本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
通説・俗説・虚説に惑わされない「真実」の世界を探究します。

明智憲三郎的世界2016年十大ニュース

2016年12月30日 | 427年目からの挑戦
 今年も「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を今一度洗濯いたし申候」と活動を展開してきました。皆様のご支援・ご声援に大変感謝しております。
 今年を振り返ると私にとってはとても大事なことが様々ありました。その中から絞って十大ニュースを選びましたのでご紹介いたします。

 1.『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社出版(5月)
 『本能寺の変 431年目の真実』文芸社文庫は蓋然性を高めるために証拠・推理を漏らさずに書きました。このため、もともと歴史に関心のある読者にはとても面白く読めます。一方で、歴史にあまり関心のない読者にはとっつきにくいと思います。そういう読者に是非、歴史の面白さに気付いていただきたいと思って、この本を書きました。今までの本能寺の変の定説・通説の変な話、その変な話を暴いて真実を見出す歴史捜査のやり方とその実際を25話に分けて、わかりやすく書きました。読者から好評をいただき、早速増刷、4刷です!
 >>> 『「本能寺の変」は変だ!』読者書評

 2.『本能寺の変 431年目の真実』40万部到達(6月)
 発売から丸三年。読者のご支持をいただき40万部まで到達しました。これまでの定説・通説はおかしい、でも新説のどれも納得できない。そう思っている読者がとても多かったのですね。amazonカスタメーレビューなどを見ると、相変わらず従来説に固執する「本能寺の変ムラ」からの風当たりは強いのですが、「ようやく腑に落ちた」「目からウロコ」「驚いた、でも納得した」という読者の声に勇気付けられます。
 >>> もはや本能寺の変に謎は存在しない!利休・秀次切腹事件にも!』
 >>> 石谷家文書発見の意義

 3.ルーツ解明第二段階に成功(6月)
 昨年は関東大震災で失われた系図を私から6代前(250年前)の明田利右衛門まで復元することに成功しました。今年は曾祖父が苗字を明田から明智へ戻す申請を明治政府に対して行い、認められた経緯の書かれた新聞記事を発見することができました。
 >>> 明智姓復姓の明治14年新聞記事発見!

 4.コミック「信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実」連載開始(8月)
 とうとう、コミックの世界へ拡大しました。別冊ヤングチャンピオンで拙著を原案とする藤堂裕氏の『信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実』の連載が始まりました。とても面白いです。いずれ単行本として出版され、それが原作となって映画やNHK大河ドラマへ、と夢が膨らみます。
 >>> 『信長を殺した男~本能寺の変431年目の真実』お試し読み

 5.ゲーム「100万人の信長の野望」コラボ開始(2月)
 とうとう、ゲームの世界へも拡大です。コーエーテクモゲームスがYahoo!モバゲーでサービス中の「100万人の信長の野望」と『本能寺の変 431年目の真実』とのコラボレーションイベントが2月から実施されました。
 >>> シブサワ・コウと明智憲三郎のインタビュー
 >>> 「100万人の信長の野望」コラボを語る

 6.TBSテレビ「世界ふしぎ発見」放送(7月)
 あの有名番組に『本能寺の変 431年目の真実』が取り上げられ、私も出演しました。実に丁寧で力のこもった番組作りをしていただきました。世の中の認知度が格段に高まったものと期待しています。ミステリーハンターの野々すみ花さんが番組のホームページに次のように書いてくださいました。
 明智光秀の子孫の方で、本能寺の変について長く研究を続けてこられた明智憲三郎さんです。その研究をまとめた本が、今までにない視点で描かれていると注目を集めているんです。お会いする前は、光秀の子孫の方ということで勝手な先入観が少しありました。やはり光秀の肩を持つというか、光秀は正しかったという考えをお持ちなのかと…。でも実際にお話を伺うと、全く違っていました。子孫の明智さんは、本能寺の変について多くの研究者が俗説を史実として扱っていることに驚いて、そこから研究を始められたそうです。それに「明智に限らず戦国時代という凄まじい時代を生きた人々について、事実が明らかになることを願っているだけで、僕の先祖が正しかったことを証明するためではないんです」と仰ったことも強く印象に残っています
 この番組が契機となって次々とテレビで取り上げていただきました。
 >>> 「世界ふしぎ発見」が発見した本能寺の変の真実
 >>> 朝日放送「ビーバップ!ハイヒール」出演
 >>> サンテレビ「カツヤマサヒコSHOW」出演
 >>> BS12「イトウセイコウの歴史再考」出演
 >>> BS11「尾上松也の古地図で謎解き」出演
 >>> TBS「7時に会いましょう」出演

