上映されるようだ。
4時間はキツイけど、まだ観に行きたい。
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