☆三井記念美術館 サイト
『開館15周年記念特別展 三井家が伝えた名品・優品』
第1部 東洋の古美術 ※7月29日(水)まで 11:00-16:00(入館は15:30)
日曜日、せっかく都心に出てきたので寄ってみた。
日本橋の地に美術館がオープンして15年、何度も足を運んできたお馴染みの美術館。
(以前の三井文庫はたしか板橋の方にあったと思うが、遠すぎて訪れたは一度もなかった)
まぁ、展示されているものもお馴染みだからね。
古銅の龍耳花入。
根津美術館の大内筒をよく似ている青磁の筒花入。なんと、秀吉から本願寺に伝わり、その後に三井家に入ったとか。
祥瑞の松竹梅花鳥文胴締水指。胴のキュッとしまったフォルムも内側に描かれた鷲だか鷹も素敵。
宋胡禄の柿香合、久しぶりに「すんころくを見た!」っていう満足感がわき出てしまった。
唐物肩衝茶入「遅桜」。久しぶり。
玳皮盞の鸞天目。国宝じゃないけど、鸞が優雅ですごく好き。
今回、たぶん初めてこの天目茶碗に添っていた天目台を鑑賞。
唐物の青貝菊文天目台。菊の花びらが螺鈿細工で一枚一枚ていねいに嵌め込まれている。
もちろん、漆も塗ってあって、盛り上がっていて立体的な表現。感動した~
三好粉引、御所丸茶碗は昨秋の高麗茶碗でも鑑賞したから、「あら、また?」。
やはり、三井コレクションを代表する逸品だから外せないでしょー。
南蛮砂張建水、16世紀のだって。建水なのに、存在感あり。
第2展示室には北野肩衝。久しぶりに見た。
第3展示室(茶室)は茶道具だけど、あんまし印象に残らず。
第4、5,6展示室は茶道具じゃないので、かるく流して鑑賞。
第7展示室は茶道具では主に明代の染付とか赤絵だったので、こちらもさらりと見た。
彫三島茶碗はさすがだな。
利休在判の南蛮瓶蓋平水指はすごかった。
ということで、三井記念美術館に行ったにはわりとサクッとした感じ。
「あら、もう出口だ」てな具合だった。
8月のセット券にはしなかった。(来月は都内でぶらぶらする余裕はなさそうなので)
秋の永楽がらみの展覧会に期待(来たい)。
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