 7.講談師神田蘭さんとの異色コラボ講演(11月)
 とうとう、講談の世界へも拡大です。本能寺の変の謎を解いてしまった研究者・明智憲三郎と講談界のニューヒロイン神田蘭による異色コラボ講演・歴史捜査授業「本能寺の変」は変だ!を一般社団法人織田木瓜紋会主催で11月8日、麻布区民センター区民ホールで開催しました。歴史の謎解きの面白さ、現代の講談の面白さを150人の受講者の方々に満喫していただきました。今後、各地で講演したいと思います。
 >>> 「本能寺の変」は変だ!異色コラボ講演会
 >>> 一般社団法人織田木瓜紋会

 8.中国語版『本能寺の変 431年目の真実』出版(7月)
 中国語版(繁体字版)が台湾で出版されました。表紙(上の写真)はなかなかきれいです。愛宕百韻の句文は日本語と併記されています。いろいろ工夫が必要だったと推察します。外国でも読んでいただけるのはうれしいですね。英語版、朝鮮語版なども出版されないかと期待します。
 >>> 中国語版『本能寺の変 431年目の真実』出版

 9.クリス・ペプラー氏ルーツ捜査(11月)
 11月21日、TBSテレビ「7時に会いましょう」で「クリス・ペプラーさんは明智光秀の子孫か?」が放送されました。それに先立ってルーツ捜査を行いました。いろいろな発見があり、とうとう驚きの結末へ。 ルーツ捜査の典型的な成功例ができました。
 >>> クリス・ペプラーは明智光秀の子孫?の歴史捜査

10.四国・北陸・北海道・甲信越・北関東での初講演(1・7・10・11月)
 講演が各地へ拡大しました。四国(松山道後温泉)、北陸(金沢)、北海道(札幌・釧路)、甲信越(松本)、北関東(宇都宮)はいずれも初講演です。講演回数も47回に大幅増加しました。
 また、毎月1回開催で12回の「織田信長公の真実」連続講座を浅草橋の居酒屋「楽膳楽酒」で開講しました。『織田信長 四三三年目の真実』幻冬舎をベースにして、極力多くの史料の活字にされた原文をご提供するように講座資料を作りました。毎回20~30名の受講をいただき、定説とは異なる信長の人物像をご理解いただきました。
 >>> 「織田信長公の真実」連続講座案内
 
 こうして今年の十大ニュースを振り返りますと様々な方向への「発展」の年だったと感じます。
 来年も「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を今一度洗濯いたし申候」と頑張りますので、よろしくお願いいたします。

【関連リンク】
 >>> 明智憲三郎的世界2015年十大ニュース
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 明智憲三郎著の第4作『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社・2016年5月14日発売!!
 「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を、今一度洗濯いたし申し候」。40万部突破の『本能寺の変 431年目の真実』の著者、明智憲三郎がさらなる歴史捜査を通じて、より解り易く「本能寺の変」の真実を解説した歴史ドキュメント! 「ハゲだから謀反って変だ! 」「歴史の流れ無視って変だ! 」「信長の油断って変だ! 」等々、まだある驚愕の真実に迫る!
 本能寺の変研究の欠陥を暴き、「本当の歴史」を知る面白さを説く!
 「若い方々や歴史に興味のない方々に歴史を好きになってもらいたいと思って書きました」
 明智憲三郎

 >>> サンテレビ「カツヤマサヒコSHOW」対談YouTube動画はこちら 
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【明智憲三郎著作一覧】
2016年5月発売
 『「本能寺の変」は変だ! 明智光秀の子孫による歴史捜査授業』文芸社
 >>> 文芸社のページ
2015年7月発売
 『織田信長 四三三年目の真実 信長脳を歴史捜査せよ!』幻冬舎
 >>> 幻冬舎のページ
2013年12月発売
 『本能寺の変 431年目の真実』文芸社文庫
 >>> 文芸社のページ
2009年3月発売
 『本能寺の変 四二七年目の真実』プレジデント社

